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クラブ幹部がFW上田綺世のフェイエノールト移籍を公言「双方にとって記録的な取引」

2023.07.31

サークル・ブルッヘの幹部が上田綺世の交渉成立を公言 [写真]=Getty Images

 サークル・ブルッヘのテクニカルディレクター(TD)職に就くカルロス・アビーニャ氏が、同クラブに所属する日本代表FW上田綺世フェイエノールト移籍を公言したようだ。30日、オランダメディア『1908.nl』が報じている。

 かねてより、昨シーズンのジュピラー・プロ・リーグで22得点を記録した上田綺世フェイエノールトが関心を示していることが取り沙汰されていた。先日には、移籍金900万ユーロ(約14億円)にボーナス100万ユーロ(約1億5000万円)の付帯でクラブ間合意が報じられると、30日に行われたジュピラー・プロ・リーグ開幕節アントワープ戦ではベンチ外になり、正式発表が秒読みの段階にまで迫っている。

 そのなかで『1908.nl』によると、サークル・ブルッヘのカルロス・アビーニャTDは「これは我々にとって記録的な取引というだけではない」としつつ、「フェイエノールトも、これまでにいち選手にこれほどの金額を支払ったことはなかった。アヤセ・ウエダは我々と一緒に成長することができ、キャリアにおける重要な1年を過ごしたサークル・ブルッヘにとても感謝している」と両クラブ間で合意に達したことを認めた。

 またベルギーメディア『HLN』は、最大1000万ユーロ(ボーナス込み)の移籍金に加えて、売却条項も付帯していると指摘。将来的に、上田がフェイエノールトから他クラブに移籍した場合は、サークル・ブルッヘに売却額の20パーセントが支払われるとのことだ。

 オランダの御三家の一角をなすフェイエノールトは昨シーズン、アヤックスとPSVを寄せ付けない強さで、6シーズンぶりとなるエールディヴィジ優勝を成し遂げた。新シーズンはチャンピオンズリーグに出場するオランダ王者に、小野伸二と宮市亮に続く、クラブ史上3人目の日本人選手として上田綺世が在籍することになる。

By サッカーキング編集部

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