2008年の第87回全国高等学校サッカー選手権大会で、鹿児島城西高校(鹿児島)が1チームの大会史上最多得点記録となる29ゴールを挙げた。
当時の鹿児島城西は大迫勇也(ケルン)を擁して、高い攻撃力を全国の舞台でいかんなく発揮。1回戦で4ゴール、2回戦で5ゴールを挙げると、3回戦では大迫の2得点4アシストの活躍で宇都宮白楊高校(栃木)相手に7ゴールを記録。続く準々決勝、準決勝でも滝川第二高校(兵庫)や前橋育英高校(群馬)を相手に6ゴール、5ゴールを挙げ撃破し、決勝進出を果たす。
決勝では広島皆実(広島)から2ゴールを奪うも、2-3で敗れた。優勝には届かなかったが、大会を通して記録した29ゴールという成績は、帝京高校(東京)の持っていた1チーム最多ゴール記録を塗り替えることとなった。