来年は〝新体制〟で向かう。広島の選手会納会が27日、広島市内のホテルで開かれ、新選手会長に堂林翔太内野手(32)が選出された。会長補佐は野間峻祥外野手(30)、副会長は中崎翔太投手(31)、栗林良吏投手(27)が務める。

 納会で乾杯のあいさつに立った堂林は「正直不安もあり、自分のことで精いっぱいかもしれません」と切り出した。「しかし、選手会長をやることによって自分の成長につながると思った。皆さんの力をお借りしながら精いっぱい務めたい」と続けた。

 今年を「5年ぶりのAクラスだったが、優勝チームとは力の差を感じたシーズンだったと思う」と振り返り「来季は一人一人がより向上心、危機感を持ち、みんなで戦っていきましょう」と話した。そして最後に「2024年のリーグ優勝、日本一に向けてみんなで突き進んでいきましょう!」と力を込めていた。