サッカー日本代表がアジアカップ(カタール)で惨敗したことで、外国人監督の待望論が噴出している。

 日本は3大会ぶり5度目の優勝を目標に掲げて今大会に臨んだが、3日の準々決勝でイランに1―2と力負けして早々に8強で敗退。1次リーグでも格下イラクに敗れるなど結果、内容ともに低調に終わった。

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長は敗退後に森保監督の続投を表明し、4日に帰国した森保監督も「会長が続投という声をかけてくださるということであれば、自分のできることを全力で、チームのために、選手のために、日本のためにやっていきたい」と強い意欲を見せた。

 その一方で、ファンやサポーターの間からはチームの停滞を打破するために外国人監督の招へいを熱望する声が上がっている。SNS上では「JFAは役員報酬減らして外国人監督連れてこいよ 日本人監督だから意思疎通ができるとか言うけど、代表は8~9割海外組で、外国人監督のもと多国籍の選手に囲まれてELやCL闘ってるんだよ」「協会が日本人監督の育成してるのでたぶん外から呼んでこなそうでうけど…個人的には外国人監督全然有り むしろ呼んでこいよ派です笑」「選手の個のレベルは上がってて、監督のレベルが上がってない。選手の方が経験あるから。自国監督はあと5~10年早い。まだまだ外国人監督から日本人コーチが学ぶ時期」「忖度なく物が言える外国人呼んだほうがいい。ワールドカップの4年間を公務員みたいな組織体制で運営して上手くいくはずない。協会組織は必ず腐るから定期的に外部の空気を入れるべき」「代表も素晴らしい外国人監督必要」とチーム再建のためには外国人監督の手腕が必要とする意見が出ている。

 代表監督の適性を巡って議論を呼びそうだ。