ブラジル代表から外れているサウジアラビア1部アルヒラルのFWネイマール(32)が母国の敗戦に号泣した。

 フランスメディア「20minutos」によると、昨年10月にヒザの前十字靱帯などを負傷してから回復していない元フランス1部パリ・サンジェルマンのストライカーは、南米選手権(米国)準々決勝(6日=日本時間7日、ラスベガス)で母国ブラジルがウルグアイに0―0からPK戦の末に2―4で敗れた試合の結果を携帯電話で確認すると、人目もはばからず、その場で「泣き崩れた」という。

 同メディアは動画でネイマールが携帯電話を片手に号泣するシーンを公開し「ネイマールはまだ混乱している。ブラジル人スターはスタジアムにはいなかった」と指摘。その上で「元パリジャン(ネイマール)が携帯電話を見つめて泣き出す様子が見られる。ビニシウスらセレソンに幻滅したあと、騒がしいナイトクラブの中で愛する人たちに慰められていた」と伝えていた。

 ネイマールにとっても〝サッカー王国〟のベスト8敗退は大きなショックだったとみられる。

 ただ、負傷から復帰を目指している中、多くの友人に囲まれながらきらびやかなナイトクラブにいたことも事実。それだけに、スター選手の行動が今後に大きな波紋を広げそうだ。