ウィノナ・ライダーの「ストレンジャー・シングス」キャストに関する発言が話題。
ウィノナ・ライダーが最新作『ビートルジュース ビートルジュース』公開を記念してEsquire誌のインタビューに登場。しかし、インタビュー中に行った「ストレンジャー・シングス 未知の世界」に関する発言がソーシャルメディア上では大きな話題になっている。
「ストレンジャー・シングス」撮影開始から10年が経つが…
ライダーは「ストレンジャー・シングス」シーズン1からジョイス・バイヤーズ役で出演し続け、シーズン1で失踪した少年ウィル(ノア・シュナップ)およびその兄ジョナサン(チャーリー・ヒートン)の母親役を好演している。ライダーはそんな今作のシーズン1の撮影から10年が経っているということに対してリアクションしたのだが、その際の発言が不自然であったと話題になったのだ。
ウィノナ・ライダーは「10年ですって!?考えたことなかった。(当初の)私は『50代でこんな仕事続けられないよ!』って感じだったよ。大変なことでしょ。私くらいの年齢になると特にね。でも男の子たち(the boys)は大好きだし、セイディ(・シンク)もマヤ(・ホーク)も大好きよ。すばらしい経験になってる」と、10年にわたるシリーズの重みとキャストに対する愛を口にした。
しかし、なぜライダーは「男の子たちも女の子たちも(the boys and the girls)」と言わず、女性陣についてはシンクとホークの名前だけを挙げたのだろうか。シーズン1にはいなかったふたりの名前が挙げられ、シーズン1から登場しているミリー・ボビー・ブラウン(およびナンシー役のナタリア・ダイアー)の名前が挙げられなかったことがファンたちの中でも話題になっている。特に、ブラウンが演じるイレブンはポスターの中心を大きく飾るほどの主人公のひとり。彼女を差し置いてほかのキャストだけが「大好き」だと言及されたことに人々は違和感を覚えたようだ。
違和感を口にしたファンの投稿が“大バズり”
she hates Millie Bobby Brown man that’s so funny https://t.co/ZNjfBTxny5
— oscar (@onthewayjay) August 29, 2024
この発言について、あるX(旧Twitter)ユーザーが「彼女(ウィノナ)はミリー・ボビー・ブラウンが嫌いなのかよ、面白いな」と言及すると、その投稿に17万“いいね”が付き1,061万のインプレッションを獲得し“バズり”状態に。このリプライ欄では大きく議論が繰り広げられている。
もちろんリプライ欄には「彼女の名前を挙げなかっただけで嫌いという意味にはならないと思うよ」「これだけでは決めつけられないよ」とフラットな視点で反論したり、「この写真を見たらそうではないとわかる。ウィノナ・ライダーはミリーにとって人生のお手本だよ」とふたりのツーショットを投稿しているアカウントもある状態だ。
真相は定かではないが、ライダー本人がどこかのタイミングでこの疑惑に対してコメントを行うなどしない限り、本心は不明なままだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。