『インディ・ジョーンズ』をハリソン・フォード以外が演じることは、今後ないのかもしれない。特にクリス・プラットは、たとえオファーが来たとしても、引き受けるつもりはないという。
このたびポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演した俳優のクリス・プラットは、今後、自身がインディ・ジョーンズの衣装に袖を通すことはないと断言している。
『インディ・ジョーンズ』シリーズといえば、1981年に『レイダース/失われたアーク』、1984年に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、1989年に『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』、2008年に『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の4作が公開され、いずれも大ヒットを記録したアドベンチャー・アクション映画。主人公の考古学者インディ・ジョーンズを、4作品全てでハリソン・フォードが演じてきた。
そしてクリスはこのシリーズを引き受けるつもりがない理由について、過去のハリソンの発言に「ビビっている」ことを告白した。
「いつだったか、ハリソン・フォードの発言だと思われる一文を読んだことがあったんだ。それが本当に彼のものかどうかはわからないけど。でも、ぼくをこわがらせるには十分だった。それは『私が死ぬとき、それはインディ・ジョーンズも死ぬときだ』ってものだった」と明かしたクリスは、「それを見て思った。『もしハリソンが亡くなったあとに、ぼくがインディをやることになってしまったら、ハリソンの幽霊に呪われてしまうんじゃないか』って」と付け加えた。
クリスが見たというハリソンの発言とは、おそらくハリソンが2019年に出演したトーク番組「The Today Show」で飛び出したものだろう。
このときハリソンは、「わからないかな?私はインディ・ジョーンズだ。もし私が死んだら、彼も死ぬ。簡単なことだ」と発言していた。
なお、プラットが次期インディ・ジョーンズになるのではないかという報道が最初に流れたのは、2015年のこと。クリス本人はこのときも、「本当のことなんて何一つない」と全否定していた。