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三井ガーデンホテル初、全客室に洗濯機・電子レンジ・乾燥機 銀座築地
2024年9月18日 11:34
三井不動産と三井不動産ホテルマネジメントは、全室に洗濯乾燥機・電子レンジ・冷凍冷蔵庫を完備した「三井ガーデンホテル銀座築地」を9月30日にオープンする。
東銀座駅から徒歩3分、築地駅から徒歩4分に立地するホテル。三井ガーデンホテルズとして初めて、全室に洗濯乾燥機・電子レンジ・冷凍冷蔵庫を完備した。ベッド下には収納スペースを確保し、連泊時にも快適に過ごせる仕様としている。客室数は183室。
宿泊者専用の大浴場も用意。地下1階に洞窟のような空間に重厚感のある石積み、地下の岩肌をイメージした壁、モダンなモザイクタイルの浴槽、水面を表現する光の演出により、日常とは異なる上質なSPA体験を提供する。洗い場はシャワーブースを中心とし、使い勝手の良い規格とした。
客室タイプは、スタンダードクイーン(20.2m2)からアクセシブルトリプル(46.6m2)まで8タイプを用意。キッチンを設置した客室や、開放的な眺望が特長の客室などを展開する。
連泊を中心に、レジャーやリトリート、ビジネスなどを目的とする、国内外の利用客に対応する。最大収容人数は386名。
客室のデザインコンセプトは「LIFE COCOON」で、柔らかな繭に包まれるような空間に仕立てた。三井ガーデンホテルズのブランドタグライン「Stay in the Garden」を軸に、緑溢れるナチュラルな空間を構築。木製の客室備品やヨーロッパでヴィーガン認証を取得しているインバスアメニティ、バイオマス素材を使用したアメニティなどを採用することで、環境に配慮した取り組みに力を入れている。
ナイトウェアは、従来品よりも柔らかい新仕様で、肌触りの良い生地を採用し、デザイン性にこだわった。このほか、客室内TVでのチェックアウトや、ミライト・ワンが提供するエレベーター連携ロボット配送サービスを導入するなど、スマートな利用を叶える。
1階のエントランスは天高約6mの2層吹き抜けガラス張りで、ロビーと街並みとの繋がりを演出。ロビーの中央には2本のシンボルツリーと多彩な植物を配した。シンボルツリーの足元には、三井不動産グループが北海道に保有する、森林の間伐材を活用したテーブルやベンチも設える。
2階のリフレッシュスペースは「TREE HOUSE」をイメージし、緑豊かなロビーを見渡せる空間が特長。ハイカウンターとソファ、趣の異なる2つのエリアで構成されたスペースには、暖色系の間接照明などを採り入れた。リサイクルガラスの花器やアップサイクルのレザーフラワーなど、サステナブルを表現したアート作品も展示する。
無料のネスプレッソ・コーヒーマシンも設置し、集中したい時のワークスペース、滞在中の気分転換や入浴後の休憩の場など、ホテル滞在の中で思いのまま過ごす客室以外の“居場所”として利用できる。
1階のロビーにカフェ「ONO Market-Deli＆cafe GINZA-」、14階にレストラン「GINZA ONO Gratia-Smoke Dining-」をオープン。福岡・京都を中心に、ミシュランガイドへの掲載実績をもつオーベルジュや多彩なレストランを展開するONO GROUPが東京に初出店する。
ONO Market-Deli＆cafe GINZA-は、ドリンクをはじめ、焼きたてパンやフルーツを使用したタルトなど、多彩なメニューをラインナップ。
GINZA ONO Gratia-Smoke Dining-は、ホテル最上階の14階に展開。高温の炎で食材のおいしさを引き出す薪火料理を提供する。薪の炎を眺められるオープンキッチンを設け、ライブ感を演出した。
朝食は、ハーフビュッフェに加えて、数種のメインメニューから好みの料理を選べる形式を採用。連泊客にも、飽きのこないバリエーション豊かな料理を提供する。
9階には、ヨーロッパのフィットネスマシンメーカー「テクノジム」のダンベルやバイク、トレッドミルを揃えたフィットネスジムを用意。宿泊者専用で、無料で利用できる。
また、1階には1902年に食器専門問屋として開業した岩間陶器店の和食器小売店「うりきり屋(URIKIRIYA)」を併設。小皿や盛鉢など常時6,000点の商品を扱う。
所在地は、東京都中央区築地4丁目7-1。運営は三井不動産ホテルマネジメント。敷地面積は761.06m2。延床面積は8,347.81m2。
