温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

山と温泉のきろく


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【すべて1人泊可能】各都道府県から1軒ずつ、2食付き1万円以下で1人で泊まれる温泉宿を選出した【全47軒】

1人でも、お湯が良くて食事もおいしい宿にできるだけ安く泊まりたい

温泉宿の宿泊料金が高騰する昨今、お安く泊まれる温泉宿を探すことも年々難しくなっています。ただでさえ割高になりがちな「1人で泊まる」のであれば尚更です。

しかし「2食付き1万円以下で1人で泊まれる宿」も探せばまだあります。

たとえばこちらの写真↓は、尾瀬の玄関口となる尾瀬戸倉温泉にある温泉付きペンションですが。

浴室は清潔で卵臭の香る湯を楽しめます。そして食事は朝夕ともにすごいボリュームで味もすばらしい!

滞在中はコーヒーやお茶を自由に飲めてお茶菓子もたくさん置いてあってサービスも満点!なのに平日7500円、休前日8000円で1人で泊まれます。

今年のGWはこちらに2泊して至仏山登山を楽しんできました。尾瀬の玄関口というと交通が不便そうに思われるかもしれませんが、沼田駅からバス1本で宿の目の前まで行けます。こういう宿も探せばあります。

本稿では

・2食付き1万円以下で1人泊可能

・Web予約可能

・公共交通機関(+あれば宿の送迎)でアクセス可能

という条件を満たした中で、私が個人的に「ここに泊まってみたい」と思えた宿を、各都道府県から1軒ずつ合計47軒選出しました。多くは「古いけれどお湯が良さそう」だったり「値段のわりに食事がおいしそう」な宿です。

ただし、県によってはもともと温泉宿が少なく、お安く泊まれる宿がほぼない県もあります。その場合は宿泊料金が1万円を少し超えてしまっていることもありますが、ご了承いただけますと幸いです。

物価高で旅館の宿泊料金は高騰し続けており、記事を書き始めた時点では1万円以内で泊まれた宿が、公開時点では1万円では泊まれなくなっていてあわてて修正!というケースもいくつかありました。こちらに掲載している情報はあくまで記事公開日時点での情報であることをご承知おきください。

また、宿泊料金の安い宿の中にはWeb予約ができず、電話のみで予約を受けている宿もありますが、今回ご紹介する宿はすべて「Web予約可能な宿」から選出しています。
理由は、電話予約のみの宿をご紹介して、この記事を読んだ方から予約電話が殺到してしまうと宿に迷惑がかかってしまうからです。Web予約可能な宿であれば多くの人はWeb経由で予約するでしょうから、予約が殺到しても空室が埋まるだけで宿の迷惑になることは少ないだろうと思っています。

私自身が泊まってみたい宿を集めたリストではありますが、多くの方の旅のきっかけになりましたらうれしいです。

また、今回選出した47軒から惜しくも選に漏れた宿18軒についての情報をnoteにまとめました。

すごく良い宿だけど既に人気過ぎて予約が取りにくかったり、2食付き1万円をわずかに超えてしまった宿などをご紹介しています。メンバーシップ会員向けになりますが、600円のスタンダードプランで読めますのでよろしければご検討ください。(記事単品でも1000円で購入できます)

手前味噌ですが、私なりの「一人旅に優しい温泉宿」の選び方については著書にも詳しく書いていますので、ご興味のある方は手に取っていただけますと幸いです。

◆ お知らせ ◆
noteでメンバーシップ運営中!
温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。

著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

安い宿には高級宿以上に相性があり、いい宿かは泊まってみないとわからない

当ブログで毎年公開している「各都道府県から1軒ずつ、今年1番泊まりたい宿を47軒選ぶ」というテーマの記事があります。

この記事では高級旅館だけではなくさまざまな価格帯の宿を選ぶようにしているのですが、そもそも1人泊の宿泊料金が割高になりがちということもあって「宿泊料金が高い宿が多い」という感想をいただくことがありました。

私自身も高級旅館にばかり泊まっているわけではないですし、お安く泊まれる温泉宿でも気になっている宿はいくつもあります。しかし、安く泊まれる宿には安い理由(一般的な旅館にはある設備やアメニティ、サービスがない。食事が簡素。建物が古いなど)があることも多く、高級旅館が何軒もラインナップされている中に格安な宿を混ぜて紹介することには抵抗がありました。それで「安く泊まれる宿」だけを集めたこの記事を公開することにしたのです。

先にもご説明した通り、1万円を少し超える宿をご紹介している県もありますし「47軒にこだわらず、本当に良さそうな宿だけ紹介すればいいのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし「明らかに良さそうな宿」だけを選ぶとやはりエリアに偏りが出てしまい「うちの近くの宿は紹介してくれないの?」ということになったりするので、この記事についてはあえて47都道府県から1軒ずつ選ぶことにこだわりました。

ただ、安い温泉宿には高級旅館以上に当たり外れと言いますか、相性があります。
「安い」ということは「高い宿には当たり前にある何かがない」ゆえに安いのだ、ということが多いというか、それが当然だからです。
「建物・設備が古い」「露天風呂がなく内湯のみ」「浴室の利用時間が短い」「食事が簡素」「アメニティやサービスを削っている」という宿は多いですが、その限りではなくさまざまなケースがあります。「自分にとってこれは譲れない」部分がない宿だと、泊まったことを後悔してしまうかもしれません。

↑こちらの記事に詳しく書いていますのでメンバーシップ会員の方には読んでいただきたいのですが、有料部分に書いた内容の中で重要な箇所をかいつまんで説明すると、お安い宿の中には防犯面で不安のある宿もたまにあります。泊まって初めてわかることも多いので、そのあたりに抵抗がある方はあまりお安い宿はやめておいたほうがいいと思います。

実は、私自身もかつては「あまり安い宿は難しいな」と思っていたのですが、年齢を重ねたのと登山を始めてテントや山小屋で泊まるようになったことで以前よりは大丈夫になってきたところがあります。しかし、女性の方は特にですが、お安い宿に泊まるときは高級宿に泊まるときよりも防犯意識を高く持っておいたほうがいいことは間違いありません。

女性に限らずですがきれいな宿に泊まって「いわゆる温泉旅館」のサービスを受けたい方は、本稿ではなくこちらの記事を参考にしていただければと思います。

宿泊料金の表示と掲載写真について

「1人泊で1泊2食付きで泊まったときの最低料金」税込価格を表示しています。なので、素泊まり、あるいは朝食のみのプランならもっと安く泊まれる場合もあります。

また、過去には私自身がこれまで宿泊した宿泊料金が安めの宿をまとめた記事も公開しています。

本稿とは異なり「土曜日も1人で1万円(1万5千円)以下で泊まれる」という、より厳しい条件で宿を厳選しています。しかし1年前の記事なので、現在は土曜日は泊まれなかったり、宿泊料金が上がっている可能性はかなりあると思います。ご参考まで。

また、2食付き1万円以下で泊まれるプランは「ビジネスプラン」「湯治プラン」などその宿のスタンダードな食事プランよりも品数の少ないプランであることが多いです。ですが本文中の写真は、私自身が泊まったことのある宿以外はじゃらんのアフィリエイトプログラムを利用して宿から提供されている写真を掲載しているため、料理写真は1万円以下の宿泊プランの食事とは異なることもあります。ご了承ください。

前置きが長くなりましたが、ここからはいよいよ47軒の宿のご紹介です!

北海道・東北で一番泊まりたい宿泊料金1万円以下の宿

2024年10月時点では、7軒中5軒の宿が「休前日1人泊可能」な宿です。7軒中1軒は、以前にも泊まったことがあって「また泊まりたい!」と思っている宿です。
北海道・東北エリアはお安く泊まれる宿がまだけっこうあるので、探すのが楽しかったです。

北海道:ユートピア和楽園 知内温泉旅館

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き8,600円~

北海道からは、道南エリアにある知内温泉の「ユートピア和楽園 知内温泉旅館」を選びました。

最寄り駅である北海道最南端の駅、木古内駅からバスでアクセス可能です。木古内駅は北海道新幹線の停車駅なので新幹線でも行きやすいですし、飛行機利用の場合は函館駅から1時間ちょっとで木古内駅に着きます。

源泉は5本あり、浴室は2箇所。加水なしのかけ流しにこだわっているとのこと。

画像:じゃらんnet提供

↑こちらの写真の浴室は「下の湯」で、鉄分多めの源泉がかけ流されており、夜通しの入浴が可能です。冬は雪見露天も楽しめそうですね。

画像:じゃらんnet提供

こちら↑の「上の湯」は泉質がことなり、美肌効果が高いとのこと。

スタンダードプランでの宿泊は2食付き15,800円からですが、夕食が和定食になるビジネスプランであれば、2食付き8,600円から1人泊可能です。

また、土曜日も1人で泊まれる宿ですが、土曜日はビジネスプランでは宿泊できないようなのでご注意ください。

青森県:山田温泉旅館

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き8,800円~

青森県からは、かけ流しのモール泉が楽しめる宿、山田温泉旅館を選出しました。
JR陸奥鶴田駅から徒歩8分。陸奥鶴田駅は「リゾートしらかみ」の停車駅なので、運行日であれば予約して乗車するのが楽しそうですね。

画像:じゃらんnet提供

源泉は敷地内の地下700メートルから湧出しているモール泉で、夜通しの入浴が可能なようです。部屋風呂にも源泉が配湯されており、2名以上なら1人あたり2食付き9900円~で宿泊可能ですが、残念ながらこちらの部屋は1人泊の予約は(Webからは)受けていない模様。

とは言え2食付き8800円~で1人で泊まれますし、土曜日の宿泊も可能です。夜通し浴室の利用が可能なら、部屋風呂がなくても十分に美肌の湯を楽しめそうですね。

画像:じゃらんnet提供

全16室の家族経営の宿で、口コミを見ると看板猫ちゃんが2匹いるようです。猫好きなのでそのあたりも気になっているポイントです。

秋田県:あきた白神温泉ホテル

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,950円~

秋田県からは、白神山地にほど近い「あきた白神温泉ホテル」を選出しました。

最寄り駅は五能線の東八森駅から徒歩5分、またはあきた白神駅から車で15分。詳細は書かれていませんでしたが「予約制で送迎あり」とのことで、恐らくですが、リゾートしらかみの停車駅である「あきた白神駅」までは送迎してもらえるのではないか?と思います。

画像:じゃらんnet提供

有名温泉地というわけではないですが、毎分139L湧出する源泉はツルツル感があって評判が良いようです。

平日限定の「お料理少なめプラン」であれば、2食付き9950円~で宿泊可能です。土曜日も1人で泊まれる宿ですが、その場合スタンダードな食事プランでの宿泊になります。でも「スタンダードな2食付きのプラン」で土曜日に1人で泊まっても14150円なので、お値打ちな宿だと思います。

画像:じゃらんnet提供

↑こちらはスタンダードプランの夕食例です。食事が少なめのプランの場合はもう少し品数が減るはず。

お風呂も食事もお値段以上な感じがしますが、さらに言うとこちらの宿、館内が改装されていて新しく、客室は1人泊の場合もツインベッドの和洋室なんです。ベッドはシモンズ社製とのこと。


画像:じゃらんnet提供

お安く泊まれる宿はお部屋や設備が古いケースが多いのですが、こちらの宿であれば女性でも構えずに宿泊できそうです。

岩手県:台温泉 旅館 ほっと・彩 そめや

平日のみ1人泊可能・1泊2食付き8,000円~

岩手県からは、花巻市の台温泉にある「ほっと・彩 そめや」を選びました。

花巻駅から路線バスが運行していて交通の便も悪くなく、小規模な旅館が多く建ち並ぶ一人旅にちょうどいい温泉地です。

こちらの宿ではありませんが、今年の夏に私も台温泉の宿に1泊しまして。

花巻駅前にクラフトビールとベーグルがおいしい素敵なカフェもできていたし、やっぱり花巻はいいなあと思って、台温泉の宿から選ぶことにしました。

「ほっと・彩 そめや」では、台温泉の共同源泉と、硫黄分を多く自家源泉の2種類の源泉に浸かることができます。

画像:じゃらんnet提供

大浴場では共同源泉、自家源泉は貸切風呂で浸かれるようです。加水をしないかけ流しにこだわって提供されているようで、台温泉の源泉は熱いので、これから冬にかけての季節がちょうどいいんじゃないかなと思います。

1人で宿泊可能なのは平日のみですが、最もお安い「ビジネスプラン」であれば2食付き8000円で泊まれます。

画像:じゃらんnet提供

「白金豚のしゃぶしゃぶ」がメインのスタンダードなプランを選んでも、2食付き9300円で宿泊可能です。食事は量も多く味もおいしいと評判のようで、この夏の旅で行きそびれたマルカンビル大食堂に立ち寄りがてら、また台温泉に行きたいなと考えています。

山形県:赤倉温泉 旅館いづみ荘

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き6,930円~

山形県からは、最上温泉郷赤倉温泉のいずみ荘を選出しました。

こちらの宿には以前に1度宿泊したことがあり、食事もおいしくお湯も良く、家庭的なとても良い宿だったという印象があり、またいつか泊まりたいなと思っていました。

最寄り駅の赤倉温泉駅からは少し距離がありますが、1名でも送迎してもらえます。

浴室は男女別の内湯のみですが、きりっと熱めの硫酸塩泉のかけ流し。湯口には温泉成分の結晶がたっぷりと。新鮮さが感じられ、よく温まるとても良いお湯でした。

いづみ荘は食事の内容と部屋の広さによって料金が異なるのですが、夕食が和定食の「お手軽プラン」なら6930円~、郷土料理を堪能できる「ほどほどコース」でも8360円~、山形牛のすき焼き・しゃぶしゃぶ付きのプランでも9130円~で泊まれます。しかも、休前日の料金アップもなく、土曜日も平日と同じ料金で泊まれるという超良心的な宿!ありがたい限りです……。


画像:じゃらんnet提供

私は、食事の量が多めのプランで予約したところ、かなり量は多かったんですが、すべておいしくいただきました。

建物は古いところもあるもののしっかりと掃除されていたし、家庭的な温かいサービスの宿でした。詳しくは宿泊時のレポートをご参照ください。。

宮城県:遠刈田温泉 ペンションそらまめ

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,500円~

宮城県からは、遠刈田温泉の「ペンションそらまめ」を選出しました。

遠刈田温泉は蔵王に近いこともあって、何度も足を運んでいるお気に入りの温泉地なのですが、ペンションそらまめが以前から気になっていたのは、こちらの宿のオーナーが、雲取山山麓の温泉付き山小屋「三条の湯」の元小屋番さんだと聞いてからです。お顔を拝見するに、以前お会いしたことがあるような気がします。

ペンションそらまめは全5室の宿で「ゲストハウスのようなお気軽な感覚で」と謳っているようですが、相部屋ではなく客室はツインベッドの洋室です。


画像:じゃらんnet提供

浴室を利用できるのは15時から22時までとちょっと短めですが、かけ流しの温泉浴室を貸切で利用できます。朝風呂に入りたい場合は追加料金150円で対応可能とのこと。


画像:じゃらんnet提供

食事は、夕食は和風の料理で朝食は洋食です。お酒のラインナップにこだわりあり。また、朝食のクロワッサンの評判が良いようでした。


画像:じゃらんnet提供

2食付き9500円~。土曜日も宿泊可能で、土曜日でも10000円で1人泊可能です。これから紅葉の季節に足を運ぶのも良さそうですね。

福島県:東山温泉 元湯有馬屋

平日のみ1人泊可能・1泊2食付き8,250円~

福島県からは東山温泉の「元湯 有馬屋」を選出しました

磐越西線会津若松駅よりバスで20分。観光にも便利な東山温泉にある全5室の小旅館です。


画像:じゃらんnet提供

浴室は男女別の内湯で、かけ流しの硫酸塩泉を15時から9時まで夜通し楽しめます。

1人泊の場合は食事は少し少なめのプランになるようですが、2食付きで8250円と格安に宿泊可能です。


画像:じゃらんnet提供

なお、じゃらんで提供されている↑こちらの写真は、囲炉裏のある食事処での夕食風景となりますが、1人泊で宿泊可能な食事プランは別の会場での食事となり、囲炉裏端で食事をいただけるわけではないことをご承知おき下さい。

個人的には囲炉裏での食事にはそんなに興味はないですし、ややお高めの旅館も多く建ち並ぶ東山温泉にこんなお値打ちな宿に楽しめる宿があったとは!と驚きました。

関東で一番泊まりたい宿泊料金1万円以下の宿

2024年10月時点では、7軒中6軒の宿が「休前日1人泊可能」な宿です。
また、7軒中2軒は、以前にも泊まったことがあって「また泊まりたい!」と思っている宿です。

群馬県:四万温泉 SHIN 湯治 HOTEL LULUDO

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き5,280円~

群馬県からは四万温泉の温泉付きホテル「SHIN湯治HOTEL LULUDO」を選出しました。四万温泉のバス停から徒歩10分の場所にある、廃旅館をリノベーションして温泉ホテルに生まれ変わった宿です。

素泊まり1泊3300円~で宿泊可能なドミトリータイプから温泉浴室付きのスパルームまでさまざまなタイプの客室があり、用途によって選ぶことができます。

画像:じゃらんnet提供

浴室もきれいにリノベーションされており、四万温泉の硫酸塩泉をかけ流しで楽しむことができます。

食事は、素泊まりで館内のキッチンで自炊もできますが、温泉街で外食も可能ですし、館内に併設されたレストランで食べることもできます。

食事付きのプランで予約した際も、併設のレストランで食べることになります。

画像:じゃらんnet提供

食事付きのプランで予約する際は、夕食は「赤城牛のすき焼き」か「LULUDOマルガリータ」から。朝食は「パン朝食」か「和朝食」からの選択になります。

ただ、予約サイトによって選べる食事の内容が異なっており、たとえばじゃらんでは「ピザとパン朝食」あるいは「赤城牛のすき焼きと和朝食」の組み合わせの2プランのみ提供されています。

公式サイトからの予約であれば、組み合わせ自由、かつ最もお安く予約できるようですので、こだわりがなければ公式サイトから予約するのが良いかと思います。2食付きの最低料金は5,280円ですが、これは公式サイトから平日ドミトリー利用で「夕食がピザで朝食がパン朝食」の2食付きで予約した際の料金です。

また「ドミトリー」と言っても2段ベッドタイプではなく、簡易的な仕切りがあって個室っぽくなっているようでした。また、ドミトリータイプではない普通のダブルルームの客室であっても、公式サイトからの予約であれば平日なら2食付き1万円以下で宿泊することが可能です。

お安く泊まれる宿ですが、温泉浴室付きの部屋に土曜日1人で泊まることも可能ですので、さまざまな使い方ができる宿だと思います。

レストランはアルコールのメニューも多く居酒屋的に利用できるようなので、素泊まりで泊まって好きなものを注文する使い方も良さそうです。

栃木県:那須温泉 石川荘

休前日も1人泊OK・1泊2食付き8,600円~

栃木県からは那須温泉の石川荘を選出しました。

那須塩原駅、もしくは黒磯駅から那須湯本温泉行きのバスに乗り、那須湯本温泉の少し手前にある「一見茶屋」バス停で降りて徒歩10分です。

館内にコスプレ撮影専用の部屋を持ち「コスプレイヤー限定プラン」がいくつもラインナップされているこちらの宿。
「コスプレイヤーしか泊まっていないのだろうか」と少し心配になりましたが、レビューを読むと特にそんなこともなく、お安く泊まれて食事のボリュームがたっぷりでおいしい宿として人気のようです。

画像:じゃらんnet提供

浴室は内湯のみですが夜通しの利用が可能です。
茶臼岳付近の「奥の沢噴気泉」を源泉としているとのことで、単純硫黄泉をかけ流しで楽しめます。那須湯本温泉と比較すると硫化水素臭は控えめで、あっさりとした入りやすい硫黄泉のようです。

画像:じゃらんnet提供

食事は、地元栃木の食材を使った家庭的な料理のようですが、レビューを読むとボリュームは多めで味の評判も良さそうです。

トイレや洗面所、冷蔵庫などは客室内になく共同ですが、土曜日でも2食付き8800円で1人で泊まれるありがたいお宿。女性用のトイレ・洗面所はコスプレ撮影時にメイクルームとして利用されるためか、新しくきれいなようです。

茨城県:霞ヶ浦温泉 割烹旅館霞ヶ浦

休前日も1人泊OK・1泊2食付き10,400円~

茨城県からは、霞ヶ浦温泉の「割烹旅館 霞ヶ浦」を選出しました。

2食付きの宿泊料金は税込1万円をわずかに上回る10,400円。実は1万円以下で泊まれる宿がないわけではなかったのですが、駅からやや遠いけれど送迎がなかったりという点が気になったので、食事がいかにもおいしそうでレビューの評価も上々のこちらの宿をピックアップした次第です。

潮来バスターミナル、もしくはJR潮来駅まで送迎していただけます。

浴室の写真はないのですが、男女別の内湯があり、夜通しの利用が可能です。

食事は「割烹旅館」を名乗るだけあってなかなかおいしそうですし、レビューの評価もかなり高いです。

画像:じゃらんnet提供

↑こちらの写真は、2食付き10,400円~で宿泊可能な「和(なごみ)プラン」の夕食です。
茨城県のブランド豚「美明豚」のしゃぶしゃぶを含む特別会席コースがこのお値段でいただけるのはかなり破格なのではないかと思います。

画像:じゃらんnet提供

また、和プランに1000円プラスすれば、うな重がメインの「匠プラン」で予約することも可能です。

令和4年に客室と一部共有部分をリニューアルしたばかりだそうで、女性も泊まりやすそうな宿ですね。

千葉県:南九十九里 白子温泉 白子ニューシーサイドホテル

休前日も一人泊OK!・1泊2食付きで8,800円~

千葉県からは、九十九里浜の南端付近にある海沿いの温泉地、白子温泉の「白子ニューシーサイドホテル」を選出しました。最寄り駅のJR外房線茂原駅からバスで20分ほどで着きます。

白子温泉は、全国的にも珍しいヨウ素を含んだナトリウム塩化物温泉で、やや黄みがかっていることから「黄金の湯」と呼ばれることもあるそうです。

画像:じゃらんnet提供

浴室は男女別の大浴場のほか、屋上に貸切の展望露天風呂が3ヶ所あり、予約制で1回45分間無料で利用可能です。

部屋の窓からは海が見えない4畳半の和室に「軽めの夕食」プランで宿泊する際は2食付き8,800円~で宿泊可能です。

海沿いの温泉ということで、海の幸をふんだんに使った夕食の評判は大変よく、また「軽めの夕食」とは言えなかなかのボリュームがありそうです。

画像:じゃらんnet提供

↑こちらが軽めの夕食プランとして紹介されていた画像ですが、量もしっかりあってかなりおいしそうです。土曜日は少し宿泊料金がアップしますが、土曜日も1人で泊まれるのもありがたいですね。

埼玉県:両神温泉 国民宿舎両神荘

休前日1人泊OK・1泊2食付き12,950円~

埼玉とこの後ご紹介する東京は、2食付きで1人で泊まれる温泉宿が数軒しかなく……残念ながら2食付き1万円以下で宿泊できる宿は見つかりませんでした。

なので、なるべく低価格2食付きで宿泊可能な宿として、2食付き12,950円~で1人泊可能な、両神温泉の「国民宿舎両神荘」をご紹介したいと思います。西武秩父駅からバスでアクセス可能です。

私自身も、両神山登山後に宿泊したことのある宿ですが、浴室の雰囲気、お湯共になかなかのもの。

2ヶ所ある浴室は時間帯で男湯と女湯が交代になりますが、どちらも広い露天風呂付き。ph9.1の高アルカリ性の源泉でつるつるとした浴感が特徴です。

食事は、刺身や焼き魚、煮物、鍋料理などのコース料理に、ハーフバイキングがついており、量的にはかなり満足感がありました。

宿泊したは「いのしし鍋」のプランを選びましたが、スタンダードなメニューはすき焼きのようです。

ハーフバイキングには秩父名物の「わらじカツ」が用意されており、わらじカツ丼にもできるようになっていました。この他に、ご飯、漬けもの、汁物、デザートなどをハーフバイキング形式でいただきました。

秋の宿泊だったのでご飯に「きのこご飯」があったのがうれしかったですね!

朝食もバイキングで、こちらは一般的なビジネスホテルの朝食のような感じですが、宿泊料金を考えると十分満足できる内容でした。

東京都:SPA&HOTEL 和

休前日も1人泊OK!・1泊朝食付き10,950

ビジネスホテルの宿泊料金も高騰している東京都では、2食付き1万円以下で1人で泊まれる温泉宿は見つかりませんでした。

そのため、都内で温泉に浸かれるなるべく低価格でお湯が良い宿、ということで、JR蒲田駅からすぐの場所にある温泉付きホテル「SPA&HOTEL和」をご紹介します。

「日帰り温泉併設のビジネスホテル」で、大浴場は夜通しの利用が可能なのがうれしいポイント。源泉は黒湯の炭酸水素塩泉で、冷鉱泉の湧かし湯ですがつるつる感があってモール臭のするなかなか良いお湯です。また、大浴場には非加熱の冷たい源泉の浴槽があるところが温泉好きの心をくすぐります。

画像:じゃらんnet提供

素泊まり10,400円~、朝食付き10,950円~、2食付き13,650円から1人泊可能です。食事付きプランで予約した場合は日帰り温泉に併設されたレストランで食事をとることになりますが、周りに飲食店がたくさんある立地なので外食したほうが満足度は高いかもしれません。

日帰りで何度か利用し、泉質が良かったので泊まってじっくり楽しみたいと思い、宿泊したこともある宿です。

SPA&HOTEL和は街中のビジネスホテルなので、もっと「温泉宿らしさ」を求めるなら「亀の井ホテル青梅」をおすすめします。

コロナ禍で遠出できなかったころに私も1度泊まりましたが、窓から見える景色も美しく、旅行気分が高まりました。

食事は一般的な旅館の和食コース料理で味も悪くありません。食事内容はリニューアルされたようですので、予約サイトの写真などを参考にしていただければと。

2食付き12,994円~、朝食付き10,280円。土曜日も1人泊可能です。

神奈川県:ペンション ユガワラベイ マンダリンハウス

休前日も1人泊OK・1泊2食付き9,900円~

神奈川県からは、湯河原温泉の温泉付きペンション「ユガワラベイ マンダリンハウス」を選出しました。湯河原駅からバスで10分、バス停から徒歩10分とのこと。

浴室は、内湯が2ヶ所と露天風呂が2ヶ所の4ヶ所あり、すべて貸切で利用します。内湯は夜通しの利用が可能で、空いていれば中から鍵をかけていつでも何度でも貸切利用が可能です。

画像:じゃらんnet提供

露天風呂については、1回40分の予約制で、チェックインの際に予約する方式です。

食事は、魚介とローカルハワイアンフードが楽しめるのが売りで、スタンダードな夕食のプランでは「ポキ」や「ハワイアンカルアポーク」などが並びます。

2食付き9900円のプランは夕食が「ハワイアンカルアポーク丼」になりますので量は少なめだと思いますが、21時までにチェックインすれば夕食をいただくことができるようです。量は通常の夕食よりは少なめですので、たくさん食べたり飲んだりしたい場合は外で軽く外食か1杯飲んで来て、〆に宿でポーク丼を食べるのが良いかもしれませんね。

そしてこちらの宿、朝食がとても魅力的なのです。

画像:じゃらんnet提

スペイン風オムレツ、たっぷり季節の野菜サラダ、地元人気店の焼きたてパン、地元産みかん使用マンダリンジュース、ハワイアンコナコーヒー。

見るからに魅力的な朝食ですが、じゃらんの口コミでも朝食の評価は★4.7とかなり高く、1度泊まって味わってみたいところです。

甲信越・北陸で一番泊まりたい宿泊料金1万円以下の宿

2024年10月時点では、6軒中4軒の宿が「休前日1人泊可能」な宿です。
また、6軒中1軒は、以前にも泊まったことがあって「また泊まりたい!」と思っている宿です。

山梨県:町営 光源の里温泉 ヘルシー美里

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,250円~

山梨県からは、早川町にある中学校の校舎を改装した町営の温泉施設「光源の里温泉 ヘルシー美里」を選出しました。

身延駅から宿の目の前までバスが運行しています。

画像:じゃらんnet提供

源泉は十数度の冷鉱泉ですが、しっかりと硫化水素臭の香る温泉らしい源泉。加温浴槽と非加熱の冷鉱泉の浴槽があり、交互浴を楽しむことができます。

ぬる湯というよりは冷たい源泉なので、夏に宿泊したほうが源泉の魅力を感じやすいかもしれませんね。

食事は家庭的な和食ですが、虹鱒の塩焼きやほうとうなど、地元産食材を使用した料理や山梨県の郷土料理も楽しめます。

画像:じゃらんnet提供

宿泊する部屋の広さによって料金が変わり、シングルルームであれば2食付き9250円から1人泊可能です。シングルルームはWi-Fi完備、トイレ・洗面所・エアコンも設置されており、快適に過ごせそうです。

長野県:美ヶ原温泉 丸中旅館

平日のみ1人泊可能・1泊2食付き9,900円~

長野県からは美ヶ原温泉の丸中旅館を選出しました。松本駅からバスの運行があり、交通の便も良い温泉地です。

休前日もリーズナブルな価格で1人で泊まれる宿なので、以前宿泊したことがあるのですが、お湯も食事も満足度の高い宿でした。

浴室は内湯のみの大浴場が2ヶ所あり、20時ごろに男女の入れ替えがあります。

アルカリ性単純温泉のかけ流しで、新鮮さの感じられる良いお湯でした。夜は23時まで、朝は5時30分から入浴可能です。

私はスタンダードな宿泊プラン(2食付き税込14000円ほど)で宿泊し、料理の品数も味も良く、具だくさんの釜飯が大変おいしくて食事の満足度も高かったです。

2食付き9900円で泊まれるプランは写真よりも夕食の品数が少なめになります。

また、建物は新しくはありませんが、しっかりと掃除されていましたし、すべての客室がトイレ付きです。Wi-Fi環境もあるのですが、全室対応しているわけではないようなので、確実に利用したい場合は予約時に伝えたほうが良さそうです。

ちなみに……今年の春には休前日も1人で泊まれたのですが、現在は1人泊のプランが出ているのは平日のみのようです。秋は行楽シーズンで宿も混み合うと思いますので、冬以降はまた変わるかもしれませんね。

新潟県:折立温泉 やまきや旅館

休前日も1人泊OK・1泊2食付9,050円~

新潟県からは折立温泉の「やまきや旅館」を選出しました。

上越線・只見線の小出駅からバスで20分ほどでアクセス可能です。現時点で空室は少ないものの、土曜日も1人で泊まれる宿です。

客室は8畳の和室で、トイレは共同のようですが客室でのインターネット利用は可能とのこと。

浴室は内湯のみですがかけ流しにこだわっており、冬季のみ加温あり。加温なしで40度前後のややぬるめの湯のようなので、寒くない時期に泊まって非加熱の源泉を楽しみたいですね。


画像:じゃらんnet提供

食事については「スタンダード」と「ビジネス」のプランがあり、ビジネスプランであれば2食付き9050円から宿泊可能です。


画像:じゃらんnet提供

地産地消にこだわり、美雪鱒、ぜんまい、魚沼産コシヒカリなど地物食材を多用した料理で評判も良いようです。十割蕎麦の手打ち蕎麦も出るそうで、食事にはこだわりが感じられます。

「新潟県の地酒から3種を選ぶ利き酒セットを提供中」というところも気になります。これからは新米の季節なので魚沼産コシヒカリを楽しみに泊まりたい宿です。

石川県:美川温泉 元湯 ほんだ

休前日も1人泊OK・1泊2食付き8,690円~

石川県からは白山市にある「美川温泉元湯ほんだ」を選出しました。

最寄り駅は北陸本線の美川駅で、徒歩10分ほどで着きます。

今回調べてみて初めて知った宿なのですが、日帰り温泉に併設された宿泊施設で、日帰り温泉の営業時間中は自由に温泉を利用できるようです。

温泉の利用時間は「朝10時から夜22時30分」までで、深夜早朝の浴室の利用はできませんが、チェックアウト時刻が11時に設定されているため、チェックアウト前に最後に一風呂浴びることはできそうです。

温泉はコーヒー色のモール泉。自家源泉だそう。


画像:じゃらんnet提供

サウナ・水風呂・ジェットバスなども完備されているようです。


画像:じゃらんnet提供

夕食は日替わり定食です。2食付きで平日は8690円。土曜日も9240円と1万円以下で宿泊可能です。

トイレは共同ですが全室インターネット利用可能で全室禁煙。お安く快適に過ごせそうな宿です。

富山県:法林寺温泉

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9800円~

富山県からは南砺市にある「法林寺温泉」を選出しました。

JR福光駅より平日のみバスの運行があり、本数は少ないもののチェックイン・チェックアウトにちょうどいい時間帯(15時前に着き、翌朝9時台に出発する)の便があるのですが、土日は運休……。送迎はないようなので土日に宿泊する際は駅から10分程度タクシー利用になってしまいます。

平日は2食付き9800円、土曜日も10100円で宿泊可能です。


画像:じゃらんnet提供

泉質の良さで地元の人に愛されており、日帰りの利用も多いようです。宿泊も可能な日帰り温泉施設と思っておいたほうが良いかもしれません。周辺にほかに温泉施設はなく、一軒宿のようです。

泉質はナトリウム硫酸塩・塩化物泉で、やや熱めの源泉をかけ流しで提供しています。露天風呂もあり。


画像:じゃらんnet提供

浴室は21時から清掃業者が入るそうで夜は早く終了してしまうようですが、翌朝は5時から利用できます。日帰り入浴の営業は8時からなので、朝は宿泊者のみでゆったりと楽しめそうです。

客室はトイレ共同ですがインターネットの利用は可能。

夕食は仕出し料理のようですが、口コミを見るかぎりでは評判は良いようです。

福井県:かわだ温泉 ラポーゼ かわだ

平日のみ1人泊可能・1泊2食付き9,130円~

福井県からは、かわだ温泉の「ラポーゼ かわだ」を選出しました。最寄り駅の鯖江駅より路線バスの運行があります。

美肌効果が高いと言われる重曹泉と、芒硝泉の成分を合わせ持つ源泉を、加温ありのかけ流しで提供しているようです。


画像:じゃらんnet提供

大浴場には露天風呂やサウナもあり。

食事は、一般的な会席料理のプランもありますが、夕食が「料理長おまかせ定食」となるプランで「お部屋おまかせ」であれば、平日のみ9130円~宿泊可能です。


画像:じゃらんnet提供

こちら↑がおまかせ定食の写真として掲載されていましたが、おろし蕎麦やお刺身などもあり、なかなかおいしそうでした。

東海で一番泊まりたい宿泊料金1万円以下の宿

2024年は4軒中4軒とも泊まったことのない宿を選びました。

また、2024年10月時点では4軒中3軒が「休前日に1人泊能」な宿です。

静岡県:大仁温泉 旅館 一二三荘

休前日も1人泊OK・1泊2食付き8,470円~

静岡県からは大仁温泉の「旅館 一二三荘」を選出しました。

伊豆箱根鉄道の大仁駅から徒歩5分。線路沿いに建つ温泉宿で、周辺にはコンビニもあって便利な場所のようです。

一二三荘の浴室は「男女別の大浴場(内湯のみ)」と「貸切風呂(内湯+露天風呂)」があり、貸切風呂は空いている時間帯に利用する方式で、夜通しの利用が可能です。
大浴場は深夜は休止しますが、すべての浴室は加温循環消毒なし(源泉が高温のため加水のみすることもあり)にこだわって提供されているようです。


画像:じゃらんnet提供

ちなみに、シャワーのお湯も源泉、かつ部屋にユニットバスが付いている部屋に関しては、ユニットバスにも源泉が供給されているそうです。

食事は「ビジネスプラン」「リーズナブルで満腹お食事プラン」「拘りの地の食材 贅沢お食事プラン」などがあり、ビジネスプランは8470円から、リーズナブルプランは9020円から1人泊可能です。


画像:じゃらんnet提供

こちら↑は「ビジネスプラン」の夕食として紹介されていた画像です。量もしっかりあっておいしそうだなと。現在はシーズンが終わってしまいましたが、夏の間は鮎料理が楽しめるプランも提供している、料理にこだわりのある宿のようです。

1人で泊まれる客室は6畳か7畳の部屋で、トイレは付いている部屋と付いていない部屋があります。ネット予約はじゃらんのみですが、予約する際に「トイレ付き」などの条件を見て部屋を選ぶことができるので安心。客室でWi-Fi利用も可能です。

またこちらの宿、土曜日も1人泊が可能なんですが、なんと土曜日も料金アップせず、平日と同じ料金で泊まることのできるありがたい宿です。

線路沿いの立地なので、電車の音が気になる方は避けたほうがいいかもしれませんが、お湯も食事もかなり良さそうなので気になっています。

岐阜県:下呂温泉 みのり荘

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,900円~

岐阜県からは下呂温泉の「みのり荘」を選出しました。

大型旅館が多いこともあり、お湯は循環している宿がほとんどの下呂温泉。そんな中でみのり荘は、宿泊者専用の中浴場はかけ流しの湯が楽しめるということで、1度泊まってみたいと思っていました。

浴室は、最上階にある展望のいい大浴場と、宿泊者専用の3階中浴場の2ヶ所です。どちらも内湯のみで、大浴場と中浴場それぞれに男湯と女湯があります。


画像:じゃらんnet提供

↑こちらの写真は展望のいい大浴場です。おそらく、中浴場は眺望はないと思いますが、シャワーのお湯まで源泉を使っているそうで、シャワーで体や頭を洗う際もほんのり卵臭が香ることもあるとか。

食事は、飛騨牛を使った料理がメインのコースと「地鶏のすき焼き会席」コースがあります。


画像:じゃらんnet提供

地鶏のすき焼き会席であれば2食付き9900円から1人泊可能です。

ちなみに「地鶏より飛騨牛が食べたい!」場合でも、6畳の和室か洋室に宿泊するなら「飛騨牛すき焼き会席」のプランも2食付き12,100円~で予約できます。昨今の価格高騰を考えると、飛騨牛がついてそのお値段は破格だなと思いました。

愛知県:伊良湖温泉 民宿 磯路

平日のみ1人泊可能・1泊2食付き8,850円~

愛知県からは伊良湖温泉の「民宿 磯路」を選出しました。

伊良湖温泉って聞いたことない温泉地だなと思ったのですが、渥美半島の最南端、愛知県田原市で2020年に新たに湧出した温泉だそうです。

海水浴や釣り、サーフィンなどが楽しめる立地で、温泉にも浸かれるようになったということのようですね。最寄り駅の三河田原駅から豊鉄バスのバスが運行しています。

民宿磯路は全6室の宿ですが、温泉浴室が2ヶ所あって部屋ごとに貸切で利用します。モロッコ風のタイルが美しいですね。


画像:じゃらんnet提供

浴室の利用時間は16時から22時までとのことですが、朝風呂に入りたい場合は直接ご相談くださいとのこと。

食事は、1人泊の場合「旨い地魚を楽しむお気軽コース」となり、2食付き8850円で宿泊可能です。2024年10月時点では、1人泊可能なのは平日のみ。


画像:じゃらんnet提供

夕食は「お造り」「煮魚or焼魚」「揚物」「酢物」「ご飯・汁物・香物」「デザート」という構成。量も十分あり、お刺身がおいしそうです。

特記事項として、浴衣は500円で有料の貸し出しとなるようですので、借りたくない場合は寝間着を持参したほうが良いでしょう。

三重県:六石高原温泉 六石高原ホテル

休前日も1人泊OK・1泊2食付き8,360円~

三重県北部のいなべ市にある「六石光源温泉 六石光源ホテル」を選出しました。温泉地というわけではなく、一軒宿の温泉付きホテルです。

公共交通機関利用の場合は、三岐鉄道北勢線の阿下喜駅で下車し、徒歩15分です。歩けない距離ではないですが、宿のアクセス案内では「阿下喜駅タクシー5分」と案内されているので、歩きたくなければタクシーも呼べる立地なのだと推測します。

浴室は露天風呂も併設されており、自然の中で湯浴みが楽しめます。


画像:じゃらんnet提供

浴室の利用可能時間が「平日17時~22時、土日祝日13時~22時」で、朝風呂はできないようです。宿泊される際はご承知おきください。

2食付きのプランは複数あり、夕食の内容によって料金が変わります。
プランの選択肢は「日替わり定食のビジネスプラン」「牛すき焼き鍋プラン」「さくらポークとんてきプラン」「あじさい膳プラン」の4つです。

このうち、コース料理風の「あじさい膳」のみ1万円を少し超えますが、それ以外のプランであれば2食付き1万円以下で宿泊可能です。最もお安いのは日替わり定食の「ビジネスプラン」で、2食付き8360円から。


画像:じゃらんnet提供

写真は「さくらポークのとんてき定食」です。こちらの夕食と朝食がついて8910円~とリーズナブルに楽しめます。シングルルームがあって土曜日も1人で泊まれる宿です。

関西で一番泊まりたい宿泊料金1万円以下の宿

関西エリアでは6軒中1軒は以前に泊まったことがあってまた泊まりたい!と思っている宿を選びました。

また、2024年10月時点で6軒中5軒が「休前日も1人泊能」な宿です。

和歌山県:白浜温泉 ホテル 花飾璃

休前日も1人泊OK・1泊2食付き10,000円~

和歌山県からは、白浜温泉のホテル花飾璃を選出しました。JR白浜駅よりバスで10分ほどでアクセス可能な、全8室の小旅館です。

館内には内湯2ヶ所と露天風呂1ヶ所の3ヶ所の浴室があり、いずれも空いているときに鍵をかけて貸切で利用します。


画像:じゃらんnet提供

加水・加温・循環なしのかけ流しの源泉を、貸切で楽しめるのは魅力的ですね。

予約の際に夕食の内容でプランを選びますが「牛ヘレステーキ重懐石」のプランを選べば、2食付き1万円で1人泊可能です。


画像:じゃらんnet提供

この他に、伊勢海老や熊野牛を使用した料理のプランも用意されていますが、他の食事プランは食事場所が食事処になるようなのですが、ヘレステーキ重懐石は部屋食になるようです。部屋でのんびり食事をいただけるのはいいですね。

奈良県:金剛乃湯 リバーサイドホテル

休前日も1人泊OK・1泊2食付き9,250円~

奈良県からは、JR和歌山線大和二見駅から徒歩5分の場所にある「金剛乃湯 リバーサイドホテル」を選出しました。

ホテルと同じ敷地内に「金剛乃湯」という日帰り温泉施設があり、滞在中はそちらの温泉施設を自由に利用できるというタイプの宿です。


画像:じゃらんnet提供

金剛乃湯はサウナや露天風呂も付いており、営業時間は午前10時から午後11時まで。なので朝風呂は入れないようですが、露天風呂は開放感があって、レビューを読む限りではお湯もなかなか良さそうです。加温・循環・消毒ありですが加水はなし。ぬるぬる感の感じられるお湯だとのこと。

また「毎月第1火曜日」は金剛乃湯の定休日となり、その日は宿泊客も入浴不可となるため注意が必要です。

シングルルームがあるので休前日も1人で泊まれますし、ビジネスプランであれば2食付き9250円~から宿泊可能です。ビジネスプランの夕食の内容について何の記載もないのですが、館内の食事処で定食を提供しているようなので、恐らく定食になるのではないかと思います。


画像:じゃらんnet提供

こちらは朝食の画像。基本的な旅館の朝食という雰囲気で、悪くないですね。

滋賀県:比良招福温泉 ホリデーアフタヌーン

休前日も一人泊OK!・1泊2食付き6,600円~

滋賀県からは琵琶湖畔の温泉宿「比良招福温泉 ホリデーアフタヌーン」を選出しました。

最寄り駅の近江舞子駅から徒歩15分と徒歩圏内ですが、事前予約制で送迎いただくこともできるようです。

全5室の宿ですが、源泉かけ流しの温泉を楽しめる貸切風呂が1ヶ所あり、予約制で1時間の利用が可能です。


画像:じゃらんnet提供

好きなときに入れないのは少し物足りないかもしれませんが、お湯は重曹泉の濁り湯のかけ流し。写真を見るからにいかにも濃そうな源泉で、泉質には期待が持てそうです。

また、こちらの宿はお安く泊まれる「本館」のほかに、各客室に源泉が供給された半露天風呂がついている「コテージ」の部屋も用意されています。本館は土曜日も1人泊可能で、2食付き6600円からとかなりお安く泊まれるのですが、コテージも平日なら1人泊可能で、2食付き1,5600円からと温泉浴室付きにしては破格の宿泊料金です。

2食付きのプランの場合、最もお安いプランの夕食は「手作りカレーやドリアなどのカフェメニュー」なのですが、その他に「近江牛のしゃぶしゃぶ」「近江牛のすき焼き」が食べられるプランもあり、こちらも9900円から1人泊が可能です。


画像:じゃらんnet提供

すき焼き、もしくはしゃぶしゃぶの他には「付き出し3種とご飯」が付くようです。

朝食はトーストとオムレツ、ベーコン、コーヒーか紅茶といった洋食メニュー。すき焼きも洋朝食も好きなので気になっています。

京都府:ホテル丹後・別館 なかむら荘

休前日も一人泊OK!・1泊2食付き8,870円~

京都府からは、京都北部の天橋立にもほど近い、宮津温泉の「ホテル丹後・別館なかむら荘」を選出しました。

京都丹後鉄道の宮津駅から徒歩10分ほどの場所にある宿です。

浴室は男女別の内湯と、貸切風呂が1ヶ所。泉質は含硫黄ーナトリウム・塩化物泉です。


画像:じゃらんnet提供

貸切風呂は1回45分を無料で利用可能とのことで、先着順でチェックイン後にフロントで予約する方式のようです。全29室とそこそこ部屋数のある宿なので、貸切風呂を利用したい場合は早めにチェックインしたほうが良いでしょうね。

海の近くの宿なので、食事の売りは毎朝市場に仕入れに行くという魚介類。海鮮丼や地魚お造り、冬には蟹フルコースのプランも用意されていて、1人でも予約可能です。蟹フルコースプランでも2万円台で1人泊可能と、他の宿に比べるとお安い価格設定だと思いますので、興味のある方はチェックしてみてください。

2食付き1万円以下で1人泊可能なのは「ビジネスプラン」で、8300円から。若干料金アップしますが土曜日も1人泊可能です。


画像:じゃらんnet提供

↑こちらは「ビジネスプラン」の夕食例として掲載されていた写真ですが、お造り、天ぷら、すき焼きかしゃぶしゃぶか?など、量もしっかりあるようです。朝食は和食のバイキング。

また、レビューを読んで少し気になったのは、こちらの宿、大学生の合宿などの受け入れがあるようで、宿泊した日に大学生がたくさん泊まっていると、遅くまで騒がしかったり、バイキングの料理が食べ尽くされてしまったりと、悪い評価につながっていることが多いようです。

周辺の宿泊施設に比べてもかなりお安い宿だと思いますので「それも一興」と思える方におすすめしたいです。

大阪府:湯元「花乃井」スーパーホテル大阪天然温泉

休前日も1人泊OK・1泊2食付き9,400円~

本当に温泉宿が少なく、かつ東京同様に宿泊料金が高騰している大阪府。

いわゆる「温泉宿らしい宿」で2食付き1万円以下のプランを見つけることはできませんでした。なので私自身がリピートして宿泊したことがある、大阪府内の温泉付きビジホをご紹介します。

大阪メトロの阿波座駅から徒歩5分の場所にある「湯元花乃井スーパーホテル大阪天然温泉」です。

梅田や難波などの便利な場所ではなく、ちょっとマニアックなエリアにあるビジホですが、地下1000メートルから湧出する温泉を館内の大浴場で楽しむことができます。


画像:じゃらんnet提供

源泉は茶褐色に色づいており、十分に温泉らしさが感じられました。温泉付きビジホは運び湯のところも多いので、大阪という大都会にあって温泉らしい温泉に安価に浸かれるビジホは貴重です。

2食付きのプランも一応ありますが、館内で食事がいただけるわけではなく、提携している飲食店のクーポンをもらえるという方式。1番お安い1000円クーポン付きのプランだと「2食付き9400円~」で泊まれますが、実際には夕食の飲食代が1000円以下ということはないでしょうから、追加料金を払うことにはなると思います。

朝食は、館内でバイキング。


画像:じゃらんnet提供

私も1度こちらで朝食をいただきましたが、だいぶ前のことなので現在とは変わっているとは思いますけど、パンの種類が豊富で満足度はそれなりに高かったです。

客室や館内の設備も比較的新しいホテルですので、温泉付きでこの料金で泊まれるなら悪くないと思い、リピートしている温泉付きビジホです。

2食付き1万円はちょっと超えてしまうのですが……もう少し温泉宿らしいところでは石切温泉ホテルセイリュウはわりと良さそうだなと思いました。

朝夕バイキングの食事が付いて、シングルルームへの宿泊であれば12,642円~で一人泊可能です。

兵庫県:七釜温泉 安楽荘

平日のみ1人泊可能・1泊2食付き9,700円~

兵庫県からは七釜温泉の「安楽荘」を選出しました。
七釜温泉は、蟹をはじめとした魚介が楽しめる、日本海に近い温泉地です。JR山陰本線浜坂駅からバスでアクセス可能で、2024年3月には七釜温泉の別の宿に、蟹尽くしのプランを予約して宿泊してきました。

食事もおいしかったですし、硫酸塩泉の高温泉のお湯もとても良く、兵庫県内の有名温泉地と比較するとお値段も格段にリーズナブル。交通は少し不便ですが、また必ず泊まりに行きたいと思っている温泉地です。


画像:じゃらんnet提供

今回選出した安楽荘は、築40年以上と建物は新しくありませんが、男女別の内湯でかけ流しの源泉を楽しむことができます。

蟹尽くしのプランをこちらの宿でも選ぶことはできますが……蟹スタンダードプランが36,000円~とさすがに良いお値段がしますね。でも、タグ付きの松葉ガニ使用の蟹プランとしてはお値打ちなほうだと思いますので、蟹好きな方は検討されてみても良いかもしれません。


画像:じゃらんnet提供

蟹にこだわらなければ、ビジネスプランなら2食付き9700円から1人泊可能です。プラン紹介のページを見るとビジネスプランでも料理の量はかなりたっぷり。魚も肉も楽しめそうで魅力的でした。プラン詳細のページから写真をご確認いただければと思います。

中国・四国で一番泊まりたい宿泊料金1万円以下の宿

中国・四国地方で選んだ9軒の宿のうち8軒が「休前日の1人泊プラン」が販売されている宿です。

鳥取県:鹿野温泉 鹿野町国民宿舎 山紫苑

休前日も一人泊OK!・1泊2食付き9,070円~

鳥取県からは鹿野温泉の「国民宿舎山紫苑」を選出しました。
鳥取県と言えば「三朝温泉」や「皆生温泉」が有名ですが、鹿野温泉は昭和30年ごろに比較的新しく掘削された温泉地です。

アクセスはJRの浜村駅よりバスで15分ですが、1名から送迎もしていただけるとのこと。

浴室は1階に「庭園露天風呂」と「大浴場」、最上階に「展望風呂」の3ヶ所あります。源泉が高温のため加水していますが、かけ流しのお湯が楽しめるようです。大浴場と露天風呂は23時に男女の入れ替えがあるため、両方の浴室を楽しめるのもうれしいですね。


画像:じゃらんnet提供

露天風呂も広々としており、開放感があります。また浴室は夜通しの利用が可能です。
この他に1時間1100円で貸切利用できる家族風呂もあるとのこと。

1万円以下で宿泊できるのは、夕食が「鳥取和牛の焼肉丼」になるプランです。


画像:じゃらんnet提供

バストイレ無しの和室への宿泊であれば9070円~で宿泊可能です。また、土曜日も1人で泊まることができます。

焼肉丼もおいしそうですが、鳥取の山海の幸を楽しめるスタンダードな会席のプランも1万円台前半で予約可能です。日本海に近い温泉地なので海の幸もおいしそうです。

島根県:比田温泉 湯田山荘

休前日も1人泊OK・1泊2食付10,000円~

島根県からは「比田温泉 湯田山荘」を選出しました。

2024年1月にリニューアルオープンしたばかりの全9室の小旅館です。2食付きのスタンダードプランで1万円から1人泊可能で、土曜日も1人で泊まることができます。

アクセスが少しわかりにくいのですが、安来市の運行する「イエローバス」の(5)広瀬~米子線で、米子駅もしくは安来駅から終点「広瀬バスターミナル」に向かい、そこから(9)広瀬~西比田線に乗り換えて「比田温泉入口」で下車します。

浴室は男女別の内湯で、他に有料予約制の貸切風呂もあり。


画像:じゃらんnet提供

泉温27度ほどのアルカリ性単純弱放射能泉を加温して使用しています。リニューアルしたばかりで浴室はとてもきれいなようです。


画像:じゃらんnet提供

食事は、地元産の食材を使用した全11品の会席料理。出雲そばも楽しめてこの品数の夕食が付いて、1万円というのはなかなかお値打ちだと思います。

岡山県:新見千屋温泉 いぶきの里

平日のみ1人泊可能・1泊2食付き9,980円~

岡山県からは「新見千屋温泉 いぶきの里」を選出しました。

本数は少なめですが、JR新見駅からバスの運行があります。宿のホームページに詳細な説明がありました。

オートキャンプ場やグランピング施設を併設した宿で、ph9.2のアルカリ性単純温泉を楽しむことができます。


画像:じゃらんnet提供

開放感たっぷりの露天風呂、サウナもあり。
また、宿へのチェックインは15時からですが、浴室の利用は12時からOKというのがうれしいですね。また、日帰り入浴も受け入れていますが、朝風呂は宿泊客のみが楽しめるようです。

2食付き1万円以下で宿泊できるのは、ネット限定の「9980円プラン」で、食事は「鳥取和牛のすき焼き(120g)」になるようです。


画像:じゃらんnet提供

すき焼きとうどんとご飯にデザートとドリンクバーが付くという内容なので、写真の料理とは異なりますがご了承ください。

お部屋は8畳のトイレ付きの和室となり、ゆったりと過ごすことができそうです。

広島県:天然温泉うら湯 旅館浦島

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,350円~

広島県からは、尾道市にある「天然温泉うら湯 旅館浦島」を選出しました。

公式サイトやじゃらんなどには「尾道駅から車で10分」とだけ記載されていますが、バスも運行しています。尾道駅、あるいは新尾道駅から中国バスの「尾道・原田線」に乗り「温泉口」停留所で下車して徒歩7分です。時刻表はGoogleマップに対応しています。

「天然温泉うら湯」という日帰り温泉に併設されている宿泊施設で、滞在中は温泉施設を営業時間中(10時~23時、朝は6時~8時)いつでも利用することができます。


画像:じゃらんnet提供

天然のラドンを含む源泉で、露天風呂やサウナも利用できます。また、貸切風呂もあって宿泊客は無料で利用できるようなので、入りたい場合は問いあわせてみると良いでしょう。

食事は、もしかして日帰り温泉のレストランでいただくのかな?と思いましたが、宿に宿泊客専用の食事処があるようです。


画像:じゃらんnet提供

瀬戸内の旬の食材を使用した「日替わり膳」の夕食が付くプランで、2食付き9680円~1人泊可能です。

客室はトイレ共同の和室になるようですが、Wi-Fiの利用も可能なので快適に過ごせそうです。尾道に行く際の宿泊先の候補として良さそうですね。

山口県:俵山温泉 泉屋旅館

休前日も1人泊OK・1泊2食付き8,030円~

山口県からは、俵山温泉の「泉屋旅館」を選出しました。

下関駅、あるいは小月駅からバスの運行があります。時刻表はGoogleマップに対応しているので調べやすいです。

俵山温泉は外湯文化の温泉地で、旅館には基本的に温泉浴室はなく、宿泊客は共同浴場の「白猿の湯」「町の湯」を滞在中利用します。

こちら↓は白猿の湯で、9時から21時まで利用可能。露天風呂も設置されています。


画像:じゃらんnet提供

もう1つの「町の湯」は6時から22時まで利用可能です。

気になる宿泊料金は「日替わりミニ会席」の夕食が付いて2食付き10230円から。1泊だと1万円を少しだけオーバーしてしまいますが……。連泊する場合はなんと、同じミニ会席付きのプランが8030円になります。


画像:じゃらんnet提供

食事は毎日内容が変わるそうなので、連泊湯治を楽しむのも良さそうですね。


画像:じゃらんnet提供

俵山温泉は以前バスで通り過ぎたことがあるのですが、懐かしい雰囲気の街並みが素敵な温泉街でした。数日滞在するのも楽しそうです。

香川県:塩江温泉 新樺川観光ホテル

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,900円~

香川県からは、塩江温泉の「新樺川観光ホテル」を選出しました。

高松駅からことでんバスで70分、終点の塩江バス停から送迎してもらえますが、バスの本数はかなり少なめ。高松空港から車で18分なので、空港からタクシー利用のほうが便は良さそうです。

全74室とわりと規模は大きめの宿で浴室も広々。


画像:じゃらんnet提供

開放感のある露天風呂とサウナも設置されています。
この宿のすごいところは、すべての客室風呂に温泉が配湯されているところです。
洋室だとユニットバスになりますが、和室を予約すればお風呂とトイレは別になっており、コンパクトなバスルームではあるものの、部屋の風呂でも温泉に浸かることができるのです。それでいて2食付き9900円から宿泊可能なのだからすばらしいですよね……。

9900円で宿泊できるプランは、夕食が「樺川御膳」という定食になるそうなのですが、その写真がこちら↓


画像:じゃらんnet提供

天ぷら、刺身、煮物、茶碗蒸しなどなど、デザートまでついていて「ミニ会席」と呼んでも良さそうな立派な夕食です。

この上、サウナ付きの大浴場と部屋風呂でも温泉に浸かれるのですから、すばらしいですね。

愛媛県:鈍川温泉郷 門田旅館

休前日も一人泊OK!・1泊2食付き8,500円~

愛媛県からは鈍川温泉の門田旅館を選出しました。JR今治駅よりバスが運行しています。

全10室の民宿タイプの宿で、温泉は5名ほど入れるという中浴室を貸切で利用します。


画像:じゃらんnet提供

全10室の宿で浴室が1ヶ所なので、満室のときなどは混み合いそうですね。浴室利用が予約制なのか、空いているときに入るタイプかは特に記述がないのですが、口コミをチェックしたところによると朝の時間帯は温泉浴室は利用できないようです。ただし、お湯はぬるぬるトロトロとした浴感でなかなか評判が良い模様。

こちらの宿の売りは、猪肉や鴨肉を使用したジビエ料理。
夕食は「しし鍋」「鴨鍋」「イノブタ鍋」などがメイン料理となる定食で、大変評判が良いようです。


画像:じゃらんnet提供

朝食は和定食です。品数豊富で、食事の評判は朝夕共にかなり良いようでした。
これで2食付き8500円!土曜日も料金アップなく、平日と同じ8500円で1人で泊まれるのですからかなりお値打ちです。昔ながらの宿で、Wi-Fiは利用できなかったりトイレにウォシュレットがなかったりする、という口コミも見かけましたが、この値段なら文句はないかなと……。

ちなみにこちらの宿には「ナポレオン」という名前の看板犬がいるようで、小型犬のようですが室内で放し飼いになっているそうです。犬が好きだったり苦手だったりする方は、その点も気に留めておいたほうが良いでしょう。

徳島県:宍喰温泉 はるる亭

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き8,800円~

徳島県からは宍喰温泉の「はるる亭」を選出しました。

ナトリウムー炭酸水素塩泉の源泉をかけ流しで楽しめる全8室の温泉民宿です。シングルルームがあって土曜日も1人で泊まれますし、1人泊のプラス料金も休前日のプラス料金もなく、いつ何人で泊まっても2食付き8800円というすばらしい宿。

アクセスはJR牟岐線の宍喰駅から徒歩20分。バスの運行もあるようですが、バス停から徒歩15分ぐらいのようなので、駅から歩くほうが良さそうですね。


画像:じゃらんnet提供

浴室は男女別の内湯で、15時~22時と6時~9時半まで利用可能です。

食事は、水床湾で獲れた新鮮な魚介類を使用した宍喰丸ごと会席。


画像:じゃらんnet提供

2食付き8800円とはとても思えない充実した食事内容で、レビューでもかなりの高評価を集めていました。

客室は「本館おまかせ和室」と「別館洋室シングルルーム」から選べます。どちらもトイレは共同のようですが、Wi-Fiが利用できるのは洋室シングルルームのみのようです。

シングルルームにはデスクと椅子の用意もあるようなので、ワーケーション利用にも良さそうですね。

高知県:天然温泉 はるのの湯

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,500円~

高知県からは、高知市内にある温泉付きの宿泊施設「はるのの湯」を選出しました。

高知駅前から路線バスで約1時間ほどの「JAはるの」停留所で下車して徒歩15分です。アクセスについては宿の公式サイトに詳細な記載がありました。


画像:じゃらんnet提供

天然温泉の少ない高知県では貴重な、広々とした露天風呂とサウナ付きの大浴場を持つ宿です。

食事は、鰹のたたきをはじめとした地元産の食材を使用した和食です。


画像:じゃらんnet提供

シングルルームがあって土曜日も1人で泊まれますし、すべての客室がトイレ付きなので女性でも安心して宿泊できそうです。

ちなみに、8畳の和室が最もお安く泊まれて2食付き1万円以下で宿泊可能なのですが、温泉露天風呂付きの部屋も14,000円から1人泊可能なので、かなりお安く楽しめる宿だと思います。

九州・沖縄で一番泊まりたい宿泊料金1万円以下の宿

九州・沖縄地方で選んだ8軒の宿すべてが、2024年10月現在「休前日の1人泊プラン」が販売されている宿です。

北海道・東北エリアと同様に、九州エリアもお安く泊まれる温泉宿が探しやすいエリアです。

福岡県:ホテルグランスパ アベニュー

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き8,800円~

福岡県からは、西鉄天木駅の目の前にある温泉付きホテル「ホテルグランスパ アベニュー」を選出しました。

浴室は、3階に男女別の大浴場と4階に露天風呂が1室あり、露天風呂は時間帯で男湯・女湯を分けています。


画像:じゃらんnet提供

また、この他に有料の貸切風呂が11室あり、利用したい場合はチェックイン後に予約が可能なようです。お湯はph10以上の高アルカリ性の源泉をかけ流しにしてり、ツルツル感があって好評なようです。

2食付きのプランで宿泊する場合、夕食はお弁当を部屋でいただくプランと、近所にある居酒屋の割引券がついてくるプランになります。


画像:じゃらんnet提供

こちらがお弁当の画像です。1人で居酒屋利用に抵抗があれば、部屋でお弁当も気楽で良さそうですね。

シングルルームに泊まって、夕食はお弁当を選んだ場合、2食付き8.800円から1人泊可能です。ちなみにこちらのホテル、客室のバスに温泉が配湯されている部屋もあるのですが、温泉バス付きの部屋にも11,350円から1人泊可能なので、温泉をしっかり楽しみたい方は「温泉バス付き」と書かれた部屋で予約するのも良いかと思います。

佐賀県:嬉野温泉 旅館一休荘

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,900円~

佐賀県からは、嬉野温泉の「旅館一休荘」を選出しました。

数年前に1人で泊まり、大変気に入った宿です。嬉野温泉のバスセンターの目の前にあり、交通の便も良いです。以前宿泊したときよりも宿泊料金は多少上がっていますが、今でも2食付き1万円以下で1人で泊まれるプランがあります。

温泉浴室は2室あり、空いているときに鍵をかけて貸切で利用します。

お湯はかなり熱めで、嬉野温泉の高温の源泉がかけ流されています。
廊下に漫画がたくさん並んでいる書棚があり、お風呂あがりは漫画を読みながらビールを飲んで過ごしました。

夕食は、佐賀産牛の陶板焼きがメインで量もたっぷり!味もおいしかったです。

夕食は部屋食で、テレビを見ながらのんびりといただきます。

朝食には嬉野温泉名物の温泉湯豆腐も!

陶板の中身はベーコンエッグ。食後にはコーヒーもいただきました。

トイレ共同の6畳の和室に「夕食は部屋食・朝食は食事処」プランで泊まる場合は2食付き9900円から1人泊可能です。

ちなみに、私が泊まったときは客室でWi-Fiは利用できませんでした。公共のFreeWi-Fiの案内がありましたが、利用時間に制限があって実用的ではなかったと思います。数年経って変わっている可能性もありますが、現在も「客室でインターネット利用OK」とは書かれていない宿なので、Wi-Fiは使えないと思って宿泊したほうが良いです。(以前「Wi-Fiが使えなかった!」という理由で低評価を付けていた方がいたので念のため……)

大分県:三船温泉 城山

休前日も1人泊OK!・1泊2食付き9,900円~

大分県からは、三船温泉の「民宿城山」を選出しました。

聞き慣れない温泉地ですが、竹田市久住町にあり、位置的には長湯温泉と七里田温泉の中間あたりにあります。豊後竹田駅からバスが運行しており、バス路線はGoogleマップに対応していますのでご参考まで。

浴室は男女別の内湯と露天風呂があり、朝5時から夜は22時まで入浴可能。深夜の入浴はできません。


画像:じゃらんnet提供

泉温46度の炭酸水素塩泉ー硫酸塩泉をかけ流しで楽しめます。恐らく、泉質的には長湯温泉の高温の源泉を持つ宿と近いのではないかなと予想しています。

夕食の内容はいくつかのプランが用意されていますが「県産豚のしゃぶしゃぶ塩麹鍋」がメインのプランで、6畳の和室に宿泊すれば2食付き9900円~で1人泊可能です。


画像:じゃらんnet提供

食事もおいしそうでお湯も良さそう、レビュー評価も高く、土曜日も1人泊可能でお安く泊まれる。温泉宿がたくさんある大分の中でもかなり良さそうな宿で気になっています。

ちなみに、Wi-Fi利用は可能な部屋と利用できない部屋があり、1番お安く泊まれる6畳の和室では利用できないようですので、宿泊される際はそのおつもりで。

長崎県:湯ノ本温泉 旅館 海老館

休前日も1人泊OK・1泊2食付き9,350円~

長崎県からは、壱岐島の湯ノ本温泉「旅館 海老館」を選出しました。

長崎県は、雲仙温泉や小浜温泉などの有名温泉地は外国人観光客からの人気も高く、宿泊料金が高騰していてお安く泊まれる宿が見つからず……離島の壱岐島の温泉宿を選びました。

壱岐島は長崎県に属していますが、博多港から高速船で1時間少々で着けるため、福岡市内からアクセスしやすい(=遠方からアクセスしやすい)離島です。それに魚介や壱岐牛などの食材も豊富で、個人的にとても好きな島です。

海老館では宿泊客の送迎は行っていないようですが、島内は本数は多くないもののバスの運行があります。バスの時刻表はGoogleマップに対応していますので参考にしていただけるかと思います。

1万円以下で宿泊できるプランは「ビジネス2食付き」プランで、食事内容は「メイン料理1品にお造りと焼き魚」が付くというもの。あまりたくさん食べない人なら十分そうですが、スタンダードな会席料理のプランも14日以上前に予約する早割プランなら11,000円から予約可能です。


画像:じゃらんnet提供

こちら↑がスタンダードプランの食事の写真です。旬の地魚をふんだんに使った会席料理とのことで、この内容で11,000円というのもかなりお安い感じがしますね。

浴室の写真はじゃらんにはありませんでしたが、公式サイトの写真が参考になります。内湯と露天風呂があり、茶褐色の濁り湯のナトリウム塩化物温泉をかけ流しで楽しむこともできます。


画像:じゃらんnet提供

海のすぐ近くにある宿なので、眺望も楽しめるのではないでしょうか。

1点留意点として、客室の詳細に「インターネット利用OK」の記載があるのですが、宿泊施設の詳細に「しばらく工事のためインターネット利用ができない」旨が記載されていました。現在工事が終わっているかはわかりませんが、Wi-Fi利用が必須の方は予め問いあわせたほうが良いかと思います。

熊本県:山鹿温泉 新青山荘

休前日も1人泊OK・1泊2食付き9,700円~

熊本県からは、山鹿温泉の「新青山荘」を選出しました。

山鹿温泉までは熊本市内の「桜町バスセンター」から直通のバスが出ており、1時間少々で着くことができます。バスの時刻表はGoogleマップに対応していますので参考にできます。

実は以前、この「新青山荘」には日帰り入浴でお邪魔したことがありまして。

noteの旅日記にも書いているのですが、この日は4軒でお湯に浸かって、1番すばらしいお湯だなと感じたのがこちらの新青山荘でした。


画像:じゃらんnet提供

こぢんまりとした浴槽に、すごい勢いで源泉が投入されており、温度は私の大好きな人肌のぬる湯。いつまでも浸かっていたくなるようなすばらしいお湯でした。

宿泊すればこのすばらしいお湯に、夜通し浸かることができます。

2食付きで泊まる場合は、夕食が「魚料理と肉料理がそれぞれ1品ずつ付くおまかせ日替わり定食」になり、シングルルームであれば2食付き9700円~、セミダブルでも2食付き10,000円~で宿泊可能です。ちなみに、シングルルームがあるので土曜日も1人で泊まれる宿なのだと思うのですが、人気があるのか休前日はすべて売り切れとなっていました。


画像:じゃらんnet提供

夕食の写真はありませんでしたが、朝食は「山鹿のおかんの宿」という名にふさわしい、家庭的でおいしそうな朝食です。客室でインターネット利用も可能なので、ワーケーションにも良さそうですね。

宮崎県:加久藤温泉

休前日も1人泊OK・1泊2食付き9,900円~

宮崎県からはえびの市にある「加久藤温泉」を選出しました。
えびの駅から車で7分ほど。予約制でえびの市内まで送迎可能とのことなので、駅まで送迎をお願いできるかと思います。

こちらのお宿、おそらく「鯉料理がおいしい料理屋」がメインで「食事をすれば温泉にも入れる」し、「泊まることもできる」というタイプの宿のようです。

2食付き9900円から1人泊可能で、夕食では自然の湧き水で育てた鯉と鱒料理を楽しむことができます。


画像:じゃらんnet提供

夕食の内容は「前菜、小鉢(酢の物)、鱒の塩焼き、鯉のお刺身、鯉のあんかけ、茶碗蒸し、御飯、香の物、鯉こく、デザート」でかなりの鯉づくし。私は鯉料理が好きなので心惹かれますが、鯉料理が苦手な方は絶対泊まらないほうが良いかと思います……。


画像:じゃらんnet提供

こんなに鯉料理が並ぶコース料理はなかなか見ないので……食べてみたいなと。

食事メインだからか温泉浴室の写真が見当たらないのですが、先代が執念で掘り当てたという、地下700メートルから湧出する単純温泉をかけ流しで楽しめます。

料金が安いこと以外にも個性あふれる宿のようで、1度泊まってみたいです。

鹿児島県:温泉宿 宝箱

休前日も一人泊OK!・1泊2食付き9,100円~

鹿児島県からは垂水市にある「温泉宿 宝箱」を選出しました。

鹿児島県にはお安く泊まれてお湯が良い小旅館がけっこうあるのですが……交通の便が良くなくて、タクシーを利用しなければたどり着けない宿が多く、選に漏れてしまいました。

こちらの宿は垂水港から車で5分の立地ですが、垂水港までは鹿児島空港から空港バスの運行があります。垂水港から宿までは送迎バスを利用可能です。

「温泉宿 宝箱」は、かつての名前を「財宝健康保養センター薩摩明治村」と言い「財宝」という温泉水のミネラルウォーターの工場に併設している温泉付きの保養所だったようです。

こちらの宿の魅力は、桜島を間近に眺められる露天風呂。


画像:じゃらんnet提供

お湯もかけ流しで、浴室は夜通しの利用できるのもうれしいですね。お湯は単純温泉のようですがほのかに硫化水素臭がするというレビューもありました。

夕食は「しゃぶしゃぶコース」「焼肉コース」「うどんすきコース」「ぶりの寄せ鍋(※5月~8月は提供なし)」「垂水産カンパチの寄せ鍋」「垂水産カンパチの塩ちゃんこ鍋」の6つから選べて、すべて食べ放題です。


画像:じゃらんnet提供

飲み放題を付きのプランもありますが、食べ放題のみなら2食付き9100円で1人泊可能です。

Wi-Fi利用も可能ですし、全室トイレ付きなのでお安く快適に過ごせそうな宿です。

沖縄県:HOTEL SANSUI HANA 琉球温泉 波之上の湯

休前日も1人泊OK・1泊2食付き10,952円~(朝食付き8,522円~)

沖縄県からは、那覇市内の温泉付きホテル「琉球温泉 波之上の湯」を選出しました。

那覇空港から車で8分と近く、ホテルと空港を結ぶ無料シャトルバスも運行しています。

全278室の大型ホテルですが、サウナや露天風呂のある温泉大浴場があり、朝6時から24時まで利用可能です。


画像:じゃらんnet提供

ホテルのレストランで夕食をいただくプランはないのですが、沖縄の老舗ステーキハウスの夕食券2000円分が付くプランがあり、スタンダードダブルルーム宿泊で2食付き10,952円で1人で泊まれます。

沖縄県内には2食付きで泊まれる温泉付きの宿がそもそもとても少ないので、1万円を少しオーバーしてしまいますが、こちらが最安値でした。


画像:じゃらんnet提供

朝食は館内のレストランでバイキングですが、こちらは沖縄料理がいろいろと並び、評判が良いようです。朝食付きプランであれば8522円~で泊まれますので、朝食付きで泊まって夕食は那覇市内の好きなレストランで取るのも良さそうですね。

47軒の選出を終えて

今年最初に公開した記事にも書きましたが、2024年は「安くていい宿を積極的に探していきたい!」という思いを例年よりも強く持っていたため、本稿の公開に至りました。

今回「47都道府県から1軒ずつ宿を選出する」という形にしましたが「安く泊まれるいい温泉宿がけっこうある県」と「そもそも2食付きで安く泊まれる温泉宿がぜんぜんない県」があります。

以前こちらの記事↓にも書きました。

最終候補に残っていたけれど「一県から一軒の紹介」のため紹介できなかった宿。
絶対紹介するつもりでピックアップしていたかなり良さそうな宿だけど、直前に宿泊料金が微妙に上がって1万円を若干オーバーし、紹介できなかった宿など、惜しくも47軒から選に漏れてしまった宿18軒についてnoteにまとめました。

メンバーシップ会員向けになりますが、600円のスタンダードプランで読めますのでよろしければご検討ください。(記事単品でも1000円で購入できます)

関連記事:過去に泊まってよかった宿のまとめ記事はこちら

2023年に泊まった宿についての記事も、なんとか年内には出したいと思っています。

好きな温泉地10選と好きな宿10選

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