文化庁の京都「初代長官」は、あの「UFO」作曲の都倉俊一さん

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 文化庁が移転した27日、古都・京都は「文化行政の拠点」として新たな時を刻み始めた。京都市上京区の新庁舎では職員が早速、業務に取りかかった。京都で誘致を求める声が上がったのは30年以上前。地元の関係者らは喜びに沸き、「日本文化の魅力を発信していきたい」と語った。

京都での仕事始めの心境を語る都倉文化庁長官(27日午前、京都市上京区で)=河村道浩撮影
京都での仕事始めの心境を語る都倉文化庁長官(27日午前、京都市上京区で)=河村道浩撮影

 京都移転後の「初代長官」となる都倉俊一氏は1948年生まれ。東京都出身で、学習院大在学中に作曲家としてデビュー。78年にはピンク・レディーが歌った「UFO」で日本レコード大賞に輝いた。山本リンダさんの「どうにもとまらない」、山口百恵さんの「ひと夏の経験」、狩人の「あずさ2号」なども手がけ、ヒットメーカーとして知られる。

 日本音楽著作権協会会長などを歴任し、2021年4月に第23代長官に就任。コロナ禍で苦境に立つ芸術家への支援に尽力してきた。他国に比べエンターテインメントの「海外輸出」が不十分などと、日本の文化政策の問題点を指摘している。

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3948957 0 エンタメ・文化 2023/03/27 15:58:00 2023/03/27 16:17:14 2023/03/27 16:17:14 /media/2023/03/20230327-OYT1I50107-T.jpg?type=thumbnail

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