今回は、2021年1月22日金 チコちゃんに叱られる!「チコちゃんに叱られる!▽サーモンの秘密▽空気を読む▽厄年とは?」の番組内容を紹介。
厄年ってなに?
なんとなく、お祓いに行かなければと考える年なんですが、いったい厄年ってなに?
厄年ってなに?
本日の2 つめ目の話題。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、神社とかにお参りによく行くステキな大人ってだーれ?」
アンミカさんが、答えたそうなそぶりで、回答者に。
チコちゃんは、アンミカさんに厄払いって知っているか、また、いつ行くかなど質問。
その後、
チコちゃん「厄年ってなに?」
アンミカさんは、その年に魔がひそんでおり、その年に魔を払ったという旨の回答。
正解に至らず、叱られちゃいました。
チコちゃんの答えは、「厄年は役年」
厄年は役年
解説してくれたのは、以前にも登場の江戸川大学の斗鬼正一名誉教授。
地域や神社によって違いはありますが、多くの場合厄年とは、数え年。
男性 25歳・42歳・61歳
女性 19歳・33歳・37歳。
数え年とは生まれた時を1歳として元日を迎えると年齢が1つ加算。
厄年を満年齢で言い換えると、
男性 24or23歳、41or40歳、60or59歳
女性 18or17歳、32or31歳、36or35歳
厄年は災難を受けやすい年というネガティブなイメージが一般的。
実は、そうではなく、人生の大事な節目の年齢という面も。
と言っても厄年に悪い意味が全くないわけではありません。
厄年の年齢は社会的に大きな転機を迎える年。
責任ある立場にステップアップする年
精神的・身体的に不安定になりやすく、病気やケガに注意するという従来通りの考え方も。
厄年=役年とは?
地域共同体において重要な地位や役割を担う年齢という意味。
男性の場合
数え年の25歳
江戸時代、結婚適齢期の年齢。
社会的に一人前の大人として扱われるようになります。
農村であれば田畑の管理、
作物の収穫など責任ある仕事を果たす年。
数え年の42歳
江戸時代でも働き盛りの年齢。
父親が隠居するにあたって家長の座を譲り受け一家の責任者に。
村の行事などでもお祭りを取り仕切るなど中心的な存在に。
毎年10月に行われる富山県黒部市の生地たいまつ祭り。
42歳の厄年を迎えた男衆が神輿を担いで約400本のたいまつが燃え盛る参道を駆け抜けるという大役。
数え年の61歳
江戸時代では長老と呼ばれて隠居する年齢。
社会的には年長者としてご意見番としての立場に。
女性の場合
数え年で19歳。
江戸時代では一般的に結婚する年。
女性の方が若くして家庭に入るのが一般的な時代。
出産という大役も。
数え年で33歳
違う家に嫁いだ「よそ者」から嫁ぎ先の一員として認められる年に。
実際に昭和30年頃まで続いた新潟県佐渡市の儀礼。
女性は33歳になると呼び名が「嫁」から「母さん」に。
意見を聞いてもらえるように。
そして数え年で37歳。
は結婚してから約20年。
姑から嫁に対して「しゃもじ渡し・へら渡し」が行われる年齢に。
しゃもじ・へらは食べ物を分配する道具であり主婦の象徴。
しゃもじ渡しとは姑から嫁に家事全般の権利が譲られる事。
正式に一家の主婦として家事や家計の責任者になる年。
ちょうど同じ頃に夫は42歳で家長になり、夫婦で家を取り仕切る年齢でもあったり。
ここで、今回の担当ディレクターが、後厄の年でも厄払いに行っていないという。
そこで、厄払いに。
神社の受付でその旨を伝えて申込書に記入。
備考欄には、具体的なお願い事などを記入。
祈祷料(初穂料)を渡す。
住所・氏名・願い事が読み上げられ、お祓いが済んだらお守りやお札をもらって終了。
後日、厄払いの祈祷料を、経費でお願いする場面で修了。
結論
というわけで、
「厄年ってなに?」は、
「厄年は役年」
でした。
解説してくれたのは
江戸川大学の斗鬼正一名誉教授
斗鬼正一名誉教授
斗鬼 正一(とき まさかず、1950年(昭和25年) – )は、日本の文化人類学者。専門は都市人類学、地域研究。江戸川大学社会学部現代社会学科文化人類学・民俗学コース教授。明治大学文学部講師。明治大学大学院講師。 日本テレビ「世界一受けたい授業」「月曜から夜ふかし」「ZIP」「Nスタ」、テレビ朝日「Qさま」「相葉マナブ」「モーニングバード」、TBSテレビ「アイアム冒険少年」、テレビ東京「所さんの世界のビックリ村」、フジテレビ「リアルスコープハイパー」などのテレビ番組、「週刊女性」などの雑誌、新聞書評で、日本、世界の文化に関する解説、論評多数。
(Wikipediaより)
江戸川大学(えどがわだいがく、英語: Edogawa University)は、千葉県流山市駒木474番地に本部を置く日本の私立大学である。1990年に設置された。大学の略称は江戸大。
江戸川大学在校生には、1人につき1台のノートパソコンが入学後に配布されている。そして、コンピュータの基礎教育、文章教育、コミュニケーション教育(専門講師を招いて)を積極的に行っている。また、大学敷地内には無線LANも配置されており、インターネットが常時利用できる。
教員には小倉淳(マス・コミュニケーション学科教授)、西條昇(マス・コミュニケーション学科准教授)、小林至(経営社会学科教授)、北原憲彦(経営社会学科教授)、斗鬼正一(現代社会学科教授)他、各分野において著名な人物(非常勤講師も含めて)が多く、同大学卒業生の専任教員もおり、学生との交流も盛んである。
それぞれの学科においての野外活動も多い。特に現代社会学科は、専任教員の専門分野が幅広く、現代社会の諸相を野外活動(フィールドワーク)を軸に研究する学科として、江戸川大学の特色が生かされた学科である。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
他の記事もよろしくね。