今回は、2021年2月19日金 チコちゃんに叱られる!「チコちゃんに叱られる!▽缶詰の秘密▽スケートリンクの謎▽言葉の不思議」の番組内容を紹介。
妖怪研究者が選ぶ人助けするありがたい妖怪は?
妖怪研究者が選ぶ人助けするありがたい妖怪は?
本日の3つめ目の話題。
「目指せ大型連休!働き方改革のコーナー」
第12回目「大先生アワー だって好きなんだもん」企画。
まずは、チコちゃんと岡村さんの雑談。
アマビエについて。
姿を書き写して人々にみせると、疫病の流行を防げるといわれている妖怪。
そこで、今回は、妖怪企画。
今回の大先生は妖怪研究20年、國學院大學の飯倉義之准教授。
今回の先生が紹介してくれるのは「人を助けるありがたい妖怪」
山童(やまわろ)
日本各地の山の中に現れる妖怪。
毛深い体にギョロっとした一つ目。
食べ物(お米、お酒など)をあげると、山道で重い荷物を運んでくれます。
江戸時代後期の医者、橘南谿。
日本各地で見聞きした話を記した紀行書「東西遊記」にも山童の記述が。
大きな木を切り倒し、どうやって運ぼうかというとき
力仕事を手伝ってくれる良い妖怪。
しかし、助けてもらうときには、注意が必要。
助けてもらった後に、食べ物を渡さなかった場合、さまざまな災いが降りかかります。
この妖怪から得られる教訓は、「約束はちゃんと守ろう。」
送り犬
夜山の中を歩いていると出会う妖怪。
長い尻尾、獰猛な牙が特徴。
山を行く旅人を見守りながら家まで送り届けてくれるというボディガード的な役目。
長野県の言い伝えには、山の中で子どもを産んだ女性の為に送り犬が家まで送り、道中出会ったオオカミからも女性を守ったとのこと。
そんな良い存在の送り犬。
しかし、送り犬の前で転んでしまうと、人間が息絶えたと思い込んで襲い掛かって来るそう。
もし転んでしまった場合は「どっこいしょ」と言ってその場にしばらく座り込む。
こうすれば転んだのではなくただ休んでいるだけと送り犬に思わせる事が出来るとのこと。
この送り犬から学べる教訓は「下心のある親切には気を付けよう。」
結論
というわけで、
「妖怪研究者が選ぶ人助けするありがたい妖怪は?」は、
「山童(やまわろ)、送り犬」
でした。
解説してくれたのは
國學院大學の飯倉義之准教授
飯倉 義之
イイクラ ヨシユキ
所属文学部
日本文学科
所属・職名
文学部 日本文学科, 准教授
学位
2008年03月, 博士(文学), 國學院大學, 文甲第109号
本学就任年月日
2013年04月01日
研究分野
口承文芸学、民俗学、現代民俗, 口承文芸研究の方法を、現在の社会や文化を理解する方法として用いる
研究分野口承文芸学、民俗学、現代民俗
(大学HPより)
國學院大學(こくがくいんだいがく、英語: Kokugakuin University)は、東京都渋谷区東四丁目10-28に本部を置く日本の私立大学である。1920年に設置された。大学の略称は國學大[注釈 1]、國大[注釈 2]。
大学全体
「國學院大學 開校の地」の碑
皇典講究所(國學院大學の前身)で使用されていた椅子。國學院大學博物館展示。
國學院大學は1882年(明治15年)に創立された皇典講究所を母体とする大学である[1]。皇典講究所は明治政府の神道政策の一環として、古典研究と神職養成の機関として創立された[2]。1890年(明治23年)に皇典講究所によって國學院が設立されて以来、諸学問を通じて日本の伝統文化を明らかにして、国や地域への貢献、国際社会の発展に寄与するとともに、自己の個性を最大限に発揮することのできる人材を育成することを理念とし、 国史・国文・国法の研究機関、「国学(=日本を学ぶ)」の大学として研究と教育を重ねる。1920年(大正9年)に日本の私立大学では早稲田大学・慶應義塾大学についで、最も古い段階で大学令に基づく大学となった(詳しくは旧制大学参照)。
(Wikipediaより)
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