今回は、2021年2月19日金 チコちゃんに叱られる!「チコちゃんに叱られる!▽缶詰の秘密▽スケートリンクの謎▽言葉の不思議」の番組内容を紹介。
なんで国によって言葉が違うの?
確かに島国ならわかりますが、地続きの国でもちがいますよね。
なぜなんだろう?
なんで国によって言葉が違うの?
本日の4つめ目の話題。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、おしゃべり上手なステキな大人ってだーれ?」
ここは岡村さんが立候補して回答者に。
今回の質問は、NHK Eテレ「天才てれびくん」から。
みやぞんさんとてれび戦士たちが話し合っていろいろな質問をだします。
結局、冨土原さんからこんな質問が。
なんで、国によって言葉が違うの?
冨土原さんは、英語の勉強をしていて、「全部の国が同じ言葉になっちゃえばいいのに」とおもっているそう。
岡村さんは、(耳の)構造が違うからという回答。
正解に至らず、叱られちゃいました。
チコちゃんの答えは、「大事なものがバラバラだったから。」
大事なものがバラバラだったから
解説してくれたのは、東京外国語大学副学長の中山俊秀教授。
レポーターは冨土原くん。
疑問の答えの前に、先生から、現在世界中でどのくらいの種類の言語が存在するか?という質問。
そこで、「違った言葉を集めてみる」ことに。
みんなで協力し、辞書やインタ―ネット、また、テレビ会議で外国の方の協力して出来る限り世界中の「こんにちは」を収集。
結果、50種類のこんにちはを集める事が出来ました。
ここで、再度、先生のもとへ。
先生から世界中にある言語の数は、現存するモノだけで7000以上。
島国のように分かれている地域で異なった言語が話されているというのは理解しやすい。
しかし、ヨーロッパやアフリカ大陸、南アメリカなどの地続きの場所で人の往来があるような場所でも細かく言葉が違っているのはなぜ?
「大事なものがバラバラだった」
例えば英語で、コメはrice。
日本語では、稲、米、ご飯、めし、シャリなど様々な言葉が。
様々なシーンによって日本人は、コメ(米)を使い分けています。
これはつまり日本人にとってお米が重要だったから。
北欧の国のフィンランドでは「雪」にまつわる言葉がたくさん存在。
これはフィンランドでは雪がとても重要だったから。
また、遊牧しながら暮らすモンゴルでは「馬」が大切。
だから、馬にまつわる言葉がたくさん。
馬の呼び方が性別や年齢によって変わります。
人類はこの地球上で様々な環境で生き延びようとしてきた長い歴史があります。
それぞれ異なる環境に適応しようとすると、集団ごとに大事な事を仲間に伝える内容というのは自然とバラバラに。
その結果としてバラバラの言語が誕生する事に。
日本語でも若者言葉などが毎年のように生まれては消えています。
わかい女の子(ギャル)でも言葉はさまざま。
これも、ある意味新しい言語のようなもの。
ある特定のコミュニティでコミュニケーションをとる時に話題になりやすいワードは短く省略されたり。
また、違う言葉に置き換えられたり。
つまり言葉の違いはイコール文化の違い。
そうかんがえると、最後は、冨土原さんもいろいろな言葉があってもいいと考えるように。
最後は、英語を頑張って話せるようになり、先生と会話することを約束して終了。
結論
というわけで、
「なんで国によって言葉が違うの?」は、
「大事なものがバラバラだったから」
でした。
解説してくれたのは
東京外国語大学副学長の中山俊秀教授。
氏名 / Name 中山 俊秀 (NAKAYAMA Toshihide)
所属職名 / Affiliation アジア・アフリカ言語文化研究所/教授
Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa/Professor,
東京外国語大学/副学長(兼務)
Tokyo University of Foreign Studies/Vice President(Concurrently),
東京外国語大学/館長(兼務)
Tokyo University of Foreign Studies/Director(Concurrently)
取得学位 /
Academic Credentials
修士(言語学)(カンザス大学) 1990年
Master of Arts (Linguistics)() 1990
博士(言語学)(カリフォルニア大学サンタバーバラ校) 1997年
Doctor of Philosophy (Linguistics)() 1997
専門分野(科研費分類) /
Research Field(s) (by KAKEN)
言語学
Linguistics
(大学HPより)
東京外国語大学(とうきょうがいこくごだいがく、英語: Tokyo University of Foreign Studies)は、東京都府中市朝日町3-11-1に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は外語大(がいごだい)や外大(がいだい)、東京外大(とうきょうがいだい)、東外大(とうがいだい)などで、英語ではTUFSと呼ばれる。
大学全体
旧制東京外国語学校を前身とする大学である[1]。東京大学、一橋大学と同じ起源を持ち、大阪大学(外国語学部)とは姉妹校に当たる。
学部は、2012年(平成24年)3月まで、7課程26専攻を設置する外国語学部 (Faculty of Foreign Studies) のみだったが、2012年4月に改組され、言語文化学部と国際社会学部の2学部体制となった[1]。専攻の言語や専攻言語に関する地域の文化に加えて人文・社会科学、さらに自然科学(おもに情報科学)を学ぶことができる。2012年4月以降改編された学部では、いずれの学部も「実用語学力の養成」を重視する一方、言語文化学部は人文科学領域の研究を重視し、国際社会学部は社会科学領域の研究に重きを置くカリキュラムとなっている。
大学院は、教育組織として総合国際学研究科 (Graduate School of Global Studies) が設置されており、そこでは博士前期課程(4専攻)と博士後期課程(3専攻)が設置されている[注 1][2]。
教育および研究
世界中の言語が研究・教育されており[注 2]、多くの語学専門家が所属している、日本唯一の国立外国語大学である。また狭義の語学だけにとらわれず、地域研究にも力点を置き、当該言語圏の政治、経済、社会、文化、習俗などについても教育・研究を行っている。単科大学でありながら、長きに渡って外交、文学、学界、マスコミ、商社、教育、芸術などの広い分野において卒業生の活動を見ることができる。
世界大学ランキング
2020年イギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社 (Quacquarelli Symonds :QS)」の「QSアジア大学ランキング」では501位であり[4]、言語学・英文科などの主要学科はQS全世界大学学科のランキング上位151位から200位以内だった[5]。
(Wikipediaより)
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