2022年9月24日のチコちゃんに叱られるは、2020年11月6日の再放送。
(以下、以前のコピペです。)
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今回は、2020年11月6日金 チコちゃんに叱られる!「▽フライドポテトの秘密▽葉っぱが落ちる謎」の番組内容を紹介。
なんでフライドポテトは止まらなくなるの?
確かに、フライドポテトは、止まらないですね。
単においしいから?
なんでフライドポテトは止まらなくなるの?
岡村さんの結婚の話題につづいて、2つ目の話題。
チコちゃん「どうも~こんチコは~!」
ゲスト紹介。
初登場の中条あやみさんは「中条あやみポーリンちゃん」
お父さんがイギリス人で、これがフルネーム。
中条さん「こんチコは~。」
初登場の高橋英樹さんは普通に名前をよんで紹介。
高橋英樹さんはチコちゃんファン。
愛犬のチロコちゃんをチコちゃんに改名しようとしているそう。
さて、問題へ。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、ファストフードが好きなステキな大人ってだーれ?」
岡村さんの指名で、中条さんが回答者に。
ファーストフードから、フライドポテトの話題に。
チコちゃん「なんでフライドポテトは止まらなくなるの?」
中条さん「美味しいから、疲れているから。」
チコちゃん「ではこれを食らってください。ボーっと生きてんじゃねーよ!」
高橋英樹さんや岡村さんにも聞いてみると、フライドポテトの細さや形がそうさせるという答え。
チコちゃんの答えは、「カリウムとナトリウムの無限ループが生まれるから。」
カリウムとナトリウムの無限ループが生まれるから
解説してくれたのは、服部栄養専門学校の鈴木章生専任教授。
まず第一にフライドポテトは美味しいというのが大前提。
そして、「止まらない・やめられない」という食べ物には“2つの大きな条件”が。
それが、油で揚げているということ、ナトリウム(塩分)とカリウムの無限ループ。
油で揚げている
油は口に入れると唾液によって脂肪酸に分解。
舌がその脂肪酸を感知すると脳に味を伝える能力が格段にアップ。
脂肪酸には食べ物の甘みや旨味を強く感じさせる増強効果があります。
だから、油を食べれば食べるほどどんどん美味しく感じてることになります。
。
このように油で揚げるとより美味しく感じられて幸福感を得ることができます。
すなわち、フライドポテトはその2つの条件の一つを満たしている食べ物。
ナトリウムとカリウムの無限ループ
これがフライドポテトが止まらなくなる最大の原因。
人間にとって必要不可欠な栄養素であるナトリウムとカリウム。
互いに適切な割合を保つことで細胞や血圧を正常に機能。
じゃがいもにはカリウムが豊富に含まれています。
これを食べると体の中にカリウムが増加。
すると正常なバランスに戻そうと体はナトリウム(塩分)を求めます。
塩がかかったフライドポテトはまさにこの食べ物。
フライドポテトを食べる → カリウムが体内で増える → 塩分を欲する → フライドポテトを食べる →
こんな具合にフライドポテト無限ループの虜になってしまうのです。
ここに油による幸福感も加わってくるのでより中毒性が増します。
という事は、「カリウムが含まれるものを塩で味付けして油で揚げれば」新たな無限ループフードが誕生!
検証実験 ますます止まらなくなる食材は?
じゃがいもよりもカリウムを多く含む食品でリサーチ。
試食係は、シティーボーイズ1号こと大竹まことさん。
食材の先入観を無くすためにアイマスク着用。
フライド里芋
里いもにはカリウムがじゃがいもの1.5倍含有。
大竹さん「おいしいけど、止まらないほどではない。」
フライドアボカド
アボカドのカリウム含有量はじゃがいもの約2倍。
ある程度、食べたところで、正解。
大竹さん「こんなに食ったの?オレ、アボカド好きじゃないんだよ。」
そもそもアボカドが嫌いである事が判明。
フライド乾燥バナナ
含まれるカリウムの量はじゃがいもの約3倍。
大竹さん「甘いなぁ。」
甘すぎるらしい。
大竹さん「不味いよ!」
甘すぎて全く手が伸びないという結論。
最後にフライドポテトも食べてもらうと
大竹さん「一番美味い!」とパクパク。
鈴木先生にこの実験結果を電話で報告。
鈴木先生「そりゃあ、美味しくなかったんですね。マズかったからですよ。」
これは、番組にとって都合の悪い結果に。
結論
というわけで、
「なんでフライドポテトは止まらなくなるの?」は、
「カリウムとナトリウムの無限ループが生まれるから」
→ 「おいしいから」に変更
でした。
中条さんは「美味しいから」とも答えていたので、結果的に正解。
塚原アナから補足
ビールに塩の効いた枝豆の相性が良いのは、枝豆にカリウムが多く含まれているから無限ループがおきている。
さらにビールにもカリウムが含まれているのため、塩がついた枝豆を食べてしまう。
解説してくれたのは
服部栄養専門学校の鈴木章生専任教授。
鈴木章生 すずきあきら
服部学園理事・専任講師
食品学・栄養学の知識を織り込みながら、プロの立場から、長生きできる食生活について分りやすく説く。ユーモア溢れる楽しい講演は各地で好評を博し、調理や健康に関する著書も多数出版。食と健康を考える「自己管理」も安全を守る一部であるとし、一般市民対象だけでなく企業での講演も数多く行う。
鈴木章生のプロフィール
■職歴・経歴
1968年 学校法人服部学園服部栄養専門学校卒業。
管理栄養士・栄養士・調理師・製菓衛生師の資格を持つ。
現在、服部学園で食品学・栄養学の講義を務める傍ら、日本テレビ 「所さんの目がテン!」など、テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍。
■ラジオ出演
TBSラジオ「生島ヒロシのお早う一直線」
■著書
『広辞苑 四訂版 飲食部門』(岩波書店)
『職場で働く人のための健康読本』(労働基準調査会)
『調理師受験マニュアル』(新星出版社)
『事業所給食運営クリニック』(三英フォーラム出版)
『上手に調理するために』(日本児童問題調査会)
『教えて鈴木先生!働くおれたちメシ』(労働調査会)
(HPより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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