今回は、2019年1月4日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」お正月拡大版「大河ドラマ“いだてん”とコラボスペシャル」のお話。
インコはなぜ言葉をしゃべるのか?
確かにインコは人の言葉を上手に話しますよね。
なぜインコは喋れるんだろう?
インコはなぜ言葉をしゃべるのか?
本日の3問目は笑いながらのスタート。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で頭に小鳥が乗っているのが似合うハッピーな大人ってだーれ?」
岡村さんから指名され、生田さんが回答者に。
チコちゃん「なんでインコは言葉を喋るの?」
生田さん「声帯があるから。」
チコちゃん「インコの声帯が?」
生田さん「ある!」
生田さん「生きていく上で必要な技術」
チコちゃん「おっ!」
チコちゃん「最後に聞きますよ?インコはなに様?」
生田「えぇ?神様?」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
と正解に至らず、叱られちゃいました。
一般インタビューでも正解なし。
焼き鳥屋さんで女性ディレクターさん。
あまりにぼんじりが美味しくて考えがまとまらないとのこと。
自宅に戻ります。
女性ディレクター「(インコに)あなたはどうして言葉を喋るんですか?」
すると、テレビでは「ダーウィンが来た! ? ~生きもの新伝説~」
ナレーション「その時、ディレクターの耳にはインコがこう言っているように聞こえました。
インコ「ダーウィンのディレクターに作ってもらえばいいじゃん。
インコ「ダーウィンのディレクターにぼんじりをおごりなさい。ねぎまもおごりなさい。」
女性ディレクター「あっなるほど!」
ナレーション「という事で、あの自然番組とチコちゃんは知っています。」
チコちゃんの答えは、
飼い主を愛しているから! supported by ダーウィンが来た!
岡村さん「チコちゃんの答えじゃないんじゃないの?サポート体制もあるんだ!」
飼い主を愛しているから supported by ダーウィンが来た
解説してくれたのは、NHK自然番組のレジェンド横須賀孝弘ディレクター。
横須賀さん「自然番組班、最長老のこのわたくしにお任せください!」
過去にもたくさんの番組を担当されています。
30年以上に渡って自然番組を担当し、貴重な映像を数多く収めてきたレジェンド。
チコちゃんにダーウィンが来た!~生きもの新伝説~
和久田麻由子さんの語り。
インコのタズラちゃん「今こそすべての日本国民に問います。ねぇ、岡村~ボーっと生きてんじゃねーよ!」
桃太郎の話も話せるタズラちゃん。
時々、混ざって、「洗濯をしているとチコちゃんに叱られますよ。」
インコが人間の言葉を真似るのは飼い主を愛しているから。
進行役は、ダーウィンが来た!の名物キャラクターのヒゲじい。
ヒゲじい「その謎を解くカギはオーストラリアにあるそうですぞ。ほな野生のインコを見に「いんこ」かぁ~。」
ヒゲじいの特技はダジャレです。
インコの故郷はオーストラリアで群れで生活。
インコは一度つがいになると生涯相手を変えないそう。
オスとメスの2羽がさかんに鳴き合うという鳴き交わし。
これは夫婦の絆を深める行動。
この鳴き交わしが言葉を喋る理由。
ヒゲじい「チコーっと待った。言葉を喋るどころかただピヨピヨ鳴いているだけじゃないですか。これで納得するほど私はボーっと生きとりませんぞ!」
鳴き交わしから人間の言葉をまねるようになった?
ここからの解説は、鳥のコミュニケーションに関して研究している人間総合科学大学の藤原宏子先生。
セキセイインコのオスとメスが鳴き交わす別々の鳴き声を記録。
つがいになる前はバラバラだった鳴き声が徐々に揃ってくる様子を発見。
つがいになってから5週間。
メスの声に変化がないのですが、オスの声がメスの声と一緒のパターンに。
これは、オスがメスの声を真似しているという事。
メスは元々、自分の声に似たオスが好きだそう。
つまり、オスがメスの声を上手に真似すればするほどつがいの絆が深まっていく。
実際にモノマネをするオスの方がより多くの子供を残せるというデータもあるそう。
つまりペットのオスのインコは飼い主をつがい相手とみなしているんですね。
飼い主を愛しているからこそ声のマネをするようになります。
その結果、人間の言葉を喋るようになったと考えられるそう。
だから、オスの方がメスよりもお喋り上手。
ヒゲじい「チコちゃん!また知りたい事があったら遠慮なく、ちょこチコ聞きにいらっしゃい。」
チコちゃん「はい。ありがとう。ヒゲじい。」
横須賀ディレクター「というような感じです。」
チコちゃんディレクター「お見事です!ありがとうございます。」
結論
というわけで、
「インコはなぜ言葉をしゃべるのか?」は、
「飼い主を愛しているから supported by ダーウィンが来た」
でした。
塚原アナから補足
インコが上手に言葉を喋る事が出来る理由について。
インコは主食である種の殻を舌を上手に使って剥いていて、舌の筋肉が他の鳥よりも分厚く発達。
その分厚い舌が人間の舌とよく似ている事から複雑な人間の言葉をコピーできるとの事。
解説してくれたのは
NHK自然番組のレジェンドディレクター、横須賀孝弘ディレクター。
横須賀孝弘ディレクター
ャーナリスト、ノンフィクション作家。1954年神戸生まれ。1979年東京大学法学部卒。NHK山形放送局、番組制作局教育番組センター、1989年福岡放送局、札幌放送局、NHKエンタープライズ制作本部自然科学番組 エグゼクティブ・プロデューサー。
著書
『ハウ・コラ インディアンに学ぶ』日本放送出版協会 1991
『北米インディアン生活術 自然と共生する生き方を学ぶ』グリーンアロー出版社 2000
『インディアンの日々 生きることに迷ったら、インディアンの声を聞け』ワールドフォトプレス 2012.9.ワールド・ムック
翻訳
『北米インディアン悲詩 エドワード・カーティス写真集』金関寿夫共訳 アボック社出版局 1984
『大平原の戦士と女たち 写されたインディアン居留地の暮らし』ダン・アードランド 社会評論社 1999
(Webより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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