今回は、2019年4月26日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。
働き方改革のコーナー「世界で2番目に高い山は?」
恒例になった働き方改革のコーナー
世界で2番目に高い山は?
本日の3問目。
チコちゃん「ところで岡村。世界で1番高い山ってどこ?」
岡村さん「エベレスト。」
チコちゃん「じゃあ、世界で2番目に高い山は?」
岡村さん「ええっ!どこやろ~。」
チコちゃん「知らないのよね?結局。まあいいわよ。岡村。分からないままでいいです。」
といつものように、軽くいなされちゃいます。
岡村さん「教えてくださいよ。笑。せっかく2番目は?って聞いてんから、これまた2番目教えてくれんかったら気持ち悪いのよ。」
世界1高い山は標高8848mのエベレスト。
そして2番目は、K2 (標高8611m)
K2
中国、インド、パキスタンをまたいだカラコルム山脈にある山。
人里から遠く離れた奥地にあるためにその存在は誰にも知られず名もなき山。
その為、山を測定した時の測量番号であるK2がそのまま山の名前に。
山岳誌の編集長、萩原浩司さん。
「K2は、エベレストよりも登る事が難しい。生きて帰る事が難しい世界一過酷な山、非情の山あるいはキラーマウンテンと言われているんですね。」
ベレストの登頂者は2017年時点で4833人。
死者数は276人。
K2の登頂者は2019年時点で僅か446人。
死者数は分かっているだけで85人。
登頂者に対する亡くなった人の割合を比較するとエベレストが約17人に1人という割合に対してK2は約5人に1人と約3倍。
高度な技術を持つ登山家をもってしても、生きて帰れない山。
ではこのK2の過酷さとは?
1.見る事だけで命懸け
K2が位置しているのはカラコルム山脈の奥地の奥地。
最も近い村から80kmという距離。
整備された道は無く、移動手段は徒歩のみ。
濁流や氷河を越える1週間の道程でやっとK2が見える山の麓へ辿り着くという困難さ。
2.頂上を目指すのも命懸け
現在、K2の登頂ルートは全部で6つ。
平坦な場所はどこにもなく、ただひたすら垂直な岩肌をロッククライミングで登攀。
さらに他の山に比べて天気が変わりやすく、悪天候で身動きが取れずに衰弱死のリスクも。
3.山を下りるのも命懸け
下山中の天候悪化で滑落する登山家が多いというK2。
2012年のデータでは登頂者306人中、下山中の死者は31人。
頂上からの景色を見たのも束の間、
そのすぐ後には麓に帰ってくる事なく10人に1人は命を落とすという割合。
ナレーション「というわけで世界で2番目に高い山K2は世界一過酷なキラーマウンテンでした。」
日本人女性初のK2登頂者、小松由佳さん
結論
というわけで、
「世界で2番目に高い山は?」は、
「K2」
でした。
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