今回は、2019年5月31日金曜日放送、「チコちゃんに叱られる!」のお話。
ニワトリのたまごはなぜこの形?
たしかに、ニワトリの卵の形は丸ではないですね。
産みやすいから?
ニワトリのたまごはなぜこの形?
本日の1問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番、たまごが大好きで人間もまーるいステキな大人ってだーれ?」
大竹さん「俺に対する嫌味か。どうせ俺なんて。。。」
しかしながら、岡村さんが大竹さんを推薦して回答者に。
チコちゃん「まこっちゃん、手元の画用紙に卵のイラストを描いてみて。」
大竹さんは、卵の絵をかきます。
チコちゃん「なんで、ニワトリのたまごはその形なの?」
大竹さんは、言葉に詰まります。
チコちゃん「漏らしなさい。言葉を。今漏らすべきよ。」
岡村さん「口がパクパクなってましたよ?」
大竹さん「その形が、産みやすい形だから。」
正解に至らず、叱られちゃいました。
スーパーや養鶏場でのインタビューでも正解なし。
ナレーション「白より茶色の方が栄養価が高そうだの、黄身は色が濃い方が良さそうだの、形ではなく色にばかり気を取られている日本人の何と多い事か。」
チコちゃんの答えは、「転がらないため。」
転がらないため
ニワトリの卵の形の謎については、アリストテレスやデカルトなど名だたる偉人たちがその謎に挑んだという歴史があります。
未だに議論の的。
そんな中で1979年、ある日本の学者が画期的な論文を発表。
世界中で話題になりました。
その論文を発表したのが大阪経済大学の西山豊名誉教授。
鉛筆が六角形の謎についての解説してくれた先生。
卵が転がらない様子を簡単な実験で説明
台を傾けて、卵を転がしてみます。
ビー玉を転がすと、そのまま転がります。
卵を同様に転がしてみると、扇状に動きながら転がり、振り子運動。
尖った方が地面に向かって傾くのがポイント。
卵に角度が付くので、転がっても止まるように出来ています。
円錐型の模型を傾いた所に置くのと同じ原理。
数式では、SP = OP / tanα
西山教授「Rolling Eggs Stop on Slopes (ローリング エッグス ストップ オン スロープス)」
頭文字を取って「RESS」
ナレーション「出ました。西山先生オリジナル理論第二弾。」
卵が転がらない事によるメリット
卵を温めて育てる動物では、卵が転がった時も親鳥の目の届く範囲に卵が動くだけなので守りやすいとのこと。
その他の動物の卵は?
フンボルトペンギンの卵も同形状。
ペンギンは不安定な場所で卵を温める場合が多いのでさらに尖った形状。
さらにウミガラスの卵はさらに尖ってます。
ウミガラスは崖の上に巣を作るので、そのため、より転がらないようにできています。
このように特に不安定な場所で産み落とされる鳥の卵は転がらないように先が尖っていると推測。
一方、カメの卵はカプセル型。
坂道をコロコロ。
カメは穴の中に卵を産んで、産卵後に卵を温める習性もありません。
そのため、親から離れても問題ないから形状は尖ってなくても問題ない。
結論
というわけで、
「ニワトリのたまごはなぜこの形?」は、
「転がらないため」
でした。
補足
卵が止まるのは角度5度まで。
それ以上は転がり落ちるとのこと。
解説してくれたのは
大阪経済大学の西山豊名誉教授
西山豊教授。
西山 豊(にしやま ゆたか、1948年 -)は、日本の数学者、応用数学者。滋賀県出身。
大阪経済大学教授。
ブーメランの研究と普及をライフワークのひとつにしている。
来歴
1971年: 京都大学理学部数学科卒
1971年 – 1985年: 日本アイ・ビー・エム にてシステムエンジニアとして勤務
1985年: 大阪経済大学経営学部講師
1995年: 大阪経済大学経営情報学部教授
2005年 – 2006年: ケンブリッジ大学客員教授、ミレニアム数学プロジェクト(英語版)に参加する。
2012年: 大阪経済大学情報社会学部教授、現在に至る。
(Wikipediaより)
大阪経済大学(おおさかけいざいだいがく、英語: Osaka University of Economics)は、大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8に本部を置く日本の私立大学である。
1949年に設置された。
大学の略称は大経(だいけい)、大経大(だいけいだい)、経大(けいだい)、大阪経大(おおさかけいだい)など。
社会科学・人文系の私立大学で、1932年に設置された浪華高等商業学校を源流とする。ただ、浪華高等商業学校は紛争により1935年に閉校し、同年に浪華高等商業学校の講師陣や学生を引き継いで新たに開校した昭和高等商業学校を直接の前身とする大学である。
大阪市営地下鉄今里筋線瑞光四丁目駅からは徒歩7分。阪急京都線上新庄駅から徒歩約15分に位置し、4年制大学としては数少ない大阪市内に主要キャンパスを有する都市型大学である。
最寄駅の瑞光四丁目駅。副駅名が「大阪経大前駅」となっており、過去には車内放送でも流れていた。
また現在では関西の文系私大で唯一、夜間のみの通学で卒業可能な夜間学部とコース(経営学部第2部・経済学科イブニング履修)を設けている。大阪市内でも大阪市立大学と本学のみであり、学費も夜間主は昼間主と同額に設定されているのが普通になる中、関西私大で唯一、国公立大学の昼間主より安く設定している。また、昼間主の4年間の学費も関西の私立大学では最も安価に設定している。
2003年には無借金経営であることなどが評価され関西の学校法人としては、初めて株式会社格付投資情報センター(R&I)に 21段階中上位5番目にあたる「A+(Aプラス)」の財務格付けを取得する(この格付けは大学経営の安定性・健全性・教育の質が良好であることを示す)など、1999年から理事長に井阪健一(東証元副理事長)、松谷嘉隆(国際証券元社長)、真銅孝三(倉敷紡績元社長)、勝田泰久(りそな銀行元頭取)、佐藤武司(日本ジッコウ会長、前同窓会長)、藤本二郎(ホーチキ元社長)を6代続けて卒業生や民間から招聘し改革に取り組んでいる。
2002年に人間科学部、2004年には関西で初めてとなる企業法務を重視したビジネス法学科を設置するなど、現在は4学部7学科を有する文科系複合大学である。
大隅キャンパス 50周年記念館(E館)4階から。一番上の写真とほぼ同じ場所からの撮影。写真右手前の旧図書館は既に存在しない。(2009年撮影)
右はC館。左側の旧D館は既に存在しない。(2006年撮影)
理事長は藤本二郎(ホーチキ元社長)。学長は徳永光俊。[1]
大学のキャッチコピーは「つながる力。」
また、名称が良く似ている八尾市の大阪経済法科大学とは全く関係は無い。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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