ゼファー400 キャブ油面
ゼファー400 前期 キースターのキットを使ってキャブのオーバーホールします
分解前です
一度掃除されているのでしょうか吹き替えしによる付着カーボンスラッジもなく数年が経過している割には綺麗です
キャブレター吹き替えしはベンチュリ―内のカーボンやオイル分の付着は吹き替えしによるものですが正常ですが
スロットルバルブやファンネルにオイルが含んだカーボンスラッジ多く付着しいることがあります
これは吸気バルブがきちんと閉じていないからです原因としてはバルブのシール性の低下、
バルブクリアランスの減りにより突き上げられきちんと閉じられていないです、さらにオイル分が
多いようなスラッジが確認できているのであれば吸気バルブ側オイル下がりが起こしつつあることを疑えます
このことからオーバーホール時期が近付いていることが認識できますが緊急性はないでしょう
ゼファー用キースターは#1#4用と#2#3があります違いはメインジェットです
ゼファー400のメインジェットは#1#4は102また#2#3は105
ニードルジェットはN67Nです キースターではN67Nと表示されたものはなくD527-Sが同等です
油面が低すぎる場合、燃調が薄い状態になり場合にはエンジンの始動ができなくなりますし薄い状態が長く続くとエンジンブローしたりします 油面が高い状態の時よりも悪い影響を与えることになるので注意が必要です。
キャブのくしゃみがある場合わずかに外部エア−を吸っている場合クシャミが多発します
キャブ調整が薄い場合もありエアースクリューで濃くするもしくはスロージェットを上げたり油面を上げるなどしてみるのですが原因がバルブタイミングの吹き替えしによることもあるでしょう。
サービスデーターによるは油面フロート高さは17±2mmで合わせ面からは0.5下から1.5上です
高さを17mmに合わせてから油面を測ってみたところどれも規定内になりました。
ゼファー400サービスマニュアル
エンジン塗装メッキを残すのも良しオールブラックも良し
参考-ゼファー400
参考-ゼファー750
キャブのくしゃみについて
アイドリング域でのくしゃみアクセルを開け始めやオンオフの時など結構なケースで起きることがあります
原因は何らかの薄い症状で起こっているようです 最初にキャブ付近からエアーを吸っていないか確認し異常がなければパイロットスクリュー調整もしくはパイロットジェット上げてみるなどしてみます時に油面の原因だったりします。油面が低すぎる場合、混合気に必要な燃料が不足するため燃調が薄いような症状になったり、極端な場合にはエンジンの始動ができなくなったりします。 燃調が薄い状態が続くとエンジンへ負担をかけ続けることになるため、エンジンブローのリスクもあります。 油面が高い状態よりも深刻なダメージを与える可能性があるので注意が必要です
吸気バルブのタイミングによりきちんと閉じていない場合やカーボンが邪魔して閉じれない場合による吹き替えしの原因もあるかもしれないでしょう