2023
Apr
28
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吹け上りが鈍い原因
ゼファー750腰上オーバーホールエンジン塗装を終えフレームに積み込みました。エンジン始動は良好ですが吹け上りの鈍さに納得がいきません圧縮は4気筒とも11.0キロ前後慣らしえを終えたら12.0キロくらいになるでしょう点火も良好ですエキパイ1番2番の温度が低いのを確認、バルブクリアランスの確認しましたが規定内でした。カムチェーンの当たる音がしていましたのでPMCオートカムテンショナーに増しスリーブを入れてバルブタイミングを更に修正し次にキャブ内を点検するとパイロットジェットの詰まりをみつけたので交換この時パイロットスクリュー側も交換しフロート油面を合わせるのですがフロートバルブバネの弱さが目立つので新品に交換してみると3.5mmの差が出ました
フロートバルブ交換前 規定17±2
画像左はフロートバルブ新品、右は交換前
交換後
点検確認修正作業を終えると鈍かった吹け上りは良好になりました。
オイルランプが消えない、ポイントカバー内のプレッシャースイッチの配線を抜いても消えない場合は配線が悪いということになります。数分軽く一回りして消えなかったらオイルプラッシャースイッチを交換してみようと思いますが消えない場合オイルポンプを交換しますゼファー750純正は廃盤なのでバグース強化オイルポンプガスケットOリングセットを使います。