長江恵一の「ミッドナイトファンデーション」

夕べ俺の持ってる全ポジションを決済しました。改めて説明すると去年8月のサブプライムショック以来、俺は大きな含み損を抱えてしまっていた。
いつか下げ止まるだろうと追加資金をドンドンつぎ込んで行ったのだが結局強制決済は免れたものの大きな含み損を作ってしまった。
株を含めるとおよそ5年に渡る投資歴を持ちながらなんとも恥ずかしい限りだ。
最高で300万円を超える含み損になっていたのだがヘッジをしたりなんだで夕べの時点で約60万円の実損で処理することができた。
決して小さな額ではないが当初のことを思うとまだ割り切れる数字ではある。
これをきっかけに俺もいい加減に素人投資家を卒業しなければいけない。
ナンピンや塩漬けといった投資において悪とみなされる行為は今後絶対にしない。
これらは心理的に楽なのだが当然投資効率を極めて悪くするもの。
だから損切りや利大に慣れるためここ１ヶ月小額でデイトレを続けていたのだ。
ちょうど来週から月が変わるので2万通貨に増やして取引しようと思っていたがこれでレギュラー口座も空いたのでそれぞれ1万づつでトレードしてみるのもいい。
去年つぎ込んだ追加資金もこれで全て回収出来た。
FXはレバレッジが効くので今後は大きな資金は投入せず数10万単位のトレードで収益が上がれば毎週末に出金することにしよう。
なんだ、結局俺が最初に読んだ山根亜希子さんの本に書いてあったとおりの内容だ。
やはり最終的にはなんでも基本に帰るものなのだ。
しかし悲しいかな人間はいいことでも悪いことでも実際に経験してみないと理解できないこともまた事実。
さあ、これからやっと再スタートだが迷ったら基本に帰ることを肝に銘じて今後のトレードライフが明るいものになるよう頑張っていこう！

昨日北京オリンピック競泳日本代表選手に水着を提供するミズノ、デサント、アシックスの3社から新開発の水着が発表された。
これはイギリス、スピード社のレーザーレーサーに対抗するためのものだがこの切羽詰った時期にこのような騒動が起こってしまい選手達はさぞ混乱したことだろう。
日本の技術力をもってすれば軽量で好タイムをはじき出せる水着を開発することは十分可能ではあろうがいかんせん3週間とは時間が短すぎる。
これからテストなども重ねなければならず選手達にも企業側にも大きな負担となるだろう。
そもそもスポーツ選手が道具にこだわるのは当然のことで明らかにいいとわかっているウェアを装着できないのは不公平だと思う。
協会側は迅速な判断で上記の3社以外にレーザーレーサーも使用できる配慮をして結果4社の中から選手が自由にウェアを選べるような段取りをして欲しかったものだ。
選手によっては個々にスポンサー契約をしている者もいるだろうが十分な時間があればそれも解決できるはず。
4年に1度のこの大会へ向けて死に物狂いで連日練習に励んでいる選手達のことを思うと今回の騒動はとても後味が悪い。
コンマ1秒を縮めることに必死の努力をしている彼らのためにバックアップする側は最高のサポート体制を敷いて北京へ送り出してもらいたい。