長江恵一の「ミッドナイトファンデーション」

おとといの土曜日から、新しい配達先が増えた。
その会社の入り口には小さな黒い犬が繋いである。

俺は犬が好きなので、弁当の残ったご飯を手に乗せて少し食べさせてやったら、今日にはもうなついてしまった。

車が出て行くまでずっとこちらを見ている姿には泣けてきてしまう。
そういえば、モンが逝ってしまってもうすぐ丸２年。



元気にしているだろうか？
雲の上を思い切り駆け回っているだろうか？

１年に１度くらい帰ってこないかな。
犬小屋の写真がある朝本物になってて、次の朝また写真に戻っている。

そんな映画みたいなこと、起こったら面白いのに。




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