長江恵一の「ミッドナイトファンデーション」

昨日の夜はWBA,WBCの世界フライ級ダブルタイトル戦をTVで見ていた。
両試合ともなかなか面白い内容だったがやはり注目は内藤大助対清水智信のWBC戦.
清水は日本チャンピオンではあるが世界ランキング13位ということだったのであまり期待はしていなかったが中盤まで得意のアウトボクシングで試合の主導権をとり後3ラウンド粘れば世界チャンピオンというところまでいったのでさぞ悔しかっただろう。
しかしその技術の高さは皆理解できたと思うのでまたチャンスがあると思う。
一方内藤のほうは序盤から硬さが見え大きく苦戦した。
幸い逆転KOできたからいいようなものだがあんなことはいつも続かない。
やはり左のリードパンチとボディブローで我慢強く攻めて行くことの大事さを感じたのではないか。
しかしセンスのいいアウトボクサーとド根性ファイターの対決という構図は面白かったし試合内容もとてもよかったと思う。
だからこそ最後の亀田興毅の乱入は残念だった。
彼はパフォーマンスのつもりでやっているのだろうが出来れば記者会見でも開いて正々堂々と挑戦を表明して欲しかった。
彼はキャラクターをことさら重視しているようだが真のボクシングファンが求めているのはやはり試合内容。
いい試合を見た後だけに彼の行為は逆に試合を汚されたようで腹立たしく思う。
今だ自分の思いと世間とのギャップに気がついていないようだ。

昨日オリックスバファローズの清原和博選手が旧友の桑田真澄元投手を相手にフリーバッティングを行ったというニュースが流れた。
惜しまれながらこの春のキャンプでメジャーに残れず引退した桑田投手のボールを1軍に上がる前に1度打ちたかったという清原選手の希望で実現したそうだ。
彼ら2人は俺と同世代であるがPL学園で1年生から主力で活躍した当時のことは今でもよく覚えている。
以前清原選手はTVで自分が窮地のとき桑田投手から激励のメールをもらっても弱さを見せたくないとあえて無視した時期もあったと語っていた。
しかしそんなわだかまりも桑田投手の引退を機にすべて流れ去り、今はかつての高校時代のような仲に戻ることができたのかもしれない。
俺にも小学生時代からの30年来の友人がいるが男同士の友情というものは改めていいもんだなあと思った。
それほど頻繁に会うわけでもなければ連絡を取り合うわけでもない。
だけどお互いを信頼しあいながら相手を鏡として自分も成長していける。
そんな男同士の友情を感じさせてくれた昨日のKKコンビの美しい姿であった。

夕べは久しぶりに熱帯夜を免れた。
今日も朝から天候が悪く日が照っていないせいか比較的涼しい。
このところ毎日うだるような暑さが続いていたのでこんな日は身体も楽だし気持ちも落ち着く。
冬はこのブログでも連日「寒い、寒い」と書いていたが気候が穏やかなのはこんなにもありがたいことかと改めて感じてしまう。
ただ暑い日も寒い日もなければないで農作物なんかに影響が出るし地球の気候というのはそういう意味でうまくバランスが取れているのだとつくづく思う。

ところで上の写真は最近うちの工場で義務付けられたビニールバック。
それまでは各自、普通のカバンを持って通勤していたのだがなんでも銅線など金目のものを勝手に持って帰って売るヤツがいるようで何を入れているか一目でわかるビニールバックを会社が配ったというわけ。
ただ若いギャルならいざ知らずいい歳したおっさん達がこんなかわいいビニールバックを下げてゾロゾロ歩く姿もずいぶん間抜けだ。
まあ、世の中誰も信用できないので従業員を泥棒扱いする会社の姿勢も個人的には納得だけど。

週明けの大阪は午後からすごい雨と雷。
肉眼でもはっきり稲光が見えるほど。
ピカッと光ってその後ドカンドカンと音が鳴る。
おかげで一瞬工場が停電してしまったほどだ。
近畿から北陸にかけてはかなりの被害が出ているらしい。
周辺にお住みの方々はくれぐれもご注意ください。

さて、今日はまだ7月の28日だが今週からトレードは8月扱い。
7月完璧にマーケットにやられてしまい今月からまた1万ドルへ戻してやり直し。
先週末も色んなブログやオンラインセミナーを見たがまだまだ知識が全然足りない。
こんな状態でまともにマーケットと戦おうというのも考え物だが、やはり実践の中でなければ何も身につかない。
マーケットに吐き出した資金が無駄にならぬよう1日1日自分の肥やしにしながらマーケットと向き合っていこう。

毎日暑い日が続きます。
さらに連日の熱帯夜。
熱帯夜の定義は25度以上だがもはや30度に近い日もあるんじゃないだろうか。
日中はいくら暑くてもいいのだが朝晩はある程度涼しくなければ疲れが取れない。
あと1ヶ月、お盆を過ぎる頃には湿気も大分取れて過ごしやすくなっているだろう。

さて、休日の朝は時間的にもゆっくりできるので先ほどまでNHKの経済羅針盤という番組をアイスコーヒーを飲みながらポケーっと見ていた。
この番組は毎回企業のトップをスタジオに招いてその戦略などを伺うというものだが今回のゲストはプロ野球チーム東北楽天ゴールデンイーグルスの島田亨社長。
まだ43歳ととてもお若いが20代でベンチャー企業を設立しビジネス経験は豊富である。
試合の勝ち負け以外にも球場内外での色んなサービスを施しファンを楽しませるという工夫を多くされているようだがやはり企業にとってもっとも大切なのは運営していくための収入源の確保である。
球団の収入源の2本柱はチケット収入とスポンサー収入である。
球団グッズ販売や飲食代というのはお客さんがたくさん入ってナンボなので大きく言えばこれもチケット収入の一部であろう。
もう一方のスポンサー収入であるがどこの球場にもたくさんの広告が貼り付けてある。
しかし大方の球団は運営会社に使用料を払って球場を借りているそうでいくら広告をとってもその収益は球団の収入には跳ね返ってこないらしい。
そこで楽天は旧宮城県営球場の改修費用を負担する代わりに球場の営業権を取得したのだそうだ。
これにより球場内でのあらゆる広告収入は全て球団のものとなる。
考えてみれば自分の店舗も持たずにレンタル料ばかり払っていれば儲けなど出るはずもない。
島田社長曰くこれが球団経営のキモだそうだ。
確かに最近のパリーグの球場にはたくさんのファンが足を運んでいる。
どのチームもそれぞれ工夫を凝らしてファンの獲得に努めているのだろう。
逆に言えばそういう基本的なことがこれまで出来ていなかったという証明にもなる。
近鉄球団の消滅という大きな代償を払ったプロ野球界だがそれ以上の意識改革も手に入れた。
エンターテイメントといえどやはりビジネス。
多くの人々に喜んでもらいそれを長く維持するためには他の企業同様の経営基盤なくして
成り立っていくはずもない。
企業の広告塔といわれた時代はもはや跡形もない過去の遺物なのだ。

月曜、マイナス3000．
火曜、マイナス3000．
水曜、マイナス2200．
木曜、金曜、ノーポジション。
トータルマイナス8200円。

また今週もやってしもた。
それにしてもだんだん成績が悪くなっていく。
ここ最近はサッパリ勝てなくなってしまった。
ただこんなことを書いても「絵にに書いた餅」にしかならないが実はヒットしなかった日は見事に読みが当たっていた。
しかし以前に書いた「ポジションはマーケットで作る」というルールを破ってしまったためにみすみす利益を放棄してしまったのだ。
やはりルールを破るとこうなるということを身をもって知った1週間だった。
負けがこむと負けを恐れてだんだん思惑と違ったトレードをしてしまいがちになるもの。
だからこんなときこそ冷静になることが先決。
そういえば昨日配信された「いちのみやあいこ」さんのメルマガにこんなことが書いてあった。
それは勝率が30パーセントに満たない人は利益目標を損切り幅の4倍程度にしなければトレードをやればやるほど損失が膨らんでいくのだそうだ。
俺の場合損切り幅は30銭なので利益は1円20銭にしなければならない。
しかしそんな相場を期待するのはあまり現実的ではない。
やはりもう1度初心に戻って来月から1万通貨でやり直そう。
今のままでは圧倒的に知識不足。
勝率が最低でも50パーセントを超えるまではロットを大きくしないほうがいいようだ。
急がば回れ、近道は禁物、何事も基礎を固めてこつこつ歩んで行くほか成功への道はないのだ。

お中元もろた。
でも俺個人に来たわけではなく会社へ送られてきたものを社員へ配ってくれたもの。
「何でも好きなのもってっていいよ」と言われたので迷わずアサヒスーパードライをチョイス。
週末にいいプレゼントをもらった。
考えれば昔は毎日スーパードライを飲んでいたっけ。
でも今じゃビールは特別な日に飲む特別な飲み物になってしまった。

俺が子供の頃のアサヒビールと言えば大手4メーカーの中でも弱小で子供ながら「なんかパッとしないなあ」という印象だった。
それがスーパードライというビッグブランドを手に入れてからは毎年キリンとシェアトップ争いをするくらいの地位に上り詰めた。
ではこのビールそんなにもうまいのだろうか？
ビール好きじゃない方は素朴な疑問に思うだろうが正直「うまい」。
ただ他のメーカーの発泡酒や第3のビールが急激に味を上げてきたので相対的に以前ほどはうまいといえなくなったかもしれない。
でもやっぱりビールを飲めばなんか気分的にも優雅にはなる。
今夜は暑い週末なので自分へのご褒美としてスーパードライを飲もう。
今週4日しか働いてない者がもっともらしく言うのもへんだけど。

皆さんすでにご存知の通り夕べ岩手県北部を震源とする強い地震が起きました。
うだるような暑さのさなか追い討ちをかける天災に被災者の方々もやりきれないでしょうが何とか力をあわせて頑張っていただきたく思います。

ところで皆さんは去年の今頃何をしていただろう？
俺はといえばひたすらユーロを買っていた。
確か165〜157円くらいまで買い下がっただろうか。
当時は資金的にも余裕があり少々下がっても何とか持ちこたえられるだろうと高をくくっていた。
それが8月のサブプライムショックで一気に152円を切ったときはさすがに青ざめたものだ。
まだ為替の本格的な暴落を知らなかった俺は一夜で5〜6円も円高に進むという概念がなかったのだ。
この先も円高が止まらないのではないかと不安になった俺は後先考えず両建てをした。
しかしマーケットはそんな俺をあざ笑うかのように下げ止まりその後円安へとまた進んでいったのだ。
結局俺は両建てをはずせないまま数ヶ月身動きができなくなってしまうのだった。
こんなことなら早めに損切りしておけばとつくづく思ったものだ。
で、今はその反省をしてか毎日損切りをしている。
ただ利食いがないのでこれはこれでだんだん金がなくなってきてしまった。
不思議なもので数10万の含み損はなんともないのに1〜2万の損切りは結構堪える。
まあ、致命的な事故に遭わないための小さな擦り傷、切り傷だと思って我慢しよう。

あまり書きたい話ではないのだがまた昨日東京の駅ビルの書店で通り魔殺人があった。
先日の秋葉原の事件以来、感化された奴らが続けざまにこのような事件を引き起こしている。
犯人達の供述を聞いていると概ね「世間に対して恨みがある」とか「自分の人生がうまく行かない」といったうさばらし的な犯行のようだ。
自分がうまく行かないからといって努力もせずに他人を巻き添えにしようなんてまったく最低な奴らだと思う。
だいたいどこの世界に人生うまく進んで仕方がないと行った人間がいるだろう。
みんな嫌なことや辛いことと戦いながら毎日生きているのだ。
確かに他人の幸せな姿を見れば嫉妬する気持ちもわからないではない。
しかしそれなら自分もいずれ幸せな生活を手に入れるんだと前向きに物事をとらえなければ何も手に入らないだろう。
よくフェミニスト達はこういう犯人を生んだ現代の社会構造が悪いという言い方をするが、そんな甘えた考えがこういった犯人達を生み出す元凶になっている気がする。
やはり大事な家族を失った遺族の方々の気持ちをまず第一に考えなければならない。
甘えた考えで犯罪を起こすような奴らは今後への戒めも含めて早急に裁判を進めて刑を処して欲しいと思う。

ん〜、最近勝てなくなってきた。
5月トントン、6月ちょっと負けと来て、これで大きな損失はないだろうと思い7月2万ドルに取引単位を上げたとたんマイナス続き、完全にマーケットの洗礼を受けた形だ。
しかしこれは当たり前といえば当たり前のことで金儲けがそんなに簡単にできたら誰も苦労はしない。
逆に言えば苦労している分、色んな知識や経験を蓄積して行ってると言う解釈もできる。
相場では精神的に楽なことは間違っていてきついことが正しいといわれる。
しかしこれはどの世界にも言えることで「悪銭身につかず」ではないが安易に手に入れた手法はいずれ色あせる運命にあるのだ。
ただこれだけ負けるとどうしても目先の儲けに目がくらんでしまいそうになる。
それはナンピン。
かつてのように1万ドル単位で買い下がったり売り上がったりすれば短期的には楽に金が儲かるだろう。
しかしそれは破綻と隣り合わせの行為でもある。
今までこれで数百万の金を失ってきたので絶対にやってはいけないこと。
ナンピンは楽で損切りはきつい。
だから1つのことをやり遂げるためにはきついことを繰り返し繰り返し反復しなければいけないのだろうと自分に言い聞かせている。
それが1割の勝ち組に入れる唯一無二の方法なんじゃないだろうか。