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トコトンやさしいシリコーンの本
トコトンやさしいシリコーンの本（日刊工業新聞社）
半導体の材料となるシリコンについて調べようと思い、半導体材料メーカ
の巨人、信越化学工業が編著している本を借りた。
半導体に使われているシリコンウェハは高純度のケイ素（単結晶シリコン）
でできてるが、この本は、シリコンではなくシリコーンの本だということ
で別物について書かれている本だと読み始めてわかった。
シリコーンというのは、純粋なケイ素ではなく、ケイ素を構成要素の一つ
として含有する有機化合物のことである。
ケイ素(Si)の結合手は4本あるので、そのうち1本に酸素(O)が結合している
ものをM単位、2本の場合D単位、3本の場合T単位、4本とも酸素の場合Q
単位と区別し、D単位はシリコーンオイル、Ｔ単位はシリコーンレジン、
Ｑ単位はシリカになる。
シリコーンゴムはシリコーンオイルとシリコーンレジンの中間の性質を
持つ。
こういったシリコーン製品はかなり、日常生活に浸透していて、
シリコーンオイルは高い絶縁性、耐熱性、難燃性が潤滑油としてだけでは
なく、塗装剤、また反応性が低いことから食品やコンタクトレンズにまで
使われていることを知った。
シリコーンゴムは、200℃の熱にも耐えられるので調理器具に使われ、
最近我が家でも見かけ、「へーこんなものがあるのか」と思っていたとこ
ろである。
これで、昔なら金属だったヘラや、カップケーキの型にも使われている。
シリコーンレジンは我が家では子供たちが、装飾品を作る際のおもちゃと
して使用されている。
昭和の高校生の頃から、こういう製品は石油製品だと思っていたが、今は
すごくシリコーンが活用されているという現状に驚きくとともに、シリ
コーンに加える物質によっては、いままでになかったものが作ることがで
きるという、未来への期待ができるとともに、知識をアップデートするこ
とができた。
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趣味は海外旅行(22カ国制覇)、読書、資格取得です。
取得した資格は以下のとおりで、半分趣味のようになってます。
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