登山教室 「山旅クラブ」　トミーの山旅日誌

先週に引き続きまたまた榛名山系：幡矢ヶ岳に行ってきました。
今回は榛名神社に参拝した後、九折岩(つづらいわ)から入渓して榛名川源流の右俣ともいうべき沢を遡行して天目山南のコルに出ました。







榛名山系：市営駐車場～榛名神社~榛名川上流砂防堰堤・九折岩~天目山南のコル~幡矢ヶ岳(1271m)~西尾根(仮称)~天狗山登山口~榛名神社～市営駐車場

行動時間：4時間10分　　距離：約6.1km




















天目山南のコルから標高差200m弱の急登を登り、幡矢ヶ岳に至りました。


















下山は前回とほぼ同じルートでした。
２つの雨裂マークの真ん中を目指したのですが、ここにも急な沢状地形がありまして地形図では表されていない地形となっていました。

急斜面を懸垂しようとも思いましたが、ロープを出すのが億劫だったので、ピッケルを頼りに弱点を見つけながら下りました。

知らず知らずのうちに右へ右(北)へと逃げていまして、目標の尾根よりも2つ右の尾根を下っていました。

仕方なく谷を一つ越え、その後も左にトラバースして目標の尾根に辿り付きました。









ロープを使うのであれば、前回下ったコースの方がスッキリしていて良いと思いました。



九折岩～天目山南のコルまでの沢ルートは危険な所はありませんでした。

さすがに昔は登山道があった所ですね。

しかしながら、枝沢が沢山入り込んでいますので、ちょっとでも油断するとその枝沢に迷い込んでしまう恐れがありますね。

水量は少ないので登山靴で十分でしたね。





今後は、このエリアで読図講習会・バリエーションルート講習会を行いたいですね。



※天目山南のコルで中休止していた時、ガサガサという音が聞こえ、真っ黒な動物が凄い勢いで斜面を逃げて行きました。
　
　熊です。その距離40mくらいでしょうか。

　ビックリしました。最近、熊の事故が多かったのでビビリました。

　登山は中止して同ルートを下山しようかとも考えましたが、ピッケルで石や木をたたき、大声で歌を歌いながら登りました。

　お蔭でより一層体力を使いました。

　熊鈴は付けていましたが、ザックが揺れないと音が出ません、携帯ラジオの方が有効かもしれませんね。