こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!
先日、お仕事が急にオフになったので、国立公園に行ってきました!
訪れたのは、ナラウンタプ国立公園(Narawntapu National Park)!
因みに2度目の訪問です。
ナラウンタプ国立公園って?
タスマニア北部に位置するナラウンタプ国立公園は、第3の都市・デボンポートから車で30分程で行けます。
特徴は、タスマニアの国立公園では珍しい、草原・湿地帯・海岸を有する点。
湿地エリア
かつてはウォンバットの一大生息地として知られていましたが、疥癬の流行により、かなり減少してしまったそうです😥
2度の訪問とも、彼らの姿は見かけませんでしたが、フンがたくさんありました。
いろんな環境を歩こう!
訪問には国立公園パスが必要です
1度目の訪問時(1月)は、Archers Knobを目指して、往復4時間ほどのブッシュウォーク。
途中、湿地や海岸沿いにも行ってみました。
ブッシュウォーク中、何度かビューポイントに出会います。
ナラウンタプがどんなところなのか、見渡すことが出来ます
ブッシュウォーク中には、パディメロンなどの有袋類や
鳥、昆虫、爬虫類たちとの出会いが
湿地エリアには遊歩道があります
Bird hide
多様な水鳥たちが暮らす湖には、
彼らを脅かさないように観察小屋が設置されています
Bakers Beach
物凄い風の中、お昼ご飯に洒落込みました
オーストラリアミヤコドリさん
復路では草原エリアに寄り道。
カンガルーの群れやワラビーが暮らしていました。
水場を挟んだ先に、カンガルーたちが。
各々、ゆったりタイムをお過ごしでした
そんなトコからミルクもらうんやね!
キッズモデルさん?
オスがメスの尻尾を触って、アピール。
メスの嫌がりっぷりに、複雑な心境になります😂
先日は、この草原エリアから少し逸れた場所へ。
地図には書いていませんが、道があって歩けるようになっています。
上記の植生とまた違った草原。
コチラにもたくさんのカンガルーやワラビーたちが
骨がありました。
ここで生まれて、生きて、土にかえる。
彼らの命の巡りを垣間見た気がします
1度目は初夏、2度目は晩冬と、違う季節での訪問となったナラウンタプ。
冬季は雨が多いからか、草原の水場の範囲が増えていた気がします。
季節の巡りの中で、姿を変えるこの地と共に、たくさんの生きものたちの暮らしは営まれていました。
他者への配慮ある行動を!
国立公園では、野生動物と取るべき距離についてアナウンスされています(動物種が多い所に特に)。
🌱コチラの記事に詳しく書かせていただいています!↓↓
しかしながら、本来、自然や生きものたちが守られるべき環境で、観光客による問題行動が。。
SNS上には、国立公園で撮影された写真がたくさん投稿されています。
ただ、その中には、
野生動物に触れる・抱きかかえる・至近距離での撮影・コースを外れる
など、配慮の無いものも…😥
(日本人の方々も見受けられます!)
自然環境の保護を目的として、政府や州が管理している国立公園。
・動物たちに触れない・距離をとる
・刺激しないよう気を付ける(子育て中は特に!)
・(大きく撮影したい場合は)望遠レンズを使用する
・コースから外れない
等、1人ひとりの配慮が必要です!
国立公園関連の問題としては、ウルル(エアーズロック)が世界的ニュースになりましたね
先住民の方々にとって、ウルルは聖地。観光客による、文化を軽視する振る舞いや危険な行動が問題視され、2019年に登山禁止になりました
今回はタスマニアのお話でしたが、日本も同じ。
私たちの行動ひとつが、生きものたちにとって大きなダメージとなります。
自然観察に訪れた際には、「おじゃまします」の気持ちを持って行動しましょう!
おわりに
自然や生きものたちの素晴らしさを教えてくれる、国立公園。
憩いや環境教育の場である前に、生きものたちの生息地だということを忘れてはいけません🍀
国内、国外の人関係なく、みんなで守っていきましょう!
そして、保護区に関係なく、自然や生きものたちを大切にできる社会になれば嬉しいです😌