糸島三都110キロウォークに参加。雨も風も日照りも嵐も友達だった。
5月11日~12日に開催された糸島三都110キロに参加してきました。
日本一過酷な大会と言われる糸島三都110キロ
福岡県の糸島半島を2周する大会。
今回で3回目の参加となります。
チームで7名の参加
悪天候が予想されるなか
5月11日、志摩中央公園に続々と
100キロウォーカー達が集まってきます。
受付を済ませて
再度装備品確認。
乾電池や
携帯食・ライトの確認。
腕に巻く安全灯ベルトを装備
昨年はバッチタイプの安全灯でしたが今年のはカッコイイ
そのあと
チームメンバーを待ちます。
その間に会場を散策し時間をつぶします。
で
とりあえず元気な姿を写してます
で
メンバーが合流
メンバー達
メンバー達2
YouTuberのエイタ君とお会いできた。
あと
北九州ウォーカーさんにもお会いした。
エイタ君と雑談中
スタート直前に
神奈川県から来られた方と記念撮影
ようこそ福岡へ
さてスタートまずは
第1CPを目指します。
自分のペースでひたすら前に進む。
画像はイメージ
歩いているときに
様々な出会いがあります。
昨年2周目でペアを組んだ方と再会したり
スタッフのカメラマンさんからも
去年も参加してたよね
覚えているよと声掛けてもらったり
沿道の方から頑張ってと
声援をもらい
楽しんで歩いていました。
つまんでご卵で
スコーンのおもてなしを受けて
歩きます。
しかしめちゃくちゃ暑い
第1CPの加布里で(17:27到着・5時間22分50秒)
おにぎりを食べ
少し日が落ちて涼しくなるかと
思いきや
ジメジメして蒸し暑い。
今回の大会はなんか波乱を感じさせる
嫌な感じがしました。
井原住吉神社でお餅を食べ
御守りを頂きました
この御守りは参加出来なかったパートナーの
お土産とします。
心は元気なんですが
すでに足はかなり痛くなってます。
第2CPは
スタート地点の志摩中央公園(22:12到着・10時間7分3秒経過)
ゴール地点と同じなんて
心が折れますが
糸島の郷土料理の
そうめんちりを
食べ・強強打破を飲んで、地獄の2周目に向かいます。
ボランティアスタッフに
ここで止めたらもったいないよ
あと1周だよ。と𠮟咤激励を
これを鬼と思うかその通りと思うかですね( ´∀` )
スタートして15分後
そこでとうとう
雨☔がポツリと降ってきました。
コースの脇に寄せ
レインコートを装備
しかし、かなり蒸し暑いからTシャツの下の
アンダーアーマーを脱ぐ判断を下す。
レインコートを着て歩くけど
雨は降ったりやんだり
その都度着脱するので面倒くさい
そんな事の繰り返しでペースは安定しない
0時を過ぎると
体の異変を感じる、眠気が来るのは良いとして
胸の当たりが締め付けるような動悸とめまいがした。
眠気が強くなると
幻覚が見えるようになる。
人が立ってると思うと電柱
人が座ってると思うと車止めの支柱
ヤバい
と思ったが経験済みの現象
とりあえずドリンクで糖分補給し携帯食の
ベホマ(先日の記事参照)を食べる
後は
気持ちの切り替えをする。
記録更新の歩きから完歩する歩きへ
それでも
リタイア寸前まで追い込まれた。
でもリタイアしたくない、一緒に歩く予定だった
パートナーに申し訳ない。
一緒に参加しているメンバー達と
ともに苦しみと喜びを分かち合いたい
ゴールして
メンバー達を迎えたい
その一心で歩く。
歩き続けると
胃が振動で車酔いした感じになり
吐きそうになる。
それでも
第3CPの加布里へ(12日4:36:30到着・16時間31分30秒経過)
ここのおもてなしは
パン2個とヨーグルト
普段なら軽く平らげるのだが
絶不調と悪天候
とりあえず1個を無理やり食べて
ホットコーヒーを甘くして飲む
それでも体調が戻らないから
少し仮眠することに
椅子に座って目を閉じると
すっと寝てしまう
約30分して覚醒
意を決して歩みを進める。
2周目の山越え
波呂あたりで風が強くなり
台風並みの暴風雨となる
心が折れかけて涙が溢れる
泣きながら歩くのは初めて
パートナーからかちあるきの雨の中は楽しかった
楽しさを思い出して歩いてと言われた事を
思い出す。
確かに楽しかったけど
1人で歩くとなんか辛い
無理やり楽しかった事を思いながら歩く。
ようやく100キロ地点へ
もうひと踏ん張り
あと少しでゴール
行橋別府ならゴールなのにと
野暮な事を思いつつ
井原住吉神社で最後の休憩
優雅にコーヒータイム
あと少し
あとは気力だけ
歩いていけばゴールできる。
そして
ゴールの志摩中央公園へ(10:13:27到着・22時間8分27秒)
記録更新
ゴールシーンはスマホでは撮れなかったけど
(運営から公式の写真が届きます)
ゴールの瞬間は
嬉しさと辛さと成しえた喜びに浸りながら
ガッツポーズをとる
表彰式では
泣きそうになり
ブースで記念撮影
疲れているけど満足です。
後は
チームメンバーのゴールを待ち
ゴールの度に泣きそうになりながら
迎え入れます。
待っている時間も余韻に浸りながら
幸せな時間。
チームメンバーが全員ゴールしたのを確認して帰宅。
締めの長浜家のラーメンは最高でした。
今回の糸島三都110キロウォーク
ある歌の歌詞を思い出した
すぎやまこういち先生の
この道わが旅の歌詞で
ぬくもり続けてる夢達と影法師がみちづれ
雨も風も日照りも嵐も友達だった
と
まさに今回の110キロそのもの
どんなにつらくても
終わってみたら楽しかった。
来年も出ます。
エントリー870名
完歩者数374名
過酷すぎました😩💦