フルート・サミット動画 第2弾
前回に続き、フルート・サミットの動画。横田年昭さんのジャズステージより、Comin' Home Baby と アランフェス協奏曲である。 Comin' Home Baby ではジェームス滝さんのメルトーメばりの歌声も聴ける。 この曲、ハービー・マンの演奏を聴いてジャズにハマってしまった、私にとっては原点とも言える曲。しかし、どんな曲も独特の音楽世界に変えてしまう横田さんのマジックは強烈で、30年間聴き続けてアドリブの細部まで覚え...
待望の動画! フルート・サミット
YouTube初登場となる、5/17(土) 伊豆稲取におけるフルート・サミットの動画。横田年昭さん、赤木りえさん、佐藤和美さんによる、「バッハ 無伴奏パルティータ ジャズバージョン」共演 & 競演の貴重な映像である。 最初は佐藤さんの格調高いドイツのフルート。バッハの音楽の大きさをかんじさせる素晴らしい演奏だ。続いて自在な和の感性で奏される横田さんの沁み入るようなサラバンド。ラテンリズムにのせた、赤木さんの炎の...
音源(Take Five)
録りたてのテイクファイブです。何ヶ月も前からの掲示板のお題、はっきり言って飽きました(^^; この曲、テイクを重ねるごとにアドリブのアイデアが尽きてシュールになってしまいます(--; あまり時間がないこともあり、今日は1テイクのみ録音しました。 私にとってのこの曲の標準は、デズモンドではなく、村岡実さんの尺八演奏です。 「Take Five」 http://www.nike-soft.com/music/takefive.mp3...
ローランド・カークのスピリッツ
サックス3本を同時に吹く、鼻でリコーダーを吹くなどのユニークなプレイのため、キワモノ扱いされることが多いのが残念なローランド・カーク。この人の音楽を聴くと、演奏のスタイルや楽器のテクニックといったことが、些細なことに思えてくる。サックスはこんな風に吹かなければならないとか、フルートの奏法はこうあるべきとか、誰が決めたのだろう? マルチリード奏者である彼が、持ち替えする全ての楽器を身体中からぶら下...
音源(I Don't Know How To Love Him)
夕方時間が出来たので、久しぶりに演奏録音してみました。2曲3テイクずつ録音しましたが、掲示板からのお題の「Take Five」は微妙すぎて没(--; 今週中にもう一度時間がとれると思うので、録り直すことにしました~ とりあえず、ロックテイストの1曲のみマシなテイクを。ミュージカル「Jesus Christ Superstar」でマグダラのマリアが歌うバラード。邦題は「私はイエスがわからない」です。エリック・クラプトンのバックコー...
ハービー・マン & デュアン・オールマン「Push Push」
リクエストにお応えして、ジャケットの画像載せるの少々ためらっちゃいますが、ハービー・マンの「Push Push」(1971)。1989年のリイシュー盤である。 「Memphis Underground 」(1969)、「Muscle Shoals Nitty Gritty」(1970)、「Memphis Two-step」(1970)に続く、R&B、ソウル、ファンク、ロック寄り路線。 超ヒット曲のカヴァーとハービーのオリジナル2曲。共演は、デュアン・オールマン(!) 。他にも、ポール・マッカートニー...
ハービー・マン & ビル・エヴァンス「Nirvana」
名盤ではないにしても、歴史的な盤であることは間違いない。ハービー・マンとビル・エヴァンス・トリオによる「ニルバナ」。録音は、1961年12月と1962年5月の2度に分けて行われている。 最初の録音の5ヶ月前(1961.07.06)に、ビル・エヴァンスは、盟友でありトリオのかけがえの無いベーシストであったスコット・ラファロを交通事故のため失った。しばらくの間トリオは休止状態に追い込まれた。エヴァンスはその大き...