全日本、新日本プロレスマットなどで活躍し、2019年2月19日に両国国技館で行われた「ジャイアント馬場没20年追善興行」で引退セレモニーを行った元プロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャー氏(83)が31日までに、自身のSNSなどを通じ、病院に入院したことを報告。衝撃的な写真とともに、近況を伝えている。
ブッチャー氏は先週27日、健康状態の悪化で入院。鼻からチューブを挿入している姿を動画や画像などで公開した。往年の体型は見る影もなく、引退セレモニーの時よりもやせ細っている。8月上旬にはノースカロライナ州でファン向けの集会が予定。ブッチャー氏のビデオメッセージを録画し、近況報告を受けた代理人が向かうとしているが「私が退院した場合、来週末に私の素晴らしいファンに会うために…」と、最後の闘志は捨てていない。
関係者によると、ブッチャー氏のすべての資産や家が、離婚した韓国出身の妻によって奪われ、金銭的に困窮しているとした。ブッチャー氏も「あなたの祈りと素晴らしいサポートが必要です」と支援を求め、親交のある人物がクラウドファンディングを募る動きもある。