今日のお題は、4期生の黒見明香さんです。
乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』で見せた黒見明香さんの賢さについて綴ってみたいと思います。
彼女の親しみやすいキャラに乗じて、ここは馴れ馴れしく「ミンゴ」と呼ばせていただきたいと思います。
一時期、乃木坂工事中の物まねネタや、B級ニュースのカマキリで人気に火が点くかと思いきや、今ひとつ伸び悩んでいる感がありますが、まだまだ先は長いので、気長に応援したいと思います。
私の推しは早川聖来さんなんですが、でも単純に美人度で測ったときにミンゴはトップクラスに入るんじゃないかと思っています。
一言で美人度と言ったところで、人それぞれだと思いますが、目鼻立ちの整い方が神がかっていて、好き嫌いはあるかもしれないが、まあ大抵の人は「ああ美人だね」と答える最大公約数的な美人という想定で、できるだけ私情を排除して選ぶと、ミンゴは乃木坂でトップクラスじゃないかなあと思うわけです。
誤解のないように付け加えておきますが、カッキーの歯が出ているから美人でないとか、さくちゃんが薄幸そうなお顔をしているから美人でないとか、そんなことは露ほども思っていませんので、念のため。
ちなみに美人度=魅力ではありません。美人度は魅力の一指標であって、他にも性格、立ち振る舞い、表情の可愛さなどの要因を総合して魅力となるわけで。
顔立ちの整い方で見ると、1期生の白石麻衣さん、2期生の佐々木琴子さん、5期生の池田瑛紗さん(変なキャラが目立っていますが、顔立ちだけ見るとすごい美人)と並べてもミンゴはまったく引けを取らないように感じているのですが、自分の感性、偏っているんですかね、そういう意見はあまりないようで。
まあ、いいです。人それぞれですから。
ちなみに5期生の中で美人と言えば、井上和さんというのが相場なんでしょうが、乃木坂工事中の5期生紹介のときの印象が強くて、そのときに自分の頭の中で「テレパン > 和ちゃん」と書き換わってしまっているんです。
前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
今回取り上げるのは、2023年1月29日放映の『乃木坂工事中第396回 先輩を守れ代理ゲームバトル後編』です。
ブログを書こう書こうと思って三ヶ月経っちまったですね。ブログはタイムリーに書きたいものです(自戒)。
ここでミンゴが、だてに偏差値の高い学校に通っているじゃないぜと思わせる活躍を見せたので、それについて書いていきたいと思います。
1期生から3期生までの先輩が生贄になり、それを4期生から5期生までの後輩が救うというゲームが繰り広げられるのですが、ミンゴが登場するのは番組最後のゲームです。動画の18分目くらいから始まります。
風船爆弾を仕掛けられた1期生の秋元真夏さんを風船爆発前に4期生が救うというゲームです。
説明すると面倒くさくなるので、まだ見たことがない方は動画を見てくださいね。
簡単にまとめますと、
- よーいどんで、真夏さんの背後にある風船爆弾に空気が送られ膨らみ続ける。
- 同時に4期生が風船をドライヤーの風を当てながらゴールに風船を運ぶ。
- 風船がゴールに入ったら、風船爆弾の空気がストップする。
- 4期生4人が風船運びをやり、その間に風船爆弾が爆発しなければセーフ、間に合わなければ真夏さんは風船爆弾と命を共にする。
という過酷なゲームです。
まず、一番手の柴田柚菜さん。
一人目ですから勝手がよくわからないですよね。四苦八苦しながら、何とかゴールの上に風船を運ぶんですが、ゴール直上まで運んだ風船に、無意識にドライヤーの風を風船に当ててしまっています。おかげで風船はゴールから外れ、そのあとのリカバリーの処理にあたふたすることになります。
最後の方では、風船が着陸軌道から外れないように、ドライヤーを背中の方に回していますね。
実はゴール手前で着陸軌道を乱すミス、二番手の矢久保さんもやっちゃっています。
柚菜さんの番が終わり、バナナマンさんと柚菜さんとの会話に混ざって「えー、どうしようー」とビブラートのかかった二番手の矢久保美緒さんの恐れおののいた声が聞こえてきます。
二番手の矢久保美緒さん。
ドライヤーの風を風船のほぼ真下から当てるような感じで、ふわっと風船を山なりにして少しずつゴールに持っていこうとしています。風船がなるべく軌道から逸れないように慎重に運ぼうってことらしいですね。
いい具合に風船のゴールの真上まで送ったのですが、ここで彼女も柚菜さんと同じミスをしてしまいます。ゴールの真上にきた風船にドライヤーの風、当てちゃってます。おかげで風船は着陸軌道から逸れ、床に落ちてしまいます。
その後の慌てふためき方がほとんど漫画なんですが、パニック状態に陥り、さんざん苦労した挙句、ゴールに風船を収めます。
最後の最後は、矢久保さんもドライヤーが風船に当たらないように、あさっての方向にドライヤーの向きを変え、直陸軌道を乱さないように注意していますね。
スタートから最初にゴールの直上まで風船を運んだ時間を測ってみると、およそ9秒です。
それで、実際にゴールするまでの時間が55秒なので、46秒間、右往左往する羽目になっていますね。
おそらく、最初の失敗で気が動転してしまい、それまでの慎重な風船運びが頭の中から飛んでしまったのではないでしょうか。
結果的に1分近く時間をかけてしまい、風船はもはやいつ爆発してもおかしくない状態になってしまいました。
さて、三番手、いよいよミンゴの登場です。
彼女の「真夏さん、任せてください」という、いかにも安請け合い的な軽い返しがかえって周囲を不安にさせるんですが、これが結果的にいいフリになりましたね。
この時点で風船爆弾はかなり膨れていて一刻の猶予もないような状況です。なるべく短時間で風船をゴールに収める必要があります。
ここで彼女は、風船をなるべく水平に運び、移動距離を短くし、短時間で風船をゴールに運ぶ作戦に出たように見えました。
風船みたいにどこに風を当てればまっすぐ飛ぶのかよくわからない形状の物体に、近くから風を当てれば、意図したところとは別の方向に流れてしまった場合、もはやリカバリーするのも難しいくらい飛んでしまい、まったくコントロールできなくなる可能性が高いように思います。
だからと言って、風船とドライヤーの距離が長いと、風船の飛ぶスピードが落ちてしまい、その分時間がかかってしまいます。
つまり、近からず遠からずの位置から風を当て、飛ぶ速度と方向をうまくコントロールしないといけないわけです。
そこで、彼女は斜め下から風船に風を当てるようにし、揚力と重力がつり合って、なるべく風船のアップダウンがないようにしているように見ました。
スタート直後は少しもたついた感じがしましたが、その後は比較的、順調に風船を運んだのではないでしょうか。
うまいことゴールの直上まで風船を運び、最後のゴール近くで若干苦戦しましたが、うまく軌道修正して見事に風船をゴールに収めます。
スタートからゴール直上まで運んだ時間で見ると、6秒くらいでした。
ちなみに、柴田柚菜さんが13秒くらい、矢久保美緒さんが9秒くらい、正直、どの時点で風船がゴール真上に来たのかを判断するのは難しかったのですが(特に柚菜さんのケース)、およその目安って考えてください。
スタート地点からゴールまでの距離がさほど長くないため、極端な差は出ませんが、やっぱりミンゴさん、ロスを抑えたクレバーな風船運びをしたようですね。
ちなみに、スタートからゴールまでの時間は、柚菜さんが28秒、矢久保さんが55秒、そしてミンゴが14秒というように、柚菜さんを標準にしてそれぞれ2倍、2分の1の時間をたたき出しています。
この展開は、バラエティー的にも絶妙です。風船爆発一歩手前、そこでアンカーにバトンタッチ、手に汗握る展開です。
ナイスミンゴです!
そしてアンカーの林瑠奈さん。
彼女、何とか最短時間で風船をゴールに収めようとして、風船の近くからドライヤーの風を当てているのですが、さっき説明したように、コントロールが効かなくなる、一番やってはいけないやり方ですね。
気持ちはわかるんですが、焦り過ぎましたね。
テレビのタイマーは33秒と出ていましたね。つまりスタートから風船が破裂してタイマーがストップするまで33秒かかったわけです。
結果論で言えば、柴田柚菜さんがスタートからゴールまで28秒かかっていたので、あまり深く考えずに成り行きに任せて風船を運ぶスタイルでも何とか間に合ったことになりますね。
結果的に林瑠奈さんは間に合わず、風船爆弾は爆発し、真夏さんは爆弾の餌食となってしまいました。
それにしても、ミンゴって頭いいんだなと感心した回だったのでした。
皆さんにはどう見えたでしょうか?