かわや(旧よろずや)のブログ

好きな乃木坂、映画、漫画などについて語ります。

ジョン・ウィックに関するメモ

映画『ジョン・ウィック』が好きです。サブスクで一番よく観る映画です。

一作目から三作目まで観ました。最新作の『コンセクエンス』はまだ観ていません。

最新作を観るまでに、一作目から三作目までを自分なりに総括しようと思い、メモを書いています。

今回の記事は、そのメモをそのままの状態でお出ししています。

 

最初にお断りがあります。少し前説が長くなるのですが、お付き合いいただけますと嬉しいです。

 

今回、出す記事は正式なものではありません。

毎回、記事を書くときは、だいたい次のような手順で記事を書きます。

  1. おおざっぱな内容を箇条書きにして書き出す。
  2. その項目を膨らませて記事の素案(下書き、メモ)を作る。
  3. 素案をもとに、情報を整理したり、論理的な矛盾を解消したり、項目の順序を置き換えたりしながら正式版を作成する。

 

今回、お届けする記事は、上の箇条書きの一番目と二番目の中間くらいの段階に位置します。大枠は抑えているが、その大枠の下にぶらさがる中項目レベルの内容は抜け落ちている可能性があり、まだ実質的には思いつく範囲で書きなぐった状態のものです。

なんで正式版にしないのかというと、それを作る時間がないからです。おそらく11月になるまで忙しく、そろそろ年末に差し掛かる時期でもあり、やたらと忙しくなりそうなので、正式版をリリースするのが来年になりそうです。

別に来年に書き上げてからリリースするのでもいいのですが、そこまで自分のモチベーションが維持できるかわかりません。これまでの実績からすると、没になる可能性がありますし、没にならなくても楽勝で完成が一年後になる可能性があります。

いったん塩漬けにした記事はだいたい一年以上先に日の目を見ることが多いようですが、二の目を見ずに塩漬けになっている記事もそこそこあります。

別に記事のリリースを急ぐこともないと言えば、そうなのですが、ジョン・ウィックの最新版『コンセクエンス』を観る前には記事を出してすっきりしたいという個人的な思いから、未完成な状態でもいいから出してしまうことにしました。

それと、忙しくてブログに割く時間があまり持てないときの苦肉の策としてもこういう出し方が使えるかもなあとも思えるので、実験的な意味でも出しちゃうことにしました。

 

内容的には、映画『ジョン・ウィック』の一作目から三作目までを観て、こんな感じの映画として捉えている、ということを書いています。

ちなみに、いまの段階では『ジョン・ウィック』に関する書籍など、映画以外の情報を見ていません。ほぼ、映画の情報を整理することに徹していて、あまり深掘りしていません。

自分のためのメモ書きになりますが、もし読んでいただいた方にとって何かの参考になったら嬉しい限りです。

 

以下、映画『ジョン・ウィック』に関するメモです。

 

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『ジョン・ウィック』の一作目から三作目までを観て、この三作を自分なりに整理してみた。最新作を観るうえでの参考にしたい。

思う付くままに書いているため、内容はまだ整理していない。

 

■映画全体のトーン

凄腕の殺し屋が、さまざまな殺しのテクニックを使ってばったばったと敵をやっつける爽快なアクション映画。

その反面、妙に寒々とした映像と音楽がこの映画独特のテイストを作っている気がする。

 

全体のトーンを整理すると次のような感じ。

  • IQを下げたおばか映画に徹している(誉め言葉です)。
  • 内容が殺伐としているだけに、一定のモラルは保とうとしている。たとえば、一般人に犠牲者を出さない、人体を破壊するようなグロテスクなシーンを見せない、女性の顔は殴らないなど(一作目では顔を殴っているが、顔を毛布でぐるぐる巻きにしてから殴っている)。
  • 現実離れしているということをあえて表に出す。
  • 寒々とした音楽、独特の色合いの画面であえて観客を突き放す。

 

全体のトーン。乾いた感じの音楽。

感動的な音楽とか、思い入れたっぷりの音楽は流れない。

一作目、ウィックが妻からの贈られてきた子犬とともに出かけようとするとき、画面は愛らしく、バックに流れる音楽も静かなのに、ときどき低い唸り声のような音が混ざり、不気味さを醸し出している。不協和音というか、普通じゃ使わないだろうという音を混ぜている。結構、実験的。

 

路面が濡れていて路面に色が映り、独特の「ぬめり」のある画像になっているシーンが多用されている。

色合いはお洒落と言えばお洒落だが、ときに毒々しい色合いになっている。

基本的に人体が損壊する様は見せない。首や腕を切り落としたりという描写はない。唯一、『パラベラム』で主人公が自分の指を切り落としたところだけ。

撃たれて吹き出す血もCGを使っているようで、生々しさがない。

 

あえて現実感を出さない。

人が公の場でナイフや銃で争っているのに、誰も通報しない。

主人公が血まみれになっていても、周りの人はまったく関心を示さない。

家が火事になったり、拳銃の発砲があったりしたときは、裏組織御用達の消防士や警察が出てきて事実をもみ消す。

人が大勢死んだときは死体を片づける業者が出てきて死体を回収するなど、一応、世間的な騒ぎにならないのはこいつらが揉み消しているからだと辻褄合わせをしているが、それも突っ込みどころが多く、作り手側も申し訳程度にやっている姿勢をもろに出している。要するに、「所詮、絵空事」というスタンスを観客に見せているように見える。

 

思い入れを作らない演出になっていて、たとえば一作目で、自分の車を盗み、飼い犬を殺した張本人である、タラソフファミリーのドラ息子を追い詰め、銃口を向けたときに、「たかが犬一匹...」と言いかけた辺りで容赦なく引き金を引いて殺害している。

通常、こういうシーンでは相手に口上をたくさん述べさせた後に、飼い犬を殺された想いをぶつけて殺すという演出になると思う。その方が観客にカタルシスを与える演出になるから。しかし、そういう演出を避けているため、きわめて乾いたドラマ作りになっている。

 

一応、テーマとして、信義とルールとの対立項を軸にしている。

信義というのは、互いに尊重しあい、人間関係をベースにした関係性のこと。ときにはルールを破ることも是としている。上位組織である主席連合から追放処分になっても、ウィックに手を差し伸べる人がいた。

対して、ルール一辺倒で何事も機械的に処理しようとするのが主席連合。いっさいの例外を認めない。この辺の硬直した姿勢が、ウィックやウィンストンの反発を招くことになった。

とはいえ、この対立軸は、かなりシンプルな見せ方をしており、たとえば、主席連合側にも裏の事情があったり、問題を抱えていたりとか、というような物事の多面性を表現するような演出はなく、ひたすらわかりやすい対立軸になっている。

この辺は、見る側のIQを変に吊り上げることなく、単純な路線に徹している。

基本はおバカ路線であり、「一応テーマ性を出しておくか」みたいな感じで出している感じがする。

 

■主人公

主人公をかっこうのいい人物としては描いていない。

長髪に無精ひげ。走るときはガニ股気味に走り、敵に無様にやられるシーンも多い。

すぐ短絡的な行動に出る。精神的に未熟であり、その辺が年上の人に好かれる理由かもしれない。

ウィンストンは父親のようにふるまい、自分を殺人マシンとして育てた組織「ルスカ・ロマ」の女ボスは母親のようにふるまった。

 

身の回りにあるもの(鉛筆、ベルトなど)を武器として使うことができる。また、戦いながら、学習する能力に秀でている。

1作目で車に体当たりされてのびてしまい、敵組織に拘束されてしまうが、2作目では車に1回当てられてもすぐに戦闘復帰、3作目では2回連続して車に当てられてもすぐに戦闘復帰していて、回を追うごとに戦闘スキルがアップしていることが表現されている。引退前の実力に近づいているということか。

また、『パラベラム』では、SHINOBIの足蹴りを多用する戦法に翻弄され苦戦するが、だんだんうまくかわすようになり、しまいには自らも足蹴りを繰り出すなど、非常に高い応用力を持っている。

 

ジョン・ウィックの経歴。

孤児。本名はジャルダーニ・ジョヴォノヴィッチ。

ルスカ・ロマという犯罪組織で殺し屋としての教育を受ける。

その後の足取りはわからない。

引退前にロシアンマフィアのタラソフファミリーに所属。

結婚して殺し屋家業から足を洗おうとするが、その交換条件として実行不可能といわれた殺しを依頼され、それを遂行する(そのおかげでタラソフファミリーは大躍進を遂げる)。このときに、カモッラの幹部サンティーノの手を借り、誓印を押す。

引退⇒結婚。

 

一作目の冒頭近くで、妻のヘレンと戯れているところと、普段のウィックが交互に切り替わるシーンがあるが、妻のヘレンと戯れているところでは画面のバックがオレンジ、普段のウィックは青みがかっている。そして、この青みがかった画面のトーンが映画の基本になっていることから、ウィックのすさんだ心象風景を投影しているように見える。

孤児であり、暗殺の英才教育を受け、親の愛を受けたことがないウィックは、まさに殺人マシンとなり、通常の人間に育つはずの感情が乏しかったが、ヘレンと出会い、それまで持っていた価値観が崩れて引退した、ということらしい。

死んだ妻からのプレゼントとして子犬を受け取るときも(死を悟った妻が死後にウィックに届くように手配していた)、画面全体のトーンがオレンジがかっている。つまり、ヘレンがらみのシーンはオレンジが基本。

ところが、タラソフファミリーに殴り込みかけ、人をたくさん殺した後にヘレンの動画を見るが、そのときのバックはオレンジになっていない。つまり、このときには、以前のすさんだ精神が戻ってきたことを示唆しているように見える。

 

画面の色には意味があるようだが、法則性がよく見えない。

おそらく明確に決まっているのは、ヘレンとの思い出のときのオレンジ、不吉(死)の予兆を表す黒。それ以外の色については、明確な色の定義はないのかもしれない。

 

二作目でコンチネンタルホテルの中で、敵であるサンティーノ(主席連合)を殺してしまい、世界中の裏組織を敵に回すことになってしまった。

でも、サンティーノも悪い。ジョン・ウィックが右半身を前に出し、完全に銃を打つ態勢になっているのに、止めに入ったウィンストンの言葉を真似して「ジョナサン」なんてウィックに言うから、ウィックを逆切れさせてしまった。

ウィックを「ジョナサン」呼びできるのは、気を許した間柄だけ。サンティーノ、悪乗りしすぎ。こんなんじゃボスとして人心掌握できないでしょう。

 

■裏社会の絶対的なルールと信義則

裏社会の絶対的なルールは次の二つ。

  • コンチネンタルでは殺人はおかさないこと。
  • 誓印の誓いは絶対に守ること。

 

それから、おそらく暗黙の掟として信義則があるもよう。

取引する際には自分が大事にしているものをその代償として差し出す必要がある。

『ジョン・ウィック:パラベラム』で、ソフィアがかつてのボスのベラーダと取り引きした際に、その見返りとして彼女が大事にしていた犬を差し出すように求めた。

また、ウィックが首長に会った際に、首長からは忠誠のあかしとして結婚指輪のはめている薬指を切り落とすこと、さらにウィックに対して出されている暗殺契約の解除のために、ウィックの親友であるウィンストンを殺すことをウィックに求めている。

 

■裏社会の経済

独特のコインを使う。釣りはないので、ある程度、ホテル宿泊や、銃の購入など、目的に応じて大枠で決まっているらしい。

 

■主席連合とコンチネンタルホテルとの力関係?

ウィンストンと新しく主席連合に入ったサンティーノの会話。

コンチネンタルホテルに命からがら逃げてきたサンティーノとウィンストンとの会話。

ウィントン「今夜はいろいろあったようだな。避難場所を求めて来たのか?」

サンティーノ「彼を即刻、除名してもらおう」

ウィントン「ここの規則に照らすと、Mr. ウィックは何一つ違反していない」

※この時点でウィックはすでに誓印に従ってサンティーノの姉を排除しているから、誓印の掟には違反していない。また、サンティーノが700万ドルの賞金でウィックを暗殺しようとしているが、これはサンティーノが個人的な動機でやったことだから、主席連合の預かり知らぬこと。故に、ウィックは何にも違反していない。

 

サンティーノ「今の私には除名を要求する権利がある」

ウィントン「ないよ。君は私に何も要求することはできない。ここは私だけの王国なんだからな」

※主席連合といえども、コンチネンタルに強権を発揮することはできないらしい。つまり、主席連合は裏社会の秩序を守るための組織であり、大義名分がない、個人的な動機では動かせない、ということなんだろう。そういう意味では意外にまともな組織。

三作目までの情報を整理すると、次のような図になる?

 

■主席連合への不信感、反発

ウィンストンが主席連合に感じている不信感。

40年にわたって仕えてきたのに、ジョン・ウィックに一時間の猶予を与えるという情をかけただけで厳しい罰則が適用された。人と人との信義は重んじず、ひたすらルールを厳格に適用しようとする主席連合に不信感を持った可能性がある。また、権力をかさに着た裁定人の高圧的な態度も反発する要因になったと思われる。

次の映画ではこの仕組みの再構築になる?

 

■『パラベラム』でウィンストンはウィックを裏切った?

『パラベラム』のラストで、ウィンストンは自身の保身のために、ウィックを裏切り、ウィックに発砲し、ホテルの屋上からウィックを落とした。これで、ウィックが死んだと認識した裁定人は、ウィンストンの「主席連合に仕える」との誓いを受け入れた。

このとき、ウィンストンは、本当に殺す気でウィックに発砲したのか、それとも、ウィックを逃すための芝居だったのか解釈が分かれるところ。

個人的にはウィンストンはウィックを最初から殺すつもりはなかったと思う。

 

ウィックが助かったのは、最初にヒサシに当たったこと、次に鉄骨にぶつかり、地面からさほど高くないヒサシにあたり、少なくともまっすぐ落ちるよりも少ない衝撃で地面に落ちたから。でも、鉄骨は打ち所が悪ければ致命傷になるので、運がよかったのかも。

最初のヒサシ、見ての通り長く、ここを滑り落ちる間にかなり、衝撃は緩和されていると思う。

 

それでウィンストンが裏切ったのかどうかだが、多分、自分は芝居だったのではないかと思う。

ウィンストンはウィックに向かって銃を発砲するが、ウィックが防弾用のスーツを着ていたことを知っていたはず。銃撃を受けても血が出ていないので、それはすぐにわかる。本当に殺すつもりならば頭部を狙ったはず。

ウィックがホテルから落ちる際、自分から飛び降りたように見える。おそらく落ちる場所を選んで落ちたのではないかと。

まとめると、ウィックを追い詰め、ホテルから落とすことは最初から予定していたこと。銃の向きである程度、ウィックが落ちる場所を誘導しながら、あとはウィックにうまく落ちてもらい、生き延びてもらうという算段だったのだと思う。

落ちた彼を回収することも最初から計画していたことではないかと思う。そうしないと、落ちたウィックがバーリーにすぐに回収された理由がわからない。

ウィンストンもキングも、主席連合に強い不満・不信感を持っていたので裏で結託した可能性がある。



用語を整理してみた。

 

■アカウント部

名前からして組織の一部のように思うのだが、組織全体、組織構造がどうなっているのかわからない。おそらく主席連合が直轄する組織なんだろう。

この部門の役割は、排除、追放処分などの各種手続きを行う部署。

やたらと古い機械が使われていて、書類をタイプライターで打ち、紙ベースで処理している。コンピューターも使われているが、かなり古いタイプ。いまどきのGUIではなく、CUIと呼ばれる文字ベースのインターフェース。

なんでこのような前時代的な仕組みを使っているのか謎だが、こういう古い仕組みを使っているほうがハッキングとかに対処しやすいということかもしれない。

電子媒体にデータを保存せずに紙ベースで処理をしているとしたら、内部の人間が不正行為しにくいというメリットがある。退出時に持ち物チェックをするときに、紙だとばれやすい。逆に電子データとして保存していると、USBドライブなどの小型の媒体にデータを入れて外に持ち出しやすくなる。

古いマシンを使っているのも、いまどきのオープン志向のシステムだとハッキングしやすい。しかし、古いマシン(おそらく超昔の汎用コンピューター)だとクローズなシステムなため、ハッキングしにくいし、おそらく直接コンピューターにアクセスするインターフェース(USB接続など)がないだろうから、データを盗むことも難しいと考えられる。

 

このことは、『パラベラム』でキングが裁定人に語った言葉からも窺える。インターネットのようなオープンなシステムと、裏組織との間の相性に問題があるということらしい。

キングの発言は以下のとおり。

キング「ようこそ。ここは統制本部、活動の中枢部にして情報の中継基地だ。私はここで街をコントロールしている。世の中をな」

裁定人「鳩を使って」

キング「そうだ。羽があるネズミに見えるだろうが、私にはインターネットだ。IPアドレスはないから。何の痕跡も残らない。逆探知も、ハッキングもされない」

 

■口座開設、暗殺契約

アカウント部に「口座の開設」を依頼する。

口座を開設するという行為は、懸賞金を付けてターゲットを排除するよう依頼すること。

名義人、排除のターゲットを指定。

契約の種類。排除する人をどう指定するか(多分)。「オープン」とは誰でもいいということ。つまり、主席連合の配下にいる人全員に排除の知らせが届くということ。

金額。賞金のこと。

この口座開設とともに暗殺契約が執行される。

 

■追放処分

主席連合の枠組みから外されること。つまり、コンチネンタルホテルのサービスをいっさい受けられなくなる(コンチネンタルホテル内で排除されることもあり得るし、ホテルで銃を買うこともできない)。

おそらく追放処分になっても、言葉の意味合いからして主席連合のルールの保護から外れるということで、暗殺の対象になる「暗殺契約」とは別物。

『パラベラム』でウィックは追放処分になり、追放処分の失効とともに暗殺契約が発効されるが、追放処分と同時に、それとは別物として主席連合が暗殺契約を執行したのではないかと推測する。




■裁定人

主席連合の使い。問題(たとえばコンチネンタルで殺害が発生したケースなど)が発生した現場に出向き、関係者から事情を聴取し、その場その場でその処分の決定を下す。決めごとをするために主席連合に連絡するシーンがないため、ある程度、自分自身で判断を下す権限が与えられている。



■主席連合

12人の犯罪組織のボスで構成される。

裏社会は放置すると無秩序になりがちだから、そこに一本芯を通すために存在する組織と思われる。裏社会の貨幣の鋳造と貨幣を中心した裏社会の経済の維持、誓印の作成とルールの維持、下部に属する組織や個人に対する処分の決定などなど。

主席連合になると、権力が強まるらしい。有力政治家とのコネができたりとかするのかも。

サンティーノは主席連合になり、ニューヨークを支配するという話が出ていた。

 

■首長

裏社会の最高権力者として君臨する支配者。

首長が主席連合の一番トップに立つ人なのか、それとも主席連合は別なのか、はっきりとした描写がないが、ウィックが「主席連合の上に立つ人に会いたい」と言っていたので、多分、主席連合の一員ではない。

 

首長に会いにいったウィックは、生き延びるためにウィンストンの暗殺を命じられる。

このとき、首長はこの暗殺に成功した場合に、ウィックに対する暗殺契約を解除すると言っている。

つまり、首長の権限の方が主席連合よりも上であるということであり、絶対的な権力を持っているということ。



■ディナー

死んだ人を片づける。コンチネンタルホテルでも請け負っているが、外部にも専門の業者がある。



以上、メモでした。

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