冴えないけれど挫けない : 夢をみたまえ描きたまえ

2024年 05月 15日

冴えないけれど挫けない

エネルギーの強い人って時々眼にします。そのエネルギーがどこへ向かっているかはともかく、とにかく強く感じる人がいる。周りに発散しているのです。声もでかいし口のきき方もかなりピシャッとしている。サラリーマンだった時に何人か眼にしました。ある人は眉を歪めて人を小馬鹿にするような表情があって、仕事じゃ負けない--を身体全体から言っていて、自分の机に標語みたいなのを貼り付けてありました。

大きくものを考えよ　小さな考えは　己を小さくする

何十か条もあったのですが、大体似たような文言だったです。自負心が強いので仕事は精力的でした。会社からも評価されて、朝礼で紹介されました。皆このような気概を持って仕事をして欲しい云々…。

しんどいこっちゃなと思いました。

一方、全然そんな臭いもさせず、普段の仕事もきっちりやっている人がいます。むしろ静かな人なのに長期的なことをちゃんと達成する人があります。物理的な仕組みを考えたり宇宙開発などをやっている人はこのようなタイプが多いのじゃないですかね。一方前者はあっち系の組織とか、案外メディアなんかにも向くかも知れません。向くと言っても必ずしも肯定的意味ばかりじゃないですが、エネルギーが強い分それなりの成果は残す人でしょう。

私はどっちもダメなので、せめて、ちょっとでも隙があったらそこから芽吹く。褒められもしないがへこたれない。くたばらない。コケても蘇る。

それであればいいなと思います。くたばらないといっても、あとしばらく生きれば粗末な箱に入る運命ですので、むしろ飄々としてめげない--と言うのがいいかも知れません。

先日も転んだことを書きましたが、めげずに生きてますよ。まあれは、たまたま大事に至らなかったに過ぎませんが。でもあれで誰かが転んで頭打ってとかがあったら行政はどうするのかな。

それを思うと、やっぱりあんなところで転ぶようなドジは居ないのでしょうね。君はダメねと言われたり、どこへ行ってもドジだった割にはしぶとく行きますね私も。出来損ないの奇跡かな。

似たような記事をどこかで書いた記憶もあるのですが、だいたい旦閉じてますのでね。