2024年 09月 05日
朽ちて行く街--その5
ということで、あれこれ過去を調べつつ記事を書くのも大変ですが、挫けずに行きたいと思います。これは寄居町だったと記憶していますが、周辺は再開発されていて、ここはもうなくなっているんじゃないかな。それにしても壊されないままの民家ってあちこちにあって、再開発の時は権利だなんだで大変でしょうね。権利者が遠方に住んでいたりとか。そういうのが私の近所にも当然ありまして、そこから老木が道に張り出して危ないのでどうにか連絡を取って町内掃除で切ったりしています。なんでこっちがやらなきゃならんと思うのですが、私の今の住まいもいつかは空き家。他人のことは言えません。
これは小川町の水道施設の隣にある共同住宅ですが、社宅だったかも知れないですね。こじんまりした社宅って割と好みです。昔そんな社宅に住んでいた友達がいまして。巨大団地もなかなかオカルトで面白いのですが、このタイプも味わいがあります。世間と思い切り離れたところにポツーンとあれば面白いです。
反対側。どういう棟割でしょうか。上下五棟ずつかな。狭いでしょうね。私たち家族も六畳一間四畳半二間、板の間のキッチンと風呂とトイレ。食事は部屋へ運んで食べます。そんなところで何十年も暮らしました。大阪の団地。抽選に当たって入居した時私は16歳で28で上京したので12年しか居ませんでしたが、両親は長く住みました。歳喰っても一階だったから何とかなりました。エレベーターのない団地は三階が限度でしょうね。
これも小川のあるところ、空き家であることは間違いないのですが、なかから布団などがはみ出てます。誰かが潜り込んで何かしてるかも知れないですね。訪れたのはかなり前なのでもう取り壊されているかも知れません。
これはそのすぐ隣です。平屋の小さな一軒家は昔は見かけましたがこの頃はさすがに見かけません。これで六畳二間くらいはとれるのかな。居酒屋ならできそうな気がしますがね。
これは別の街です。随分前から人の住む気配がなかったのですが、その後訪れたら朽ちていました。取り壊しつつあるのかな。でもちょっと変わった建ち方ですよね。玄関に向けてちょっと狭まっている。こういうの割と好きなのです。正方形長方形ばかりじゃなくてどこかに斜めがあるって妙に好きなのですよね。なんでか知らないですが。
窓を見るとかなり古そうなんだけど、いつからこんな具合なんだろう。どんな人たちが住んでいたのか、空き家の前を通る度にそんなことを思います。割と用事で通るところなのですが、夏は全体が這っている蔓の葉っぱで覆い隠される程です。すぐ隣はダンスホールだったり警備会社だったりするのですが、ここだけポツーンと空き家になっています。ところが、向こう側へはどうやっていけるのかちょっとわからないのです。不思議なことがあるものです。
ということで、整理しながら少しずつ記事を書きたいと思います。
by yumewomitamae
| 2024-09-05 22:02
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