収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

確かな金勘定と、そして少しの優しさと。

収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です

5月の「母の日」の直後にアップしたエントリで、「子育てのゴール」について記していました▽

yuringo738.hatenablog.com

私の子育てのゴールは、娘2人を「自分の感受性を自分で守れる大人にすること」

偉大なる茨木のり子さんの詩より拝借しています。

これが会社組織における「人事ポリシー」だとしたら、

このゴールを達成するための具体的なスキルの一つが「確かな金勘定」になります。

 

自分のやりたいことやって楽しい時間を増やして機嫌よく生きるためには、それなりの資金が必要です。それを自分で稼ぐ力と心意気を持ってほしい。

投資、労働、クラウドファンディング(寄付)など夢を叶えるための資金調達の方法は色々あります。

未成年に有効な手段としては、クラファンの亜種として「近親者へのおねだり」があります。

 

例えば絵を描くことが好きな小6の次女。

暇さえあれば画用紙やタブレットに向かって創作に夢中になっています▽

彼女が思うさま「やりたいこと」に没頭するためには、さまざまな画材が必要です。

人気のカラーペン「コピック」は1本450円ほど。

月1000円のお小遣いで買い揃えるには限界があります。

そこで近親者、つまり祖父母の登場です。

 

次女がイラストを描く。「おじいちゃん大好き」「おばあちゃんいつもありがとう」等のほっこり系メッセージを一筆添えて祖父母に届ける。祖父母喜ぶ。次女「もっといろんな色で描いてみたい」とアピる。祖父母、喜んで財布を開く。お札ゲット。

 

そんなフローで大量の画材を揃えてきた次女。

彼女は作品を褒められ資金が得られて幸せ。祖父母は孫の喜ぶ顔が見られて幸せ。Win-Winでみんな幸せ。子どもの幸せは社会の幸せでもあるから、商売の理想形である「三方よし」ともいえて世界がハッピー。

 

市場に評価される成果物を産み、拡大再生産のための資金を得ていくこと。その資金で「設備投資」を行い、技術と作品の質を上げていくこと。そのサイクルを繰り返すこと。

「確かな金勘定」は楽しく生きるための必須スキルだと思うの。近親者で大いに練習してほしい。

 

1年前には、「確かな金勘定」に関するこんな関連エントリもアップしていました▽

yuringo738.hatenablog.com

「寝食を忘れて没頭できること」があるって、幸せなことだよね。

勉強でも、絵を描くことでも、スポーツでも、漫談でも、好きなことやればいいと思うよ。

努力と才能と運の範囲で、自分の適性に合った仕事を見つけて、適度に社会の役に立ちながら楽しく生きていって欲しいと母は願うよ。そのための必須スキルが「確かな金勘定」です。

ままどおる、うまー。

 

明日も愉快な人生を〜

  翻译: