2戦目は山本が圧巻のピッチングで打線も噛み合い完勝して臨んだ今日のバファローズ戦は宮城が先発。
2戦目であまり出来の良くないピッチングで敗戦投手になった宮城ですが、今日はまずまずのピッチングでしたね。
所どころコントロールが乱れて球が高めに浮く場面もあってピンチを招くこともありましたけど、決め時にしっかりと持ち前のコントロールを発揮してコーナーギリギリのコースに投げ込んで三振で切り抜ける。課題の内角攻めも出来ていたし、ストレートの球威がありましたね。
配球に関してはカーブがタイミングをずらすのに効果的だった印象。特に近藤から三振をとったあのカーブはバットコントロール抜群の近藤が全く合わずにバットとボールが大きく離れる空振りをしてしまうほどのブレーキで素晴らしかった。
結局6回2失点で8つも三振を取った宮城、今回のピッチングで去年前半の自信を取り戻して欲しいですね。
その後は勝ちパターンの山田、比嘉で7回を切り抜けると8回には今シーズンセットアッパーの役割が出来そうなビドルがランナーを一人出すも最後は長身から投げ下ろすカーブが決まって三振で平野に繋ぐ。
ビドルは長身と長い腕を活かして上から投げ下ろす球筋が打ちにくそうですね。そしてストレートとカーブのキレも良さそうだし。これは期待できそう。去年のヒギンスの役割を果たしてくれ。
そして最後は2点差の平野登場でしっかりとクローズ。いいぞ平野。
打つほうは8回まで3安打しか打てず、押され気味だったゲームも今日福田に替えて1番を仰せつかった佐野晧大が2ランホームランを放って同点に追いついて離れずついていく。佐野はスタメン起用に答えましたね。福田と佐野、そして後藤駿太も加えて高いレベルでレギュラー争いをしてほしい。
そしてスタメンから外れた福田が8回にその佐野に替えての代打で登場。左の宮西に右の佐野に代打で福田を起用するところが中嶋監督よくわかってる。福田は左ピッチャー得意ですからね。。そして佐野の活躍を見せられた福田の気持ちも良く分かってのこの場面の代打起用だったと思う。福田もこの期待に応えてレフト線に落す技ありヒットに盗塁も成功させてチャンスを広げて、宗のセンターフライで3塁へ。
ここで3番紅林へのＢＩＧＢＯＳＳ新庄監督が不可解采配。2ボール1ストライクから際どいストレートがボール判定されて3ボールになったところで新庄監督は何と次が吉田正尚なのに紅林に申告敬遠を告げて13塁に。この時の宮西の表情には驚きと不満がありありとでてましたね。
まあ、正尚は調子が良くないし、今日も当たっているとは言えなかったので1塁にランナーが居る場面ではまあ、無くはないかもしれませんが、終盤で1点差勝負ですから紅林は走ってくるに決まってる。そして3塁にランナーが居るから投げにくいシチュエーションで再び1塁が空くのは素人でも予想できる展開。そして正尚がいくら調子が悪いからって打球スピードの速さは球界１ともいえる正尚に前進守備で守り切れる確率はかなり低いでしょう。で、思った通り定位置であれば平凡なセカンドゴロだったと思われる打球は前進守備ではグラブを弾くヒットとなり2点タイムリーで勝ち越し。ＢＩＧＢＯＳＳの采配ミスもらった得点でした。
これはファイターズへの、というか新庄監督に対するコメントが荒れるでしょうね。ワタクシがファイターズファンなら猛烈に批判する記事を書いているだろうなって采配だものｗ。
どうも新庄監督は目立ちたがりの気質があるのか、奇をてらうような采配が目立ちますね。
この8回の攻防は、中嶋監督が福田の気持ちをくみ上げた起用をしたのに対して、新庄監督の宮西の気持ちを無視した（というかメンツを潰した）起用で失敗したのと対照的。今日の一戦で相手ならがらファイターズの選手の気持ちが新庄監督から離れなければ良いけど。。って心配になってしまいます。
これが弱いチームの最善を探る思慮遠望なのであれば良いけどなぁ（あ、バファローズ的には良くないけどｗ）。さてどうでしょう。
ということで、今日は４－２で勝利。
相手の采配ミスにも助けられましたが、この3連勝は大きい。
1勝5敗から4勝5敗に戻して再度上位を狙える位置に戻ってきました。
来週はホークス、マリーンズとの6連戦、ぜひ勝ち越して欲しいですね。
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