植田日銀総裁は、大方の予想を覆してYCC修正を発表しました。

今まで不自然に抑制されていた10年金利はどこまで上昇するのでしょうか?
そうなれば、米ドル高円安の前提となる日米金利差にも大きな影響も出そうです。












 


 
まずは、前回12月20日にYCCの許容幅が
-0.25%〜+0.25%を-0.50%〜+0.50%に変更された時の
10年金利の変動を確認しておきましょう。


2022年の円金利動向

レート
2022年12月19日0.256%変更前日
2022年12月20日0.421%変更当日
2022年12月27日0.463%1週間後
2023年01月20日0.400%1カ月後

ちなみに1カ月間の最高値は0.513%(発表前日比+0.257%)でした。

2023年7月の円金利動向

レート
2023年7月27日0.441%変更前日
2023年7月28日0.556%変更当日
2023年08月04日???1週間後
2023年08月11日???1カ月後

2022年と同じ幅だけ金利が上昇するのであれば、
1カ月間の最高値は0.698%という事になります。

YCCの指値オペの利回りは1%です。
従来の上限が0.5%に対して0.013%だけ超過したので、
同様の関係であれば、1.013%まで10年金利も上昇する事になります。

いくら何でも、1カ月以内にそこまで10年金利が上昇すれば、
日銀は急激な金利上昇には対峙する方針なので、
何か手を打つでしょう。

日銀のマイナス金利導入は、当面先であるとの考えを示したので、
円金利が米ドル金利の様に急激な上昇となる可能性を低いでしょう。

しかし、円金利の上昇基調は揺るぎないトレンドとなりそうです。

黒田前日銀総裁が量的緩和を仕掛ける前の水準93.04に戻ってしまうのでしょうか?










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