6/14(水) 16:30配信

スポーツ報知
夏木マリの公演「ピノキオの偉烈」に出演、メディアプレビューにも登場した土屋太鳳

　女優の土屋太鳳が出演し、夏木マリが演出する舞台「印象派ＮＥＯ　ｖｏｌ．４　Ｔｈｅ　Ｍｉｒａｃｌｅ　ｏｆ　Ｐｉｎｏｃｃｈｉｏ『ピノキオの偉烈』」の東京公演が１４日、東京・初台の新国立劇場中劇場で初日を迎え、開幕前にメディアプレビューを行った。

【写真】第１子妊娠中の土屋太鳳、ノースリーブの別カット

　夏木がコンセプチュアルアートシアターと銘打ち、ライフワークとして心血を注いできた「印象派ＮＥＯ」は、アートと身体表現、空間演出を融合したステージ。上演３０周年を迎える今作は、夏木のラブコールで土屋がタイトルロールのピノキオを演じる。

　現在、土屋は第１子を妊娠中だが、劇中で着用する衣装はふんわり広がる黒のフレアトップスにショートパンツ姿で、おなかのふくらみはそこまで目立たない工夫がなされている様子。セリフはなく、ゆったりしたターンや大きな動きで、観客を異空間に引き込んだ。

　メディアプレビュー後には、夏木が単独で取材に対応。土屋の出演について「ステキに体を動かしてくださって、いまは２倍のエネルギーでやってくれている。私がラブコールしただけある」と絶賛。妊娠中のキャストを演出する上で「体のねじりがダメなので、ご本人が動いているように他を動かす」と変更した点などもあったようだが「みんなで産むような感じで、心をひとつにして取り組んでいます」と語った。

　今年デビュー５０周年、「印象派―」も３０周年という節目の公演だが、今後の展望を尋ねられた夏木は「続けてはいきたいけど、協賛の問題もありますので…。最後になるかもしれないので、最後に土屋太鳳さんに出て頂けて幸せ」と感謝。土屋について「ママになる女性としては余裕がある。強い女性というイメージを感じました」と魅力を語った。

　東京公演は１８日まで同所で。京都公演ののち、ルーマニアのシビウ国際演劇祭でも上演される。

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