1: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:53:13 ID:I5mY
ブッダの言葉はガチで哲学やと思う
教団になると信仰の要素が多くなってくるけどな
勿論信仰が良いとか悪いという話ではないで
1024px-Gandhara_Buddha_(tnm)


4: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:53:49 ID:I5mY
以下書き溜めの投下やが質問や議論は常時受け付けてるで



6: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:54:04 ID:f4qe
大学生の人?



7: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:54:09 ID:I5mY
>>6
せや



10: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:54:48 ID:I5mY
まず哲学的議論に定義づけは不可欠やから、ワイの思う哲学の定義をしっかり書いとくわ

ワイは哲学を、何かのテーマに対して定説や常識をただ信じるのではなく、時に学び時に考え時に議論しながら、自分で自分の答えを出す事及びその過程やと思う

なお答えは必ずしも自分独自の結論である必要は無いから、自分の頭で考えて定説や常識を信じようと結論付けたなら、それも哲学やとワイは思うで



87: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:12:42 ID:MxDY
>>10
「何かのテーマに対して定説や常識をただ信じるのではなく、時に学び時に考え時に議論しながら、自分で自分の答えを出す事及びその過程」
学部違うけど大学の教授に同じようなこと言われたなぁ
学問の根本は同じなんやなって



89: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:13:54 ID:I5mY
>>87
ワイは知ってる領域が限られるから確定的な事は言えんけど学問ってそういう工程やと思うわ
現に哲学者って「兼○○学者」多いし



102: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:18:29 ID:YQFb
>>10
それじゃ学者全般が哲学者になるやろ。考えの足らん定義やけど、議論しようという姿勢は感じたから勘弁してやるわ。



106: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:19:03 ID:I5mY
>>102
サンガツ



110: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:20:43 ID:HOi8
>>102
横からやけど学者全般が哲学者は間違って無いと思うで



117: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:22:57 ID:I5mY
>>110
実際多くの哲学者が学者やしね
さっき挙がってた最初の哲学者タレスとか
デカルトの「我思うゆえに我あり」も数学の書籍由来やっけかな



125: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:26:44 ID:YQFb
>>110
少なくても現代の哲学者は区別しとるで。
自然科学と哲学を分けない哲学者なんて聞いたことないわ。



128: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:27:31 ID:I5mY
>>125
まあ理路整然とした理屈すら疑ってかかるしな



11: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:54:50 ID:QN5z
仏僧ニキ?



13: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:54:56 ID:I5mY
>>11
せや



20: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:55:50 ID:I5mY
間違っても歴史上の哲学者の名前や学説を覚える事=哲学ではないし、難しい用語を知っとく必要もないで

そういう訳で、ワイは専門用語に無茶苦茶詳しい訳では無いけど(一応全く知らん訳ではない)、哲学者を名乗ってるんや

勿論この意見自体へ批判的意見もあると思うし、自分の認識を深めるという意味でそういう意見も大歓迎やで



29: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:57:14 ID:MfG6
>>20
衒学者の間違いとちゃうか
というかウパニシャッド哲学の影響を受けて誕生したんやとしたらそのまま哲学やないんか?



32: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:58:31 ID:I5mY
>>29
ワイは哲学の影響を受ければ哲学でも無いと思うねん

あと衒学者はない・・・・・と思うねんけど



26: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:56:42 ID:I5mY
そんで信仰の定義は、「情報を自分の頭で考えずに盲目的に信じる事」やとワイは考えてる

上座部仏教のスマナサーラ長老が、「新聞の情報も宗教」って言ってたのは、こういう意味やと思う

まあワイはスマナサーラ長老のスタンスも、かなり信仰的やと思うけど



28: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:56:59 ID:I5mY
ただワイは、基本的に宗教宗派の開祖という人たちは、教義という自分の答えを出した哲学者やと思ってる

もっと言えば後世の人でも「この教えを信じよう」と、自分で考えた末に決断したのなら哲学者やと思うねん

だからワイはスマナサーラ長老とは違って、宗教=信仰では無いと思うな



112: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:21:09 ID:YQFb
>>28
教祖「神は正しい!神は素晴らしい!神に従え!」
?「何で」
教祖「神は正しい!神は素晴らしい!神に従え!」

これは信仰やろ。



114: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:21:41 ID:I5mY
>>112
せやね



33: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:58:42 ID:I5mY
まあワイの属する宗派が、必ずしもその存在を信じる事を必要とした宗教ではないから、ってのもあるねんけど



34: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:58:52 ID:I5mY
前置きが長くなったけど、まずワイはちょいちょい言われるような、ブッダが世間一般の「常識」で言う所の、「架空」の存在を否定したから哲学者だという意見には、賛同できひん

その理由は原始教典のスッタニパータやダンマパダを読んでて、ブッダが現在で言う所の「架空の存在」に、言及してるっぽい所があるなってのもあるんやが、それ以上にワイの思う哲学がそういう物じゃ無いからや

上でも書いたけど、哲学者とは自分で自分の答えを出した人や



36: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:59:10 ID:HOi8
宗教に哲学を見出すのはいいけど哲学に宗教を見出すのは間違いよな



39: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:59:53 ID:I5mY
>>36
間違いかは分からんけど哲学に信仰を見出せばそれは即座に哲学じゃなくなるしな



37: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 19:59:22 ID:QN5z
でもどんな革新的な人でも仏教徒である限り「経典」に書かれてあるから正しい、と結論づけるとこから始まるよな?それは哲学的態度と言えるやろか?



41: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:00:38 ID:I5mY
>>37
一理ある



40: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:00:32 ID:d3Ml
すまん、イッチはいつくや?



42: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:00:54 ID:I5mY
>>40
21歳学生です



43: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:01:13 ID:I5mY
哲学者の中には、オッカムのウィリアムをはじめとした神学者もいるし、ソクラテスは自分の中のダイモーン(精霊)の声に従って、ギリシャ神話の神を信じてるんや

別に所謂「架空の存在」を信じてる事は非哲学的では無いんやで

彼らはただ理屈抜きに黙って信じる事をしなかっただけや



44: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:01:28 ID:I5mY
で肝心のブッダはというと、ある国の王子でありながら、人生の苦しみからは逃れられないと知って、そこから抜け出す答えを探すんや

これはまさに哲学的な問いやと思う

でブッダは紆余曲折を経て、自分なりの答えを見つけるんや



48: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:02:06 ID:QN5z
>>44
ここは凄いよな
神からの啓示を聞くとかやないんやからなぁ



49: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:02:07 ID:I5mY
これが仏教でいうところの「悟り」や

ブッダの教えは、当時のインドの常識やったバラモン教やカースト制度に、懐疑的であったり批判的や

ここまでの経緯は完全の哲学のそれや



54: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:03:39 ID:I5mY
ただそれが教団になって、人から人へ伝えられていく内に、信仰になっていったんやと思うねん

最初はそれこそ、ブッダの主張に納得して教団に参加した人ばっかりやろうが、これはどこの教団にも限らず、その教団が大きく歴史の古いものになっていけば、権威が生まれるんよね

既存の主張に対して全くの新参という立場から、世間の常識になってくると、どうしても信仰によってブッダの教えに属する人が、増えてきてしまったんやと思う



55: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:03:42 ID:QN5z
大学では西洋哲学とかも教えてくれるの?



66: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:06:42 ID:I5mY
>>55
宗教学の範囲やけど一応哲学もやるで
まあほぼ独学やが



63: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:05:50 ID:I5mY
これはブッダの責任じゃなくてカリスマ的な哲学者たちの宿命やね

その後教団は分裂していったんや

まず教えを一言一句守るべきという保守派と、柔軟に理解して状況に応じて変えるべきという改革派やな



64: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:06:02 ID:I5mY
この場合、改革派が哲学的やと思うわ

保守派は昔のカトリック教会みたいに、昔からある権威的な教えを信仰してたんやと思う

勿論何度も言うけど、それが良いとか悪いとかの話では無いで



76: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:11:01 ID:NaLM
東洋思想学ぶおすすめの本教えてクレメンス
今度何冊か読んでみたい



82: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:12:05 ID:I5mY
>>76
開祖とか碩学の歴史上の人物は基本著作が現代誤訳されてるからそういうのがおすすめや
ワイは「荀子」がすこ



78: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:11:14 ID:hq6V
仏陀とかよりデカルトのが哲学やわ
仏陀はただの言葉遊び



79: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:11:33 ID:2jP9
既存の信仰から外れて自分で考えたから哲学者言うならキリストもルターも哲学者やな



85: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:12:33 ID:I5mY
>>79
そうやで



88: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:13:51 ID:2jP9
>>85
でもこの2人含めて宗教の改革派って基本的に宗教家として認識されてるわけで
なんで仏陀だけネットではやたら哲学者!すごい!されてるのか謎や



91: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:15:40 ID:I5mY
>>88
あんま言いたくないけどそういう人の頭の中では空想的事を言う西洋の宗教と現実的で「架空の存在」を説かないブッダの二項対立になってるんやと思う



83: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:12:23 ID:I5mY
その後、教団はどんどん分裂していって、いくつものグループが出来たんや

それらのグループの多くでは、ブッダの教えに様々な解釈をして多くの著作を残すんやが、ワイはこれも哲学やなあと思う

そして極めつけが大乗仏教の誕生や



93: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:15:58 ID:QN5z
そういえば西洋哲学では「万物の源は水である」と定義した人が哲学の始まりやとされとるな、名前忘れたが



96: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:16:28 ID:I5mY
>>93
タレスやな



104: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:18:54 ID:AFl8
>>93
世界は原子でできてるわけで
観察して思考して世界を理解して読み解いてたんやなぁすごい



94: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:16:10 ID:I5mY
客観的に見ると、原始教典とは違っていたり、似ても似つかなかったりする教えが多く、生まれたんや

ワイが思うにこれはブッダの教えという、ある種の権威に対する哲学的問いの結果や

これらの経緯によってブッダの考えからは離れたものの、仏教はブッダの教えをただ信じる集団から、広く様々な教えが生まれ議論しあう、広く包括的な学問になったんやと思う



97: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:16:35 ID:3I17
結局上級のボンボンの贅沢な鬱病ごっこやろ仏教とか



101: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:17:35 ID:I5mY
>>97
でも実際にそれが下級国民達にまで広く共感されたという事実は捨てられへんと思う



107: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:19:33 ID:QN5z
>>101
おかげで哲学色が薄められた気もするがな



109: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:20:40 ID:I5mY
>>107
それはそうやね



99: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:16:46 ID:I5mY
その広く大きな哲学的スタイルによって、インドを超えた大乗仏教は、中国やチベットや日本でも様々な流派を生み出したんや

言うまでもなくそれら流派の開祖は、みんな哲学者や

空海も道元も法然も栄西も親鸞も最澄もそうや



100: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:17:07 ID:5KtA
悟るってどういう状況や



103: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:18:45 ID:I5mY
>>100
それが難しいのよ
禅とかでは何度も悟るらしいし、逆に悟ったらそれで終わりなタイプもある
まあワイの宗派的に言えば今の時代にそれをワイらが知るのは不可能や



163: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:41:54 ID:5qIN
>>100
「悟る」
というのは順序立てて考えると見えて来る
釈迦が出家した理由は「苦悩の克服」だった「四門出遊」という古事になってる
つまり釈迦の修行の目的は苦悩の克服をするための修行
そのためには「すべての物事に執着するな」という結論に至った
「母ちゃんが死んで悲しいとか言うんじゃない、ゴキブリが気色悪いとか言うんじゃない、生にも死にも執着するな」と
執着するから母ちゃんの死に「悲しい」という苦悩が生まれるし、ゴキブリが気色悪いという憎悪という執着が生まれる

「すべての執着を無くして、すべてに関する価値観をプラスマイナス0にせよ」と
その結果、どんな事が起こっても、「苦楽を感じない」「涅槃寂静の精神状態になる」という話、涅槃寂静というのは波がまったくない水面のような精神状態

それを悟る過程で「この世はすべて空で幻だ」とか
「この世はすべてのものが繋がっている」という縁起を理解する必要がある



105: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:18:56 ID:2jP9
下級国民に受け入れられるために日本の仏教は上流の作った宗教だった仏教からだいぶ変わってるよな
大乗仏教とか「偉い人たちが高尚なことしてるからとりあえず応援しとこ」的なノリやろし



108: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:20:28 ID:I5mY
>>105
本来はそうではないんや
大乗仏教ほど哲学的な教団は少ないで
なんせ「正しい教え」を自分で主張できるねんから
今はその形が失われてるだけや



111: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:20:52 ID:I5mY
ところがそれを長く続けてると、やっぱりブッダの教えと同じように、古い教えに対する盲目的な服従と権威主義が生まれるんよね

その結果大乗仏教もまた信仰になっていったんや

江戸時代までの日本仏教はほぼ100%信仰や



115: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:21:47 ID:O8JG
仏教的に人生の意味を教えてくれ



118: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:23:45 ID:I5mY
>>115
ないで
仏教に「こう生きるべき」も「生まれた理由」もない
運命決定論は否定されるんや



122: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:25:04 ID:hnvS
>>115
人生の外側があるというのが仏教の世界観や
魂があって魂は輪廻転生を繰り返しとる
人格が磨かれて修業が済めばその苦しみのループから解脱できるから
その達成を目指すのが人生の意味や



140: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:32:02 ID:QUiJ
>>122
その輪廻転生の考えって空思想と矛盾すると思うし、ワイは空思想が仏教とすると輪廻転生は別の考えやと思っとる



158: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:40:07 ID:hnvS
>>140
ワイはそこも含めて仏教やと思っとるわ
一般的な理解もそんな感じやと思うで
脳がなくなったら終わりみたいな唯物論的な世界観と仏教と合わせるのは行き過ぎちゃうか
空観になったら解脱するんやからどっちにしろ一緒のことやけどね



124: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:26:35 ID:I5mY
>>115
すまんあまりにもぶっきらぼうすぎたから補足しとくわ
ただそのままやと相当苦しいからなんとかしてそれに対策しようっていう教えや



126: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:26:55 ID:I5mY
一時期インドの初期仏教を再興して、仏教を一つに統合しようみたいな動きも出たけど、ワイはこれも権威が日本古来の教えから、古代インドに移っただけで、かなり信仰的やと思う

もちろん従来の仏教への改革という側面もあるんやけどな

近代には西洋文明の導入によって、一部教団で哲学的試みが行われけど、正直上手くいったとは思えん



130: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:28:08 ID:QN5z
>>126
一時期っていつ頃?



132: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:28:40 ID:I5mY
>>130
江戸時代の19世紀に入ってからくらいやね
慈雲とかがそう



133: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:28:43 ID:uwEP
>>126
>一部教団で哲学的試みが行われ
ってどんなやろ?ザックリでええけど



142: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:32:51 ID:I5mY
>>133
ワイの宗派のことで悪いけど清沢満之とかが教義を近代思想的に見直そうとしたんや
すまん今根拠の本がパッと出てこんくて名前が出えへんねんけど明治政府の初期の宗教統合運動に反対した僧侶がいるねん
その人とかもそうや
清沢満之は哲学的に信仰を自分の心の中の事として、信仰対象と自分との問題として捉えたけどこれは今では社会性が無いとして批判されてもいる



129: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:27:49 ID:I5mY
現在では日本人の日本仏教のイメージは完全に宗教や

それはチベット等他の大乗仏教の国も、初期仏教教団が分裂した時の、保守派の流れを汲む上座部仏教の国もそうやと思う

ただ歴史を総合的に見れば、大乗仏教はより哲学的で多くの哲学者が生まれたし、日本仏教もその例外では無いで



131: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:28:10 ID:I5mY
まとめるとブッダは権威あるは既存の宗教の主張を否定した哲学者

そこから一時的に信仰的になるも、様々に分裂し哲学的になる

更に大乗仏教によって、仏教はブッダの教えから離れる代わりにより哲学に近くなる

ただ長い歴史の中で様々な仏教の教えが、それ自体古く権威主義的になって現在へ至る



139: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:31:14 ID:O8JG
縁とは何ですか?



143: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:32:59 ID:I5mY
>>139
関わりや



141: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:32:06 ID:2jP9
古代ギリシャの学者にしてもごく一部除いて大半は神を無条件に受け入れてるし
神信じてたら哲学じゃないってのは大雑把すぎるんちゃうか



145: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:34:10 ID:I5mY
>>141
「哲学的要素」に留めた方が良かったかな?



159: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:40:14 ID:QN5z
最近読んだ「考える親鸞」って本がおもろかったわ
親鸞って阿弥陀様の前では思考停止になれみたいな感じやけど、そこに至るまでにはめっちゃ考えるんよな
それが近代の知識人にどう影響与えたかがテーマの本や



165: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:43:04 ID:I5mY
>>159
親鸞自体近代の再評価の中でソクラテスとの比較されて語られたりした人やしな



173: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:45:25 ID:QN5z
>>165
そういえば道元も時間とか論じててハイデガーとかに比較されるくらいの哲学者やったらしいな
ワイには難しすぎて意味わからんかったけど



167: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:44:07 ID:yPwa
「執着しないこと」に執着してしまう永遠のジレンマ



202: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:54:47 ID:hnvS
>>167
これは割と重要な話よね
人里離れた山奥で瞑想してるだけなら別やけど
普通に生活して生きてるかぎり執着しないことなんて無理なんや
だから執着しないことに執着せず
執着はしていいけど苦しむ手前で空の心持ちにもどったらええと思うよ



210: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:58:28 ID:I5mY
>>167
関連する話やと例えば何かの目標を目指さずただ生活の一つ一つを襟を正してなせってのが曹洞宗やね



193: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:50:56 ID:2jP9
昔の哲学には大きな価値があったけど現代の哲学とやらにどれだけの価値があるんやろな
自然科学や社会科学、人文科学が抜けた出涸らしではないんか
現代の哲学に何か新しい物を提供する力はあるのか



199: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:53:38 ID:InsX
>>193
一応生命倫理とか人工知能の権利とか研究対象はあるんやない?



209: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:57:54 ID:hnvS
>>193
日本では無価値とされとるけど
GoogleやAppleでは社内哲学者って役職をおいて盛んに意見ださせとるよ
世界一の企業で価値を認められてるのが現代哲学でもある



212: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:58:35 ID:2jP9
>>209
座禅にはまったビートルズみたいな、意識高い系のごっこ感ある



215: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:00:07 ID:hnvS
>>212
実際に企業がそれで利益あげとるからな
資本主義社会においてはお金の価値は否定できないやろ



217: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:01:01 ID:2jP9
>>215
哲学者が具体的にどうその企業の儲けに貢献したのかわからんといまいち理解できん



243: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:06:23 ID:hnvS
>>217
ワイも理解できとるわけやないが
GoogleはIT時代に入って人間の考える能力というのが新しい需要を喚起すると考えとるんや
ディープラーニングはビッグデータから今あるものを量産することは得意やけど
自分で考えて価値を判断したり新しい物を生み出すことはできない
そこが人間の最後の経済活動になるってことや



246: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:07:30 ID:2jP9
>>243
それで考える能力に長けてるのが哲学者だから雇用しましたってことか?
哲学者以外の学者も思考能力は高いやろし哲学者でないと出来ない何かってのはないんやろか?



259: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:11:27 ID:hnvS
>>246
哲学者でないとできないことはあるでしょ
たとえば倫理学というのは哲学の一分野や
人にとって何が倫理的かということを考えることやな
たとえばそれで日本の自動車の製造過程が環境に優しくないって決めつけられてヨーロッパの市場から締めだされたりするんや
思想が経済活動に影響を与えることなんていっぱいあるし日本の弱点っていつもそこなんちゃうか



265: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:13:39 ID:I5mY
>>259
昨今求められる企業倫理はかなり厳しい社会の審査の目があるもんな



267: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:14:01 ID:2jP9
>>259
確かに「倫理学者?しょうもないことでケチつけてくるカスの集まりやろ」って認識がワイにはあるわ



274: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:16:04 ID:hnvS
>>267
せやろ
それでケチつけてくんなバカどもとか言って反論ができなきゃそこで日本のメーカーは負けなんや
IT時代に入って哲学的な思想はこれからもっと重要になってくると思うで



208: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:57:07 ID:ohGK
にわかやけどブッダより龍樹の考えのほうがおもろいわ



211: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 20:58:30 ID:5qIN
>>208
いや面白いよ
釈迦の教えから「空」の概念を見出したのが龍樹だからね
それがマトリックスとか攻殻機動隊になってる



280: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:18:35 ID:cogE
哲学と仏教で共通すんのは「空」やろ



295: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:22:11 ID:5qIN
>>280
哲学は「空」までは言ってないな
空っていろんな解釈があるんだけど

要するに
「人間が五感で感知できるものは脳が理解できる微弱な電気信号でしかない」と
本当にその感覚が現実なのかどうかは誰もわからない

というのがマトリックスや攻殻機動隊の話になった



306: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:27:18 ID:4nMf
>>295
マトリックスや攻殻機動隊の大元はウィリアム・ギブスンのニューロマンサーやで
1980年代にニューロマンサーが出て
ほとんどの人は「なんだかよくわからんがスゴイ話なのはわかる」状態だったのを
士郎政宗が「ワイ的に解釈するとこういう話かなぁ」って解釈・昇華させて
それに影響受けたウォシャウスキー兄弟が「ワイらの解答はこれ」
ってバトンリレーしてった結果



310: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:28:30 ID:uwEP
>>306
攻殻機動隊てそんな大層なもんだったんやな
士郎政宗おもしろいなーくらいで読んでたわ



288: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:20:50 ID:cogE
空は量子力学って話もあるよな?
よくわからんけど



299: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:23:25 ID:hnvS
>>288
まあ近い思想ではある
無を0有を1とすると
量子力学は0と1が重なり合った状態やから
仏教の空の考え方もこれに似とるとは言える



303: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:26:29 ID:QN5z
>>299
空が無と有の「重なり合った状態」という表現は胸にストンと落ちるわ



307: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:27:30 ID:5qIN
>>303

でもそれはちょっと違う
「空」というのはシューニャというサンスクリット語で0を意味する
だから、無と空でもまた定義がちょっと違うのよ




311: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:28:33 ID:QN5z
>>307
ワイも無と空は違うって言ってるんやが
有と無を超えたもんやと思う



312: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:29:30 ID:I5mY
>>311
ワイは「空間がある」とか「スペースがある」っていう解釈すこや



314: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:30:11 ID:QN5z
>>312
kwsk



320: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:33:20 ID:I5mY
>>314
空間とかスペースというのは「ある」と表現されても具体的に何かが存在する訳では無いやん?



334: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:38:29 ID:xerm
時代錯誤やなぁって思う教えってなんかある?



340: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:40:53 ID:I5mY
>>334
善生経「親が出来る子供の愛し方の一つは適当な時期に結婚させてやることや」
今でいうお見合いの縁談やな



345: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:43:14 ID:xerm
>>340
うーん言うほど時代錯誤かな?



347: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:43:47 ID:df4D
イッチは真宗ニキ?



349: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 21:44:01 ID:I5mY
>>347
せや



398: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 22:20:07 ID:5qIN
仏壇で金取って、念仏ひとつで20万とか
戒名ひとつで60万とか
葬式やれば100万とか

なにをやってるの?て俺は思うよ
日本の仏教って



399: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 22:20:43 ID:I5mY
>>398
戒名に金はかからんで



400: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 22:21:05 ID:5qIN
>>399
戒名で金取ってる連中がいくらでもいるでしょうよ



402: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 22:21:46 ID:I5mY
>>400
戒名にはかからん
かかるのは院号や
そしてそれはマストではなければ義務でもない



407: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 22:24:05 ID:5qIN
>>402
じゃあその院号にしようか

なんで金金ばかりの話になったのかね



420: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 22:29:25 ID:I5mY
>>407
元々寺への貢献をした人への感謝の表明と「大きな功徳を積みました」という証明なんよね
だから毎日掃除したとかでも院号はもらえる
思うに江戸時代の一定の額払って見栄を張りたい人とお金が欲しい人の目的が合致した結果やと思うわ



421: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 22:30:07 ID:NzeI
そもそも仏教がかつてのようにあらゆる人の拠り所にならないと駄目か?



423: 名無しさん@おーぷん 22/09/17(土) 22:31:20 ID:I5mY
>>421
そうじゃないと色々滅びるしなあ・・・


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