2017年06月

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【CBC賞の有力馬診断(後篇)〜イン突きならG1プチ激走の一発キャラ⇔外回しならOP掲示板止まりの善戦マンという二面性馬ティーハーフ〜】
※印は[★激走候補〜△やや有力〜▽やや軽視〜―無印」を表します
△ティーハーフ(国分優)
まずは4走前高松宮記念時の有力馬診断見解を参照↓
『昨年高松宮記念はやや外有利馬場をイン突き。その上、詰まってブレーキを掛ける不利あって、その割には十分に力を見せる内容だった。
一昨年は高松宮記念同日の同コースの条件戦に出走しており、そこで完全外有利馬場を[内枠3枠からインを通る競馬]+[重ハンデ57.5]という厳しいシチュエーションならがも2着に激走。1着はビッグアーサー、3着以下には0.6秒差の大差、高松宮記念と遜色ないタイムで走破などかなりの高評価できるパフォーマンスであった。
この高松宮記念の舞台条件、特に一昨年の競馬を見る限りでは当地で渋った馬場になった時には一番の適性を持っているのはコノ馬である可能性も大。
昨秋スプリンターズSでは外から差す競馬で0.2秒差の善戦しており、その他のレースではドン詰まりやノーチャンスの位置取りばかりで、前走京成杯も度を超えた極悪馬場で外追い込みは不可だったモノ。
まずは、得意の馬場状態になるのと、本領発揮となるイン突き叶う枠順を得られないと始まらないが、もしそこまで好条件揃うならば無視は禁物の適性一番爆穴注目馬。』

・・・
その高松宮記念では穴推奨したのだが、雨馬場と最内枠イン突きというコノ馬のベスト条件で16人気4着プチ激走。
その後は距離1400や距離1200大外回しで、案の定ラストに脚が鈍って4着5着3着という煮え切らない戦績。
少しでも距離が長かったり、少しでも外を回す形になると目に見えて脚が鈍るのがコノ馬の特徴である。
ココでもいつもの大外回しならば馬券内届かずが定位置になりそうだし、もし決死のイン突きをしてくれるならば激走というシーンも描ける。
もちろん、雨の高松宮記念当時とは違って今回は夏開幕週なので馬場レベル的には比較不利ではあるのだが、一番の取捨材料は詰まるの承知でイン突きできるかできないかの覚悟があるのかどうか。


―スノードラゴン(大野)
昨年は[高松宮記念7着→かきつばた記念5着→北海道スプリントC3着]からの臨戦で5人気6着。
本年は[高松宮記念7着→北海道スプリントC3着]からの臨戦。
それだけ見ると衰えは読み取れないが、昨年の場合には高松宮記念は不得手とする超高速馬場での7着善戦だったのに対して、本年の場合には高松宮記念が得意とする渋化馬場になり総じて恵まれた中での7着止まりだったと見るべきだろう。
高松宮記念時は脚元の関係で馬ナリ調教だったのが、昨年とは違ってかきつばた記念を抜いた所で回復したのか攻め強化している点には好感が持てるが…。
能力的にもソロソロ厳しそうなのと、タフな馬場ならまだしも開幕週高速馬場で間に合わせるのは結構難しそうな印象で。


―セカンドテーブル(水口)
コノ馬はOPクラス所属馬の中では出走順決定賞金が最下位ランクという馬。
それだけに昨年後半からは少々無理があっても出られるレースには全部出る的な使われ方がされていたのだが、それでも2着3着続きで賞金積み上げができず。
そのハードスケジュールが祟ったのか、休養を挟んだ前々走と前走はそれまでの堅実戦績とはかけ離れた呆気ない姿だった。
それぞれ休み明け初戦や距離1400などの敗因もあるのだが、それ以外にも問題ありそうなアッサリとした負け方で…コレがいきなり変わるという根拠がない限りは少し手を出し辛い今に思える。


△シャイニングレイ(北村友)
屈腱炎での2年休養を挟んでの復帰戦だった3走前仁川Sは初ダートでの凡走で、2戦目の前々走は距離2000での暴走競馬での凡走で、そこから一気に距離短縮に挑んだ3戦目の前走安土城Sでいよいよ本領発揮という完勝劇だった。
京都芝1400での最内枠からの好位抜け出し競馬は一見恵まれたモノだが、ペースも楽ではなかったし馬場バイアスも内馬に有利でもなかったし、その中でのアノ結果は力を認めてあげて良いと思う。
今回は更なる距離短縮の1200になるが、やはりここまでくると本質的な距離適性が大きな鍵になるか。元はクラシック距離路線で期待された馬で、それが前走距離千四に使われたのは気性面を考慮した止むを得ない判断でのモノ。決して目論見通りの短距離路線というワケでもなく、父ディープインパクトの名前からもスプリントでこそ強い馬というコトは考え辛くもあり。
本質スプリンターである必要はない中京1200コースという点では今回はチャンス十分でも、この路線で躍進という未来には懐疑的。


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コノ馬は調教駆けするタイプで、坂路ならば通常ならば4F52秒ソコソコの時計は出してくる。
それが前走重賞戦では中3週ローテも2週続けて坂路54秒台の時計の出し方は少しハテナで、やはりその前の京阪杯での極悪馬場激走の反動もあったと考えるのが自然な解釈か。
その昨秋も休み明け初戦重賞戦でいきなり6人気3着に走っている様に、寧ろ使い詰めた時よりも休み明け初戦に走る傾向もある馬。
2週前には一番時計を計時するなど文句無しの調教好時計を踏んでいる今回は期待できる。

また、前走のワケ有りの一戦だけ除けば、[瞬発戦の差し展開では不発傾向で、その逆ならばオール好走]という明確な戦績傾向も重視したい(距離1200だからと言って消極差し策を採るとすると危ういかも)。

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次回は「土曜予想」を金曜深夜24時に更新します!

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【CBC賞の有力馬診断(中篇)〜昨夏から今春[500万下→G1大人気]までの快進撃の裏には、全て外枠好枠ゲットで弱点封印の幸運…格落ち戦でも非外枠ではまだ未知数メラグラーナ〜】
※印は[★激走候補〜△やや有力〜▽やや軽視〜―無印」を表します
△メラグラーナ(戸崎)

前走高松宮記念については、前哨戦馬体減後での軽い調教過程や裂蹄防止テープ付きで状態面維持の問題でもあったかも知れないし、そして世間でも言われている道悪敗因説もその通りだろうし。
ただ、その高松宮記念を度外視としても、まだコノ馬の真価については少し断定的に言えない部分もある。

前々走までは外枠を連続で引き当て続けたりしていて、前々走オーシャンSでも好枠中枠から外目スンナリとした競馬ができていた…近況の良さについてはそういう幸運による側面も小さくない。
外枠良績集中・内枠不振馬で、実際に連続好走する前までは他馬を気にする癖も指摘されていた馬で、その弱点が(外枠を引き続けた近走は隠されいただけで)今もあるという可能性は全然有り得る。

そろそろ内目の枠順を引いた暁にはそれが主因で全く動けないという結果になっても驚けない、仮にいつも通りの外枠幸運競馬でも前走ジーワン3人気級の馬だと認める論拠はないワケで…まだ過剰人気のタイミングに思える。


―ラインスピリット(森一馬)
まずは6走前オパールS後の回顧文を参照↓
『これで10月はパーフェクト戦績。
夏場に馬体を維持できずに不可解な凡走から、そして馬肥ゆる秋に入って馬体重を戻して一変というのがパターンなのか(馬体重が増えているという情報が一つも見当たらなかったので、レース前には言えませんでした…)。
昨年は馬体重激走の次走で大幅馬体減で凡走している(今年も調子に乗った使い方で馬体減を起こすようだと危うさも)。
今回は展開に恵まれたのは言うまでもないが、今後も馬体重をこの水準で維持できればOP善戦くらいは連続でできそう。
OP昇級後は今更としか言いようが無い溜める競馬の教育で結果を出せなかったが、この本来の形をキチンと続けてくれるならば…。』

・・・
その後は得意の季節というコトもあって馬体重維持できて、OP1着&3着・重賞5着と好走善戦を積み重ねた経緯。
果たしてその勢いが夏場レースとなる今回にも持続させられるのか…それは一昨年も昨年もこの時季に低迷を迎えている過去傾向からも楽観視はできないと見るが。
前走高松宮記念では馬体重マイナス10もあって崩れたが、今回走り期待を懸ける為には馬体重プラスは絶対条件になる。


▽タイムトリップ(幸)
これまで距離1200路線では4戦4好走で、その後に挑んだ距離1400~1600路線では5戦2好走。
ただし、これを見て距離1200適性馬だと言うのは早計で、2歳スプリント路線というのは基本的には弱い馬しか集まらない路線なので、そこでのOP好走の戦績的な価値はあまり無いという点の意識は必要。
また、OP2勝馬という実績を見ると買いたくなるが、コノ馬が勝利したOPレース2戦(カンナS&クロッカスS)は共に500万下と同水準の超低レベル戦であった。そのピンポイントのレース選択をした陣営は褒められるべきだし、馬に対しては課題評価は禁物だと言える。

近2走はマイル重賞に挑戦して、共に物理的に距離が少し長かったのと、距離マイルのペースで折り合い面に苦労あったのとでパフォーマンスを落とした面も。
これまでは田辺J&戸崎Jという美浦トップクラス騎手を起用して距離をもたせる工夫してきたのが、今回は一気の距離2F短縮。距離1F短縮までは間違いなく条件好転と言えるのだが、いきなり2F短縮となると近半年とはガラリと違う競馬に対応しなければならない点で少し未知な面も不安な面もある。


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前々走準OP戦はHペースのレコード決着で勝利、そして前走重賞戦は一転してスローペースの低速決着という振り幅大きい一戦だった。
コノ馬の場合には折り合いが何よりも鍵という馬なので、後者ではそれが大いにマイナスに作用する立場だった。また、結果的にも内外バラける馬場だった分で折り合い重視の騎乗もし辛くて結構厳しいシーンもあったし、直線では一番伸びない馬場の最内を通らされたし…それで4着まで0.0秒差ならば大健闘と言えよう。
ディープ産駒なので距離1200ではスプリント性能の差はあってしまわないだろうかとの懸念はあるが、それを補える中京コースとハンデ55キロならば、そして人気薄想定であるならば…この相手関係でも十分に上位を狙えるだけの能力馬だと思うので。


▽トウショウドラフタ(横山典)
前走京王杯は距離1400スローで折り合い面でギリギリな所もあったものの、舞台条件向いていた分で5着健闘。
折り合い面だけを考えればもっと距離を縮めればと思えるのだが、その初距離1200だった前々走春雷Sではノーチャンスの位置取りから上がり最速も全く間に合わずの競馬になっていた。
嵌まった時の脚を見ると買いたくなる魅惑馬なのだが、田辺騎乗だったりHペース1400だったり相当ツボに入るシチュエーションでないと能力全てを出すのは困難という馬…距離短縮1200をそれほど味方にできる馬でもないだろうから、あまり過大な期待はしてはならないか。

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回は「有力馬診断の後篇」を木曜深夜24時に更新します

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【CBC賞の有力馬診断(前篇)〜2歳3歳スプリント路線は二流馬の集まり(=一線級馬は無理にでもマイル路線挑戦)なので当該良績はゼロ評価が妥当〜】
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―アリンナ(高倉)
新馬戦以降は全て逃げる競馬で3完勝と3凡走という戦績。
凡走時は全て暴走気味の逃げ競馬になっており、それでも阪神JF8着や前々走橘S5着という戦績は負けて強いという側面もある負け方。
前々走まで距離1400以上で暴走続いたので距離1200に短縮図られた前走葵Sではそれまでの鬱憤を晴らす勝利を得た。ただし、不良馬場で内前馬が全く止まらないシチュエーションでの逃げ切り勝ちなので、コレの真の価値というのは未知数というか懐疑的でもある。
これまでの全3勝は全て京都コース…小柄で薄い牝馬だけに急坂コース替わりはマイナスに転びそうで、今回は逃げ粘り込みするのは結構大変そう。
あと、2歳3歳スプリント路線は二流馬の集まりという点で、現状では戦績不足と言える。


―アクティブミノル(酒井学)
昨年高松宮記念4着はフロックとしてその後は嫌い続けてきた馬 (その高松宮記念はG1なのに次走好走馬が殆ど出ないという低レベル戦で、尚且つトラックバイアスの妙で激走できた4着〜7着馬は評価できない内容でした)。
その後は7走続けて馬券内を外しており低迷している様に見えるが、その高松宮記念が異常だっただけでこれ位の実力の馬だろう。
7走前は重賞で0.2秒差、6走前は重賞で斤量58、4走前はダート、5走前は内前有利展開で外枠外差しではノーチャンスの凡走、3走前はやや外有利馬場を伸びない内目から差す形で4着まで0.2秒差、2走前は外を回される不利、前走は極端内枠d得詰まり0.6秒差。
前々走までは高松宮記念4着の実績からか人気が一定以上落ちてこなかったが、いよいよ本格的に見限れられて今後は大穴馬として買えそう。
上記の通り、近走内容は恵まれていないモノが多くて、OP特別ならば相当恵まれた競馬できれば食い込みは有り得る立ち位置との計算もできる…今回は相手関係がキツいですが今回以降は妙味はある馬という見方はする。

―オウノミチ(未定)
過去の良績は急坂コースor小倉コースでHラップを凌ぎ切るという形に多い。
5走前淀短距離Sは平均ペースで控えて掛かった度外視級のレース内容で、その次のカーバンクルSでは一転してHペース先行で真骨頂の粘り切る形で3着激走だった。そこから休養を挟んだ3走前は逆戻りのSペースで外目中途半端先行で掛かり気味の負けパターン競馬で、前々走は不得手とする京都高速馬場で後方からの競馬では出番なくて止む無し。
前走はさすがに1F長い距離のHペースで厳しかった止む無しの大敗。
得意Hペースになり易い夏場ローカル条件での一変可能性はあると見ているが、それで激走するのは中京1200コースではないだろうとも。

―アルティマブラッド(福永)
準OPクラス以降の好走歴3度は何れも中山1200コース。
その一連の好走歴は関西所属馬ながらも中山コースに狙いを定めて使われた戦略的なモノでもあった。
昇級初戦の前走でも得意中山1200コースのOP特別3着好走で、ただし逆に言えばそれで底が割れたという感も(やや低レベル戦で有利な競馬での3着止まり)。
中山開催が終わったのが今回は中京コース参戦という運びであるが、コース替わりとハンデ増では最近好走時より上のレース振りをしてくれる期待値は低い。

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前々走1400重賞戦では距離千四Hペース持続力適性で好走し、そして前走マイル重賞ではペースや馬場や隊列的に差し追い込み馬に出番がない展開で前残りで好走という内容だった。
そこから東京マイルのNHKマイルCへとなったら絶好のカモだったのだが、逆に距離短縮で元のスプリント路線に戻してきた。
2歳スプリント路線というのは基本的には弱い馬しか集まらない路線なので、そこでのOP勝ちには価値は無い。ただし、本来は距離スプリントの方が向いていそうな馬が、それよりレベル高い距離1400~1600路線で好走してきた馬の出戻りは評価しなければならない。
コノ馬の場合にはドンピシャでそれだと思うので…久々距離スプリントに軽斤量出走となる今回は弾けてくる可能性も。

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《→火曜は一日引越し作業していまして、帝王賞は簡易扱いでご了承下さい…。
買いたいのはアウォーディーとコノ馬。やっぱり一番上の王道路線を歩んできていた馬の方が強いと思いますし、その中で状態面の不安も小さいコノ2頭を選びます。
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回は「有力馬診断の中篇」を水曜深夜24時に更新します

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☆馬場考察
[先週の芝の伸び所&馬場差の傾向 (※馬場差は[S超高速〜C並〜F超低速]の7段階表記) ]

東京…土はやや外有利、日はイーブン/土はA、日はB
阪神…土はやや内有利、日は外有利/土はA、日はB
函館…土日共にやや内有利/A

[今週の芝の伸び所&馬場差の予想]
福島…1週目/Aコース/伸び所は内有利→イーブン/馬場差はA
中京…1週目/Aコース/伸び所は内有利〜やや内有利/馬場差はA
函館…3週目/Aコース/伸び所はやや内有利〜イーブン/馬場差はA


[ピックアップ競馬場[福島芝]の馬場考察]
2年前の夏の福島開幕週のメインレースであるラジオNIKKEI賞では、[内中を通った馬が上位8頭⇔外を通たされた馬が下位8頭]という結果。
昨年の春の福島開幕週のメインレースである福島民報杯でも、[内を通った馬が上位8頭⇔中外を通った馬が下位8頭]という全く同じ結果。
1年前のラジオNIKKEI賞については、開幕日土曜〜開幕2日目前半までは内有利馬場だったのが、2日目後半から伸び所がイーブンに推移した分で、内外有利不利ある結果とはならなかった。
(※本年の福島民報杯は開催週が2週目に移行している)

例年の傾向で言えば、福島開幕週の芝メインレースは完全内有利決着が起こりがちで、何よりも内を通れる馬探しが予想の最重要ポイントになる位に。

ただし、夏開催としては初の“エアレーション馬場”であった昨年開催で、上記の傾向が覆される新傾向が示されたのも重く見る必要があるか。

まとめると…開催初日は内有利傾向、2日目は内有利からイーブンへの変動に注意、そして2週目or3週目には外有利傾向の発生に注意。
例年では有効な戦略だったラジオNIKKEI賞の内馬決め打ちについては慎重に…。

☆先週のレースレベル(暫定値)(ブログでは土曜分のみ)
(※以上=Hレベ以上 CD=水準上レベル =水準下レベル DE=低レベル =超低レベル)
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☆先週のレースからの次走[激走]要チェック馬リスト(抜粋)
[土曜函館11R大沼S] 4人気9着ジェベルムーサ
競馬王2017年6月発売号のグラサン師匠の鉄板競馬より

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ジェベルムーサは体質がかなり弱くて、これまでも休み休みでしか使えておらず、万全の状態で使えたというレースの方が少ないくらいの馬。

逆に万全に仕上げてしまうとレース本番では力が出せないみたいで、年齢を重ねた最近では見事に陣営の手応え(大竹調教師コメントのトーン)とレース結果が反比例している。

5走前ブリリアントSは長期休み明け初戦で陣営トーン超弱気で8着。距離長い2100で、超Hペースでのボウマン積極騎乗で、これは寧ろ健闘と言って良いパフォーマンス。

4走前エルムSは陣営トーン上昇で2人気7着凡走。

3走前武蔵野Sは陣営トーン超弱気で14人気6着健闘。

前々走ポルックスSは「これまでで一番と言っていいくらい雰囲気が良い」といつになく好感触の陣営トーンで、結果はそれの真逆を行くかの様に過去に無い様な大敗。

前走オアシスSは陣営泣きのコメントで9人気6着健闘(不向き東京マイルで斤量58を背負って外々を捲り気味の大味競馬)。

そして今回エルムSは、岩田J「以前乗った時より状態はすごくいい。行きっぷりも仕上がりもいいですね」・大竹師「追い切り良い、元気が良い、体調が凄く良い」と、コメントを素直に読み取れば期待したくなる場面で4人気に推されたが、案の定と言うべきか1.8秒差の9着に大敗。

一つ断っておきますが、大竹調教師を批判したい意図は一切無いです(こんな調教師批判や騎手批判に読める内容を、非ゴシップ系の競馬雑誌に掲載したのは中々挑戦的だったと思います…)
別に大竹調教師コメントに限らず、陣営が手応えを持った時点でピークアウトを迎えてしまう馬なのではないかという読みです。
なので、間隔が空いたローテで、陣営が仕上げ切れていないタイミングならば…それプラス狙い澄ましたかの様に舞台条件まで揃う場面が今後あるのかどうか分からないですが・・・。


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《→コノ馬は中長距離路線で活躍中の〇〇〇〇〇の半弟。父がDインパクトからDブリランテに替わった分で、より大型に出てより鈍重さが強調されている印象もある。
初戦はダートでの勝利で、2戦目は新潟最終週の非高速馬場での勝利。その500万下勝ちはレースレベルDEなので、決して強い馬だとは言えない。
最も綺麗な馬柱を持つ馬としての過剰人気もあるのか上位人気に推される模様ですが…芝開幕週馬場且つ器用さ問われる開幕週小回り1800条件でというイメージは持てない馬ですし、同じく過剰人気受けながらもメッキが剥がれた鞍上にも期待薄ですし、激走はナシと見ます。

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☆先週結果と宝塚記念プチ回顧


→1着サトノクラウンは出走馬の中で最も間隔が空いていた大阪杯からの直行ローテ、3着ミッキークイーンはVMで何もせずで余力溢れた臨戦過程、2着ゴールドアクターは春天組ですが当初から宝塚目標且つ横山典2戦目という上昇場面(ミッキークイーン同様に春天では競馬をしていなかったという話)。
一方で春天激走馬を筆頭に、前走頑張ったという馬は厳しい結果に。

宝塚記念の牝馬活躍傾向は、本質的に牝馬が有利ではなく、予想文でも書いた通りヴィクトリアマイルローテが肝になっていると思います(非VM組だった昨年マリアライトも宝塚記念メイチの意図での2度叩きローテ=今年のゴールドアクターパターン)。
近年では春天激走馬はとことん走れていません。
間隔が空く大阪杯からの直行組、余力を残して挑めるヴィクトリアマイル組(好走凡走問わず)、例外としては数少ない宝塚記念目標馬…来年の宝塚記念予想でもコレ重視が一つの出発点にできると思います。

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《→5走前葉牡丹賞は消極策で直線では挟まれてブレーキを掛ける不利が響いた一戦。
4走前ホープフルSはタフ馬場でこのペースで逃げては大失速も止む無しというモノ。
3走前セントポーリア賞は500万下のレベルを超えたHレベル戦。
2走前は妥当な自己条件勝利。
前走プリンシパルSはHペース前目追走からよく掲示板内に粘り込んだという内容。
前走は東京コースだった分で粘り辛かったのもあって、本来は今回のような小回りコースの方が持ち味が生きそうなタイプ。
OP以上のレースでは向かないレースでの凡走ばかりな為に、無駄にハンデを背負わされないのも好感。
前残り展開ならばコノ馬の粘り込みというのも大いに有り得ると見る。

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【ブログ重賞OP予想】
阪神11R宝塚記念(勝負度D)
[印]
◎ミッキークイーン
〇10キタサンブラック
△2ゴールドアクター


[見解]

まずは実質8頭立ての全頭の見解一覧です(結論文はその下です)。
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1ミッキーロケット
5走前神戸新聞杯では世代横綱に食らい付く激走で、4走前菊花賞は明らかに長い距離での健闘で、3走前は価値ある相手関係(シャケトラ)を下す勝利。
2走前京都記念と前走大阪杯ではスタート△から後手を踏んで上がり上位の脚を追い込むも届かずという競馬に。
過去の道中位置取りとレース結果を比較すると、明らかに前目で競馬できた時に強い競馬をしている傾向が認められる。

今回が好発競馬になる保証があれば穴で期待したい一頭になるのだが、現時点ではその保証はどこにも無い。その点で言えば間隔が空いたローテはプラスになるのだが、そのせいで急仕上げという別のマイナス要素が出ている。
某サイトでは『(音無師)「直前は軽めと思っていたが、今朝もビッシリとやってしまったよ」と訳の分からないことを言う』との暗雲漂うこぼれ話も晒されていた。

また、モタれ癖もより増してきており、最内枠を引いたのでラチ沿い競馬ならば面白いかも知れないが、本当に本当に上手く行ったのみというカンジ。


2ゴールドアクター
当初は春始動戦から宝塚記念への直行ローテが予定されていたのが、始動戦でのあまりにもの不甲斐なさ故に天皇賞春を追試して課された経緯。
その始動戦では折り合いを欠き気味の追走だったのが、天皇賞春では乗り替わり効果か出遅れ非先行策の効果か折り合いについては進境を見せてきた。
次に繋がるレースをできて&新鞍上横山典Jに1戦でも手綱を経験させられた点で、春天出走組で最も純粋なプラス材料を持ち合わせているのはコノ馬と言えるかも知れない。
前走に引き続き手綱を取る鞍上横山典Jにとっても、今回宝塚記念が(勝利しない限りは)同馬とコンビを組む最後のレースになりそうなだけに、勝負するしかない場面になるはず(以後については前主戦騎手に手戻りが既定路線)。
つい半年前で見せた力を出せば足りてくるワケでもあるし、それを出すべく準備をできての参戦にも見えるココは一発の魅力もアリ。


5シュヴァルグラン
最近3走連続で◎打っている通り結構高評価している馬ですが、それは中長距離という距離面が最たる理由だからであり、その距離路線ではない昨年宝塚記念では距離面を最たる理由に危険人気評価をしました(5人気9着)。
近年では天皇賞春好走馬の宝塚記念不振傾向も認められてきています。そりゃ、距離3200と距離2200と全然違うので、距離3200を主に適性で好走した馬にとっては後者レースは大きな壁になって当然の話。
それにドンピシャで当て嵌まるのが完全ステイヤーのコノ馬。
特に今期はベスト距離の適鞍2つ(阪神大賞典→天皇賞春)に全てを懸けてきたという調整過程とレース本番を経てきているので、やはりその流れで別次元のレースと言える宝塚記念でも…と勢いで連続好走できる可能性は低いと見ます。


6シャケトラ
前々走日経賞については、大型マンカフェ産駒で大きく跳ぶ馬で、母父にはシングスピールが入っておりスタミナ〇で、鞍上は中山外捲り戦法のコツを掴んでいる田辺Jで、如何にもこんな(持久力問われる流れで)大味な競馬をさせれば一番の能力を出せるというレース振りをしてきた。
逆に言えば小細工する様な競馬は合わない馬で、3走前日経新春杯が鞍ズレを起こす程だった様に折り合い面には結構怪しさあって、前走春天では出遅れ先行策が致命的に働いて撃沈。
それから距離短縮の条件好転と、前走の失敗を見た上で乗られる今回は再び本領発揮が想定できる場面。
その上で、ハンデ53の日経新春杯2着・田辺マジック日経賞1着のやや戦績不足で確実に足りるとは言えない点でどうか。


7レインボーライン
コノ馬の一線級での好走歴と言えばバテた馬を交わす形が向いた菊花賞2着だけ…JCでも日経賞でも外を回しても内を回してもどちらも捌き遅れて良い脚一瞬の内容。折り合い不安だけの問題じゃなくて、末脚の質的にも直線勝負しかできない様などこか不器用というか注文が付く印象はある。
だからこそ今回の少頭数レース・格上相手での一発という魅力はあるのですが…でも能力一枚落ちの可能性と人気落ち限定的ならば引き続きリスク高めという評価をします。


8ミッキークイーン
前々走阪神牝馬Sでは気持ち短い距離マイルだったのと、直線入口で包まれる様な形は好きではないのかと、そもそも休み明け初戦はエンジン掛かり遅い説もあって、どれが主因なのか全てなのかも知れないがやはり渋さは見せた。それでも段々とエンジンが掛かってからは後続を離す一方の一流馬の走りだった。

それに対して前走ヴィクトリアMでは左回り主犯説が有力であるが、全く競馬をしていないのは事実。阪神牝馬Sで粉砕した相手がVMで軒並み激走した比較からも、VMは度外視・阪神牝馬Sで評価上げという解釈をすべきか。
また、前走で全く競馬をしていない分で、少しキツめのこのローテながら余力十分で上積み見込める調教過程となっているのは大きなプラス材料。

牡馬の底力・持続力が生きる宝塚記念の舞台条件が良いとは言えないが、今回よりも大変だった昨秋有馬記念5着しているならばレース質次第で好走可能なポジションに居るとは見られる。


10キタサンブラック
昨年宝塚記念3着以降は5戦4勝2着1回。唯一の2着はサトノラビットと大きな斤量2キロ差によって、サトノダイヤモンドを除けば現役トップ馬サトノダイヤモンドと同タイムで敗れただけ。
コノ馬に対して、能力的な面でケチを付けられる点は一つも無いでしょう。
どの陣営にキタサンブラックに逆らっては寧ろ好走確率を下げるコトは承知しているはずなので、馬場の紛れがない限りは昨年程の厳展開に巻き込まれる危惧もそこまではしなくて良いだろう。
キタサンブラックの力を出し切る競馬ならば他を寄せ付けぬ力量上位であるだけに、武豊Jが油断競馬してキレ負け展開にしない限りは順当勝利と見ます。


11サトノクラウン
前走大阪杯では馬体重マイナス12キロとパドックでの姿を見る限りでは、結果的には本調子にまで持っていけなかったのが第一の敗因に見えた。その前から休み明け初戦に良績多く、続戦だとすぐ凡走する様なムラが目立つ戦績だった馬。
今回宝塚記念では一雨あれば馬場条件好転など変わり身見込めてくるのだが、ただ上記の懸念が出ているので今回の中2ヶ月の十分とまでは言えないレース間隔での立ち直り具合が最重要ポイントに…堀調教師のギリギリ間に合うか間に合わないかという微妙なニュアンスのジャッジコメントからも立ち直り不安もそれなりに。
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まずポイントはキタサンブラックの扱い。
実は今回のメンバーでキタサンブラックと鎬を削ってきたと言えるのはゴールドアクターとシュヴァルグランだけで、他のメンバーについてはキタサンブラック経験が浅い馬ばかり。
だからこそ未知の魅力で新星に軍配なのか、又は非Hレベル馬と見てキタサンブラックに軍配なのかですが、やはり後者の方が正解に近いと思います。
新星候補4歳馬については強調できる戦績と言えば、所詮は4歳馬同士で潰し合った戦績になる。非4歳馬の該当馬についてもツボに嵌まった時の戦績だけが目立つ馬になる。
キタサンブラック自身の問題で取りこぼしの可能性はありますが、やはり馬券の軸という扱い未満は有り得ないと。

そして、キタサンブラック以外から入るならの本命馬はミッキークイーンに。
その個別馬見解は上記を参照して頂くとして、宝塚記念は3年前を境に激走する馬がガラリと変わっていて、近3年は如何に宝塚記念に体調を合わせて(=余力を持って)出走できたか否かが大きく作用している様に思える。
だからこその(とっても丁度良い位置にある都合の良いレース)鳴尾記念・ヴィクトリアマイル組の活躍傾向に繋がっているのだと。
今回のメンバーは2〜6番人気が横一線オッズにも表れる様に、適性加味した能力については本当に甲乙付け難い…でも、そんなのを緻密に計算するよりも過酷な条件でより問われてくる状態面で幾らでも覆るのだと。
そこでミッキークイーンは能力高いのは証明済みで、その上で前走競馬せずのお陰でこの中間は馬体充実させて状態上昇一途という最も理想的な過程は相当有利と読んで…キタサン以外で最も3着内を期待できるのはコレという予想です。
(3番手評価ゴールドアクターも前走春天凡走したお陰で大目標宝塚記念で上昇余地が見込める古豪として評価。)

≪ワイド◎〇(80%)、馬単〇→△(10%)、馬単〇→◎(5%)、馬連◎〇(5%)≫

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