オリンピックでもパラリンピックでも、日本人が活躍しています。ところで、「パラリンピックのパラって何?」。障害者のスポーツ大会であることは間違いありませんが…。
最初の「パラリンピック」は、「パラプレジア(Paraplegia)」から来ていると言います。脊髄損傷による下半身麻痺(パラプレジア)を持つ選手を対象とした大会として始まりました。出場資格を脊髄損傷の車いす選手に限定していたことから、「下半身まひ」を意味する英語の「パラプレジア」とオリンピックを組み合わせました。
しかし、後に大会は拡大し、さまざまな障害を持つアスリートが参加するようになりました。具体的には、肢体不自由(上肢・下肢および欠損、麻痺)、脳性麻痺、視覚障害、知的障害を持つ選手が参加する大会です。「パラリンピック」の「パラ」は、身体障害者を対象とした世界最高峰のスポーツ大会を指します。
そのため、「パラ」の意味も「パラレル(Parallel)」、すなわちオリンピックと並行して行われる大会という意味にシフトしました。現在では、一般的に「パラリンピック」の「パラ」は「Parallel」を意味するものと広く認識されています。すなわち、障害を持つアスリートが世界最高峰のスポーツを競い合う場であり、その精神は「並行して」オリンピックと共存するものとされています。
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