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神竜たちを眺める

 毎年初夏に神竜丸(Echinocactus parryi)が咲いてくると嬉しくなります.エキノカクタスの中では育て易いとは言え,ちょっとしたことで刺落ちするのは太平丸以上です.底赤の綺麗な黄花を見て,今年も元気にしているなと確認してホッとするのです.
神竜2022
神竜全体2022
 何年か前に頂いた種子から袖接で育成した神竜たちがいくつか居ます.接木で促成栽培したので太っちょではありますが,同じロットなのにそれぞれ個性が見られます.刺色が赤いのが良いですね,やっぱり.
神竜接ぎ降ろし2022
 今年揃って降ろしました.袖短台付きではありますが,これから締めてゆくと良い顔つきになることを期待しましょう.一番大きなのサイズの個体は,もう花が来ています.多分来年からは自家種子生産が出来るようになると思います.そうしたら神竜丸も園芸的に磨きをかけられるかなと楽しみにしています. 

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久々のコロンさん訪問 2022梅雨

 一昨年の秋以来,久しぶりの訪問です.四日市に前泊,朝はのんびり起きて高角駅へ.いつものようにそこから歩いて20分足らず.この日は棚卸し月末祭ということでした。小売中心の経営ではないにもかかわらず,いつもながら多様な品揃えで,ビギナーを大切にしているなぁと思いました.いつも思うのですが,ここの客層は若いですよね.ボクのような年金生活者はあまり来ていないように見えます.
コロンさん22梅雨①2022
 売店ハウス以外は立ち入り禁止なので、外からちょっと覗かせてもらいました。接木ものはさほどなく、沢山の実生が並んでいるのが頼もしい限りです.また今回ハウスを眺め回して改めて気が付いたのですが,ここは全体としてハウスの遮光は弱めですね.
コロンさん22梅雨②2022
コロンさん22梅雨③2022
 今回は園主さんは仕入れに出られていて不在,お話できず残念でした.お持ち帰りは,兜2株,エビサボが2種,そして小さな瑞雲丸です.
コロンさん22梅雨お持ち帰り2022
 なんで今更兜なの?と笑われそうですが,ウチの兜を全面的に立て直そうかなと思っているんです.

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小粒のレブチア ファブリシー

 このレブチアファブリシー(Rebutia fabrisii MN126)は,レブチアの中では,やや遅咲きというか,春から咲き始めるものの毎年梅雨の時期にある程度まとまって咲いてくれます.良い色合いですよね.ハウスの中をパッと明るくしてくれます.
レブチファブリ2022
レブチファブリ花2022
 しばらくしてまた一定数の花がまとまって咲きました.
レブチファブリ③2022.
 この株,数年前に友人から分けてもらった時は小さな角ポットに収まっていたのですが,毎年植え替えるごとに鉢サイズがアップして,かなり大きな株になりました.こうなってくるとそろそろ危ないのです.何しろMN126の故郷は,アルゼンチンフフィ州Valle ColoradoからSanta Ana辺り,標高は2600−3000m,完全に高山性です.どうみても蒸れには弱そうです.これからのシーズンの水やりは大層気を使います.

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梅雨のお出かけ

 春の移植が終わり,一斉に種を蒔き,少し暇になったので出かけることにしました.なので,ちょっとだけお休みします.選挙の公示がなされましたが,田舎町では何も変わらぬ日常が続き,国政選挙はテレビの中だけのことのようです.しかし,ボクは最近の「仮想有事」を理由にした軍事費の増額を声高に叫ぶ連中にたいそう違和感を感じています.軍備を増強することが戦争を防ぐことにならないことは歴史が教えています.
梅雨の朝ロビ2022
 帰ってきたら,袖からの接ぎ降ろしを一斉に行い,今年のキリン接ぎをスタートさせます.

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プシスの原種 No.15 短毛丸

 これほど古くから広く栽培され,また交配に使われたサボテンも珍しいのではないかと思います.ボクが子供の頃,プシスの短毛丸と花盛丸(それぞれらしきものと書くべきかもしれません)は駄物中の駄物でした.こんなものにもFN付きの種子がいくつかあり,このEchinopsis eyriesii KK1474はその一つです.数年前にこの貴重な真性短毛丸を頂きました.KK1474は,アルゼンチン フォルモーサ州が故郷ですが,あまり詳しい情報がありません.毎年花を咲かせていたのですが,ちょっとしたタイミングで写真が撮れず記事にするのが延び延びになっていました.
 花の様子はこんな感じ,当たり前ですが特に変わったものではありません.
短毛丸①2022
短毛丸②2022
 この株の肌の荒れようは,特にこの遺伝子型の特徴というわけではなさそうですが,何やら原地球のようで,気に入っています.
短毛丸③2022
 一株しかないので真正の種子を採るわけにはいかないのですが,どんな風に着果するのか見たくて,由来のはっきりしない短毛丸の花粉をつけてみました.随分と長細いラグビーボール型の果実になりました.
短毛丸果実2022
 こんな駄物だからこそ,アルゼンチンの原野に生えているその植物の姿を見て見たかったのです.幸い仔を吹くので少しだけ外して増やしています.この駄物の真の姿を知りたい人もいるはずだと思いまして.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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