「なんなら殺してやるよ」などと埼玉県警察本部宛てにメールを送り、警察官の業務を妨害したとして、自称・埼玉県の川口市役所職員の男が逮捕されました。

警察によりますと、逮捕された自称・川口市役所職員の入江憲治容疑者は、13日から14日にかけて、埼玉県警察本部宛てに「なんなら殺してやるよというスタンスだ」などと8回にわたりメールを送信し、警察官を警戒業務にあたらせ、業務を妨害した疑いがもたれています。

送られたメールには「殺してやる」との文言のほか、入江容疑者の名前と住所も入力されていたため、警察は入江容疑者の自宅周辺で聞き込みや張り込みなどを行っていたということです。

警察の調べに対し入江容疑者は容疑を認めているということで、警察は動機について調べています。

これらのメールには入江容疑者の名前と住所などが記載されていたことから、埼玉県警浦和東署の捜査員が、15日、入江容疑者宅を訪問。帰宅した本人と接触し、厳重注意しようと試みたが、入江容疑者が、捜査員を”無視”したため、逮捕に踏み切ったという。

調べによると、迷惑メールは、本人の携帯電話から送信されていたという。浦和東署の調べに対して、入江容疑者は「俺がメールを警察本部に送った」と容疑を認めている。動機などは分かっていない。

「殺してやるよ」警察本部にメール　“市役所職員”逮捕