「高収入で簡単な仕事」といった虚偽の求人情報にだまされ日本人が相次いでカンボジアに渡航、強制労働に従事させられる事件があり、日本人12人が現地警察に保護されたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

働かされていたのは南東部スバイリエン州バベットで、捜査当局は特殊詐欺などに関与させられた可能性があるとみている。別の日本人数人が12人のカンボジア渡航に関与しているとみられるが逃走、捜査当局が行方を追っている。

12人のうち数人が在プノンペンの日本大使館に救助を要請。大使館から通報を受けた現地警察が今月、12人が働かされていたカジノ施設を捜索、救助した。捜査関係者は「人身売買の被害者」との見方を示している。12人は現在、プノンペンにおり、日本へ帰国する予定。

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うその電話受けた70代女性 約1億6000万円だまし取られる 千葉

さらに、警察官や検察官などをかたる男らから「逮捕した男があなたの口座に詐欺でだまし取った金を振り込んでいた。あなたの無実を明らかにするために口座の金をすべて調べないといけない」などと電話があり、現金を引き出して指定した住所に送るよう求められたということです。

女性は指示にしたがって3か月の間に10数回にわたって箱に入れて現金を宅配便で送り、合わせて1億6000万円をだまし取られました

スマートフォンに届いたメールの内容を信じた20代の女性が、現金約383万円余りをだましとられる被害があり、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、南魚沼市の女性（20代）は7月2日、スマートフォンに届いた「現在、料金が未納状態となっています。会員削除の処理はメールだけではできない為、カスタマーサポートに電話をしてください」という内容のメールを確認しました。

メールに表示されていた電話番号に電話をかけ、応対した相手に、メールの内容には身に覚えがない旨を伝えたものの、相手から名前・年齢・住所等を聞かれたため伝えると「有料アダルトサイトの未納料金がある。支払ってもらえれば、ほぼ全額返金できる」「コンビニで電子マネーカードを購入して封筒に入れて郵送してほしい」と指示されたということです。

女性はコンビニエンスストアで44万円分の電子マネーカードを購入。記載された番号を電話で相手に伝えた後、指示された場所に郵送したということです。

女性はその後も相手から何度も電話を受け、「全国のアダルトサイトの登録状況を確認したら、複数の登録があり、未納料金がある」などと言われたことで、計6回、約383万円分の電子マネーカードを購入し、郵送をしたということです。

福岡県太宰府市で息子を装ってうその電話をかけ、女性（90）から現金をだまし取ろうとしたとして20日、無職の男（18）を現行犯逮捕しました。

20日午前11時半ごろから午後3時頃にかけて、福岡県太宰府市に住む女性（90）のもとに息子を名乗る男から「脱税の件で友達から借りた100万円を返す必要があり、そのうち50万円を準備して、代わりに取りに行く人に渡してほしい」などと複数回電話がありました。

女性は数日前に、別の男から150万円をだまし取られる詐欺被害にあっていて、警察が女性宅で話を聞いている最中に、息子を名乗る男から電話がかかってきたため、「騙されたふり作戦」を決行。

現金を受け取りに来た男を現行犯逮捕しました。

ニセ電話詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区の無職の男（18）です。

取り調べに対し、男は「SNSで知り合った人から頼まれて荷物を受け取っただけで、現金だとは聞いていなかった」と話し、容疑を否認しています。

2024/5/21(火) 8:29

「オレオレ詐欺」の被害を未然に防いだとして、神奈川県警鶴見署は29日、日本大学4年の阪部全さん（23）＝東京都板橋区＝に感謝状を贈った＝写真。

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感謝状の大学生、孫装い詐欺容疑　石川県警逮捕

石川県警羽咋署は１７日、孫を装い７０代女性から現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、東京都板橋区の大学生阪部全容疑者（２３）＝詐欺容疑で逮捕＝を再逮捕した。

高齢者の孫になりすまして現金をだまし取ったとして、警視庁三鷹署は詐欺の疑いで、東京都中野区東中野の無職、小林伸二容疑者（６８）を逮捕した。「寄付をする方からお金を受け取るだけだといわれた」と容疑を一部否認しているという。

逮捕容疑は、共謀して４月２５日、三鷹市の９０代男性宅に孫を装い、「かばんをなくし、至急現金が必要になった」などと虚偽の電話をして、現金８００万円をだまし取ったとしている。男性が後日、孫に電話したところ、被害に気付いたという。

小林容疑者は現金を受け取る「受け子」役とみられ、同署は残る詐欺グループのメンバーの行方を追っている。

カンボジアを拠点に特殊詐欺をしていたとして男25人が逮捕された事件で、男らが「休みは月に一度で、外にも出られなかった」「食事もおいしくなかった」などと話していることが分かりました。

カンボジアを拠点とした「かけ子グループ」の25人は、札幌市の70歳女性から現金45万円などをだまし取った疑いが持たれています。

グループによる被害は8つの道府県で2億3000万円以上に上るとみられます。

その後の警察への取材で、男らの一部がカンボジアでの生活について「休みは月に一度で、外にも出させてもらえなかった」「食事もおいしくなくウォーターサーバーの水もくさかった」と話していることが分かりました。

また、「2、3カ月の滞在予定だったが帰れなかった。捕まったのは嫌だが正直ほっとした」などとも話しているということです。

#1では関係者の「金に困っている様子はなかった」という証言を紹介したが、ではなぜ特殊詐欺に手を染めたのか。
池田容疑者とデビュー当時から親しかったという俳優仲間がいう。

「池田くんの愛車はポルシェ、その前はゲレンデ（ベンツGクラス）に乗っていた時期もありましたし、仲間に100万円単位のお金をポンと貸したりとその気前のよさは有名でした。
奥さんや子どもたちと暮らす一軒家とは別に、マンションに仕事部屋をひと部屋借りていたので、お金は持っていたはず。なんでこんなことしたのかわからないですが、精神的に不安定で承認欲求が昔からあって、なんらかの形で詐欺グループと接点ができたのかもしれません」

実は池田容疑者は2016年に子どものいる女性と結婚。
そして2018年にはその女性とのあいだに第一子が誕生しており、二児の父だった。
しかし、一家の大黒柱としての意識は希薄だったようだ。

前出の俳優仲間は続ける。

「女性関係は派手で半年前に仕事部屋に遊びにいった際も、奥さんではない、一般の女の子を連れていました。ベッドも置いてありましたし、仕事部屋というよりはあそこはオンナの子や仲間内と遊ぶ“別部屋”でしたね。家庭内はあまりうまくいってないとも話していました。池田君は三茶界隈がホームで、今をときめく人気俳優や海外でも活躍する若手俳優と交流があり、それなりに顔も広かった」

益子町に住む高齢の男性が、現金約6千万円をだまし取られる特殊詐欺が発生しました。警察が把握している県内の被害としては、2023年に入ってから最高額だということです。