東京都知事選（7日投開票）に無所属で出馬し、落選した元参院議員の蓮舫氏（56）が15日、自身のX（旧ツイッター）を更新。14日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」（日曜前11・40）で、タレントの上沼恵美子（69）が自身に言及したことに反応した。

番組では、7日に投開票された東京都知事選について取り上げた。蓮舫氏が3位に沈んだことについて、コメンテーターの1人が「笑顔がすごく作り物っぽいっていうか、心から笑ってないなってのが見て分かるじゃないですか」と語ると、MCの上沼は「そうやね。私が舞台出ていって、お客さん蓮舫さん一番前やったらやりにくいな。笑ろてへんやん」と話した。

上沼は、蓮舫氏の印象について「キツイもんね、なんかちょっと。頭がいいっていうのを出しすぎやねん、全身から。頭がいいねんからしゃーないねんけどね。あれはやっぱり女から見るとね、嫌やと思ったりします」とコメント。「お会いしたことないんでね、蓮舫さん。何も言えないです」としつつも、流行語になった「2位じゃダメなんですか？」との言葉にも届かなかったことに「あれは久々に笑いました」と語った。

蓮舫氏は、この発言を取り上げた記事を引用し「そんな貴女のセンス、これはユーモア？ギャグ？コメディ？なのかしら」とチクリ。「1番前の席に座っていたとしても、私は笑えないなあ」と不快感を示した。

スポニチ

東京都知事選には過去最多56人が立候補したが、小池氏、石丸伸二氏、蓮舫氏の上位3人以外の53候補の得票数が有効投票数の1割未満という結果で、供託金没収の対象となった。供託金は1人当たり300万円。53人合計で1億5900万円が都に納められることになる。都知事選での供託金没収額としては過去最高となった。

政治団体「NHKから国民を守る党」からは、団体に関係する24人が立候補。同団体だけで没収額は7200万円になった。寄付者に掲示板に独自のポスターを貼れる権利を与え、供託金合計額以上の寄付金を集める計画を立てた。告示後の会見で立花孝志党首は、目標額に達していないと明かしていた。

都知事選、渋谷や新宿に「Ｒ」のシール多数　小池氏陣営は「蓮舫さん陣営、剥がして」


黒地に白抜きで「Ｒ」のロゴを書いたシールが渋谷や新宿といった繁華街の電柱や歩道用防護柵、道路標識などに多数貼られていることが分かった。７日投開票された東京都知事選で小池百合子都知事に敗れた前参院議員、蓮舫氏の支援者らが無許可で公共物に貼り付けた可能性が取り沙汰されている。蓮舫氏は無関係との立場だが、小池氏の陣営幹部らは早急に剥がすように求めている。

「蓮舫さん陣営は、街中に貼りまくった『Ｒ』のシールを早急に剥がしてください。やり口は暴走族やピンクチラシと同じですが、普通に犯罪だし笑えません。モラルが無さすぎる」

小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」幹事長を務める尾島紘平都議は５日、Ｘ（旧ツイッター）にこう投稿した。

尾島氏は新宿駅付近で３０枚以上公共物などに貼られた「Ｒ」のシールを確認したとも指摘し、「（小池氏の）街頭演説で『Ｒ』のプラカードを掲げて大声・奇声をあげていた皆さんが貼って帰るのを目の前で見たので、間違いなく蓮舫さんの『Ｒ』です」と書き込んだ。

（略）

蓮舫氏は７日、「Ｒ」のシールが都内で貼られている状況について「まったく意味が分からない」と記者団に語った。

蓮舫さん陣営は、街中に貼りまくった「R」のシールを早急に剥がしてください。やり口は暴走族やピンクチラシと同じですが、普通に犯罪だし笑えません。私が新宿駅付近で確認しただけで30ヶ所以上、都内各地でやっている可能性があります。演説妨害の件も然り、モラルが無さすぎる。街の景観を汚すな。 pic.twitter.com/fbLZfntKT5

— おじま紘平（東京都議会議員・練馬区） (@ojimakohei) July 5, 2024