日本最大規模のインデックス投資家「GPIF」をマネしたい部分と、一考したい部分
マネーポスト、藤川里絵さんの「さあ、投資を始めよう!」
はじめに
「GPIFもプロなんだからアクティブ投資を積極的にやれ」みたいな言説を唱えるプロっぽい人も散見される中、珍しくすら感じる「GPIFを真似」をしてみようという趣旨の記事。好感を持ってしまいました。
- GPIFは、比率固定型。4資産均等。
- 比率変動型は信託報酬が高め。
- バランスファンドは、「値動きの荒さに心理的負担を大きく感じる人や、運用期間を短く設定したいシニア世代には魅力的」
- 年齢、リスク許容度などから、自分にとって居心地がよい資産配分を見つけるべし。
(._.)φ。
とまあ、ご紹介した記事はバランスファンドの話でしたが、今回のお題はGPIFの方にフォーカス。「GPIF」をマネしたい部分と一考したい部分、です。もちろん、私の趣味で,での話です。悪しからず。
マネしたい部分
これは、次の二つ
- インデックス投資
- 固定比率の長期分散投資
ここはぜひマネしたい。
一考したい部分
これは、
- 債券の組込
- 日本株の比率
の二つ。
GPIFの場合は、100年オーダーの長期投資が背景にあります。なので、当面の期待リターンがマイナスとしか思えない日本債券も、50年オーダーで考えて(米国長期債券の例になりますがそのくらいのオーダーで低迷しているケースがある)、今は長期的な仕込み時であるという判断もありだと思うんですけど、個人の場合は50年低迷されると困ります。
あとは、日本株の比率ですね。時価総額分散派としては、世界市場ポートフォリオ(日本株比率5%程度)で考えたい。
両者ともGPIFにとっては、日本株を外せないという立場があるように思いますし、リスクを調整する方法として個人向け国債使えないので、普通の債券になっちゃいますよね。
ただ、藤川さんの記事にもあります通り、個人としては、資産配分は自分に合っているかどうかが大切と心得ます。
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