バイアンドホールドの浸透
発信される長期投資のメッセージ
”株価の歴史的な急変動に動揺が指摘される新NISA(少額投資非課税制度)の利用者には「長期・積み立て・分散投資が重要だ」として、「冷静に判断してほしい」との認識を示した。”
同様のメッセージは、ファンドの運用会社、証券会社、ネットにも多々見られます。長期投資家目線で見るとむしろ「よっしゃあ、買い場が来たかもしれない」という気分なのかも。
でもしかし。あせる必要はありません。「暴落と言えるレベルまで待っても遅くはない」「真の買い場はけっこう長くて逃げてはいかない」「相場が乱高下する」この辺が3原則。
バイアンドホールドの浸透
さて今回ネットの反応などを見て思ったのは、なんとなーーくなんですけど、「冷静な方」がかつてより増えた感じがすることです。もちろんこれは政府の陰謀だ、自民党のせいだなどとのたまうアンポンタンな方々はいらっしゃいますが、世論が瞬殺しているようにも思われ。
バイアンドホールドの考え方が、一般市民にかなり浸透したような気がします。つい先日も投資とはあんまり縁のなさそうだった知人が、「株価下落で新NISAもうだめだなんて言っている人いるけどわかってないよね」「長期で考えないと」・・・なんて語り出し、黙って相づちを打つだけの私がいたのでした。
このブログを始めた頃に「ITバブル崩壊のとき米国では個人投資家同士が”売っちゃダメ”と支え合った」なんて話を伝え聞き、米国はすごいなーと思ったわけです。当時は冷静以前に、日本人、総じて投資してないですからね。あれから20年。世の中変わりました。
早期リタイア後の当ブログのモチベーション、「普通の人による普通の人のための普通の投資の普及」はもはや達成されたような気がします。もちろん、どこまでもリスクを取らず文句だけを言う人はいらっしゃいますが、そこまで面倒を見る気は当然ありません。他人の信念を否定するなんて不遜でもありますしね。
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