鎌倉よもやま話

2024年7月14日 (日)

7月17日は鎌倉花火大会。

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今度の水曜日は第76回鎌倉花火大会が開催されます。

鎌倉花火大会はコロナ禍での中止などもあり、今年は5年ぶりの開催になります。

今年の打ち上げ数は2500発。決して大きな花火大会ではありませんが、鎌倉の花火大会の名物の水中花火は圧巻。花火師さんが船から海に投げ込んだ花火が水面で点火して、大輪の花を広げます。空高くではなくて、目線の先の水面から花開く水中花火は一見の価値ありです。

水中花火を見るには砂浜が一番のスポットですが、混雑必至。早めに着いて、砂浜でのんびり過ごしながら花火の時間まで過ごすなんていうのもいいですね。

鎌倉花火大会は19時20分から20時10分の50分間。梅雨がまだ明けでいないので、天気予報は微妙な感じですが、5年ぶりに鎌倉の海に大きな花が開くといいですね。


2024年6月 8日 (土)

鎌倉で出会った虫達。

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まずは鎌倉アルプスを歩いたときに出会ったこちらの昆虫…色鮮やかなルックスのこの虫はハンミョウ。鎌倉で見たのは初めてかもしれないし、今までにもあんまり出会ったことがなかったのでうれしかった。

ハンミョウは目の前をちょっと後ろを振り返りながらピョンピョン跳ねるように歩くので“ミチシラベ”とか“ミチオシエ”とも呼ばれます。

今回も目の前をピョンピョンと跳びながら前を行く姿が道案内をしてくれているようでした。

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そして今日の夕方、広町緑地で出会ったこちらはカワトンポ。蛙池の水辺の脇の草に止まっていました。赤トンボやオニヤンマなどのトンボに比べると小さなサイズのトンボですがこちらもとても色鮮やかで美しいトンボです。

普通によく見れる訳ではないけれど、ふっとしたときに出会える自然がすぐ近くににあるのも鎌倉の魅力のひとつですね。


2024年3月 1日 (金)

昔の名前が出ています。

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鎌倉駅東口の島森書店でレジの横に置いてあった地図が気になって買ってみました。

地図のタイトルは『相州鎌倉今昔絵図』と言って、江戸時代に多く刊行された「相州鎌倉絵図」に載っていた“神社仏閣、谷戸、字、山、川、橋…など情報満載の古地図を現在の鎌倉の街の距離感の中に再現”して作られた地図だそう。

昔の地名が載っているところが地図好きに魅力的だったのに加えて、鎌倉の土地を扱う私にとって、昔の地名がわかると、その土地の歴史なり、地理的特徴が推測できることもあって仕事にも知識として必要だなと思って購入。

例えば、御成中学校のある山は天狗堂山という名前だったようです。山に天狗堂があったのでしょうか。今の鎌倉で天狗といえば建長寺の半僧坊が一番有名だと思いますが、江戸時代には御成町の近くでも天狗はいたのかもしれませんね。

2023年9月11日 (月)

マンホールの話。

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道路に埋設されているマンホールって、その都市毎のデザインがあって、各地のマンホールの写真を撮って集めている人もいますよね。

鎌倉市の下水道のマンホールのデザインは基本的には鎌倉市のマークであるササリンドウがまんなかに入っているものか、鎌の字をデザインして入れたものになります。

ところがこの前見かけて気になったこちらのマンホールはまんなかに月と星がデザインされています。

月と星のマークと言えば、鎌倉町のマーク。鎌倉が市になる前、町だったのは明治27年から昭和14年まで…ということはこのマンホールは少なくても昭和14年より前のものということになります。ということは今から84年以上前のものってことだから、そこに繋がっている下水道管もそれだけの歴史があるってことになるのかな。

ちょっとびっくり。マンホールに歴史を感じました。


2023年7月12日 (水)

一年に一回、元旦の夜にしか走らないバスの話。

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稲村ヶ崎と七里ヶ浜の間に姥ヶ谷というところがあります。ローカルのサーファーの間では“姥ヶ谷”と言えばサーフポイントになりますが、国道134号線沿いに江ノ電バスのバス停があります。

今日通りかかった時にバス停に貼ってある紺色の表示が気になって読んでみました。そこには…

「1月1日に限り運行します。発車予定時間20時13分」と書かれていました。

一年に一回、しかも1本だけ、元旦の夜に走る七里ヶ浜行きの路線バス。かなりレアなダイヤで気になりますが、お正月の夜にこのバスに乗っている人がいるのでしょうか?そもそもこのバスはどこ始発なのでしょうか?

気になって江ノ電バスのサイトで、路線図と時刻を調べてみましたが、この路線のバスは掲示されていないようでした。

なんだかミステリマスなバス…いろいろ気になりますね。


2023年5月21日 (日)

イベント目白押しの鎌倉。

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今日は少し前の天気予報がいい方に外れて夏のような日差しの日曜日でした。

今日はここ数年コロナ禍で中止になっていたイベントが復活して、大船では大船祭り、由比ヶ浜通りではボーダーフェスティバル、そして鎌倉海浜公園では鎌人市場と、イベントが目白押しの鎌倉でした。

個人的には仕事でしたが、お昼前に用事があって由比ヶ浜通りの方に行った時には、すごくたくさんのボーダー柄の服を着た人で賑わっていました。

天気がよかったから、きっと大船も海浜公園もたくさんの人出だったことでしょう。

今度の土曜日、日曜日は由比ヶ浜海岸で、こちらも恒例の鎌倉ビーチフェスタが4年ぶりに開催されます。鎌倉ビーチフェスタは海をバックにした特設ステージでのフラダンスなどショーを1日楽しむことができて、砂浜の上には飲食店ブースも多数出店されますので、潮風を感じながらのんびり鎌倉の海を満喫できます。

写真は広町緑地からの夕日、ランニングでぐるっとまわって走っていたら、山の中は暗くなるのが早くて少し焦ってしまいました。

2023年4月25日 (火)

祇園山ハイキングコース。

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4年前の台風の被害で通行止めが続いていた祇園山ハイキングコースがこの4月から修復が完了して歩けるようになったというので歩いてきました。

祇園山ハイキングコースは、小町の東勝寺跡と大町の八雲神社を結ぶ稜線のコースで、鎌倉のハイキングコースの中では一番鎌倉駅から近くどちらの入口へも駅から10分ほど。今回は小町側から歩いてみました。

小町の東勝寺橋を渡って東勝寺跡の入口へ。冒頭の写真は東勝寺の境内の跡池になりますが、ここは北条氏滅亡の土地、ハイキングコースの上り口には北条高時腹切やぐらがあります。

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この階段がコースへの入口、そしてこの階段を上ると腹切やぐらがあるのですが、腹切やぐらへは落石のため入れない状態が続いています。腹切やぐらの上部を巻くようにして、南側にカーブして稜線の道に出ます。稜線の西側は雪ノ下四丁目、東側は小町三丁目あたりでハイキングコースからは時々下に住宅が見えます。雪ノ下側は鎌倉時代には勝長寿院という寺院があった辺りでしょうか。

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コースは細かい、しかし意外と急なアップダウンが続く樹林帯のコースで、この時期はシャガの花がきれいでした。

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稜線を歩くこと1キロちょっと八雲神社への下口の分岐がありますが、まっすぐ進むと祇園山の山頂。山頂は見晴らし台になっており、眼下に鎌倉の町並み、その先には海と稲村ヶ崎を望みます。天気が良い日には伊豆半島から箱根、富士山が見えるようですが、春霞の空の向こうには箱根がかすかに見える程度でした。

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八雲神社への分岐から下りると八雲神社の境内へと舞い降ります…舞い降りるわけではないけれど、ほんとにそんなイメージで、急な階段を下りるとふっと神社の境内に入ります。

境内側の入口には登山口→という木札が立っていますが、駅から近く短いコースですが、小刻みな急登を繰り返すコースは、ハイキングというよりもプチ登山という感じで“登山口”という言葉がしっくり馴染む気がします。

八雲神社から少し鎌倉駅方面に路地を歩くと妙本寺があります。ここは鎌倉時代に鎌倉殿の13人のひとりで北条氏に滅ぼされた比企能員の屋敷があったところ。比企ヶ谷と呼ばれるこの地はちょうど歩いてきたハイキングコースの下の谷戸になります。

ハイキングコースは一時間弱で歩けるコースで、鎌倉の市街のすぐ脇にあるので、手軽に山の雰囲気を感じられて、鎌倉の歴史も感じられる良いコースです。

駅から近く近隣に神社仏閣も多いので、ここもコースに含めていろいろなバリエーションが考えられるコースだと思います。


2023年4月 2日 (日)

シャガとショカツサイと…。

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稲村ガ崎から極楽寺へと抜ける山道の土手、シャガの花とショカツサイの花が競うように咲いていました。

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淡いスミレ色の花がシャガの花、桔梗科の花で種がなく、地下茎から増えていくのだそうです。

そして紫色の花がショカツサイ(諸葛菜)、ハナダイコンとも呼ばれる花で、どちらもこの時期の鎌倉でよく見かける花です。

調べてみたらどちらももともとは中国原産の花で、園芸種として入ってきたものが野生化したようです。

鳥でもコジュケイ(小綬鶏)やガビチョウなど、鎌倉でよく鳴き声を聞く鳥も中国原産の外来種、そして鎌倉の山に棲息するリスもタイワンリス…すっかり溶け込んでいるけど、もともとは外来種、ちょっと複雑な感じです。

2023年3月20日 (月)

鎌倉の桜…2023. その2.

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今日も暖かったですね。休日の谷間の平日、休みだった人も多いのか、今日の鎌倉は人がぞろぞろ、道路も大渋滞で、まるで休日の様でした。

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その暖かさで桜の開花も一気に進んだようで、昨日は咲き始めという印象だった木々もだいぶ花が咲いて、鎌倉山辺りはそれなりにお花見も楽しめそうな感じでした。

残念ながら天気はしばらく下り坂の様ですが、明日はまだ雨ではない様なので、散策がてらお花見も楽しめそうですね。

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見頃を迎えているという本覚寺の枝垂れ桜、自分の目で確かめてみないことには、大町に向かう途中にちょっと立ち寄ってみました。

なるほど満開、で青空に見事に映えていましたが、写真を撮る人がひっきりなしで、ゆっくりと桜鑑賞というわけには参りませんでした。

でも、きれいでしたよ。


2023年3月18日 (土)

御成不動産的“長谷”。

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今日の“出没アド街ック天国”は長谷・坂ノ下にスポットを当てた紹介でした。

ふだん暮らしているところなので、番組の中に知っている方もたくさん出てきて、いつもより楽しく番組を観ました。

写真は長谷にある甘縄神明社ですが、こちらは鎌倉で一番古い神社。本殿は階段を登った高台にあるので景色がよく、長谷の町並みを見渡すことができます。

番組の中でも紹介されていましたが、この境内の入口に鎌倉殿の十三人のひとりである足立盛長の邸があったと言われ、そんな石碑の案内板も立っています。

番組の中でたくさんのお店が紹介されましたが、御成不動産の仲介で借りていただいているお店は3軒ありました。紹介された店舗はいずれも古い建物をリノベーションして利用されているお店で、御成不動産も長谷の町並み創出と、賑わい創出に少しだけではあるけれど、貢献させていただいているのかな、と番組を見ながら思いました。

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