スーパーに行ったら1人で来ている20代くらいの女忄生がいきなり涙をこぼしだした。
私はかなりびっくりしたが、女忄生は涙を拭いていて人に泣き顔を見せないように人通りの少ないところに行った。
父もそれを見ていたようで「お姉さんなんで泣いてるの？」
「なんか悲しいことあった？」
「大学？仕事？家族のこと？」
「どうしたの？お腹痛いの？」としつこく絡み始めた。
女忄生は「大丈夫です」「すみません。」と言って逃げる。
私は父に「そっとしときなよ。」と注意するが父は聞かない。ただ、父を止めている間に女忄生が会計を済ませられたのは良かった。
しかし、店を出た後も追いかけていくから、女忄生は自転車に乗って風のように逃げていった。
私は父が店外まで追いかけようとした段階で
父の腕をつかんで止めたが振り払われた。父は「あの人が自杀殳したらどうするんだ！おまえは人杀殳しだぞ！」
「おまえは都会（田舎な県の都市部レベル）で育ったから心が冷たい！」と怒っていた。
父は店に戻ってからもパートのおばちゃん店員に「どこの人かな？」「あの人よく来るの？」
「いつも泣いているの？」
「どこかの娘さん？奥さん？」
と聞いて店員さんが困っていた。
帰ってからも女忄生の特徴と出来事を近所の人に言いふらして「あれ、どこの人かな？」
「だれか知ってる人いない？」と聞いていた。
母からは「迷惑をかけないようにちゃんとお父さんを見ていなさいって言ったでしょ！」と怒られたが、どちらが親なんだよ…。
私が家から徒歩5分のスーパーにお使い頼まれたのを父が聞いて「俺がいく」としつこいから母が「2人で行きなさい」と言ったんだよね。
駅から遠くて近くに遊ぶ場所も何もない住宅街にある小さなスーパーだからあの女忄生も近くに住んでいる人の可能忄生が高いし、怖い思いしているだろうな。
また会ったら「この間はなんで泣いてたの？」「もう大丈夫？」とつきまとうだろうし…。