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えいとまん日記

馬頭琴とホーミー③

2023年7月1日
これで 3回目の モンゴル伝統音楽の講座です。
今日は 「ホーミーって何?」 という外題なので
具体的な話や ホーミー そのものが聴けるでしょう。

講師は 変更があったようで 前回までの講師と
変って 若い人 (勿論 蒙古の方) になりました。
私は、細かい動作も 良く見えるように 
最前列 講師の目の前に 陣取りました。
聴衆は 30人程で 若干 少なくなっているかな。

講座が 始まりました。

モンゴルでは 「 ホーミーには 自然のホーミー 
 (山・谷・河・滝・森)と  人間のホーミー が あります。」 
  と 言う言葉から 始まりました。
 
何か 深い意味が込められているような言葉であります。
然し それ以上の詳しい説明はされませんでした。
講師は 若いとはいえ 十年近く 日本に住んでいて 
日本語が 可成り流暢なのですが 
時々 意味不明な発言があるので
却って この哲学的というか 詩的というか 
意味ありげな言葉は
最後まで気になっていました。

ホーミーの発祥の地の説明から 講座は始まりました。
蒙古の西部の一地域から始まったもので 
今では 世界の各地に 同じようなものがあるそおです。
代表的なものは モンゴルのホーミーと ロシアのトゥバホーミー
ですが 当然に 夫々の特徴があります。
ロシアのトゥバホーミーは 後から生まれたのですが 
技巧的に 色々なものが開発されています。

ですが モンゴルのホーミーを お話しします。
モンゴルのホーミーにおいて ホーミーの技法は
4種類という人もいますが 講師は 3種類の説明をされました。
  ハリヒラ  (低音)
  シャハ   (高音)
  イセグレ (こぶし状)
基本的には この3種類なのです。
講師は 日本の置ける同種のものとして 
仏教の 読経(どきょう) 声明(しょうみょう) 並びに
卑近な例で アメヤ横丁の魚屋さんの掛け声を
真似してみせていました。

それだけを聞いているぶんには 
何となく出来そうな気がしないでもないのですが。
それに つけても それ程 面白いものでも 
ないような気が してきた。

説明が 一段落して とにかく 実際に 聴いてみないと
始まらないのであります。

講師が 馬頭琴を弾きながら ホーミーを 歌い始めました。

これは 今迄 聞いていたものとは まるで 違うものに なって聞こえます。

普通の声と ホーミーとが 同時に聞こえてきたりもします。
   ( 本当なのです )
講師が モンゴルでは 
「人間の ホーミーに 自然の ホーミーが 応えてくれる。」
と言っていたのが 少し 分かるような気がしました。

連続講座の4回目の最後は 8月5日
「モンゴル歌合戦」という外題なので
これは期待できますよ。 
皆さんも 500円で  このホーミーを聴くことができますよ。
北本市文化センターにて 8月5日 14時からです。
キッと モンゴルの草原を 味わうことができますよ。






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