2024年09月18日

バンコックの風 3

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いよいよ今日は、バンコック東南部にある、ラヨーンに移動する。
漸く、本当に漸く懸案のLFセンサーの設置を、開始できる段取りとなった。
とはいえネットワークが完成して後の調整もあれこれあるだろうから、ようやく入り口にかかったというのが正直なところである。明日に一局か二局が設置できれば、残りは現地のスタッフに任せてシンガポールに帰り、週明けには日本に向かわねばならない。
友人のG君はそんな私を
「相変わらず飛び回っていますねぇ!」
と感心してくれるけれど、本当のところは
「相変わらず這い廻っている!」
といったところである。
ラヨーンは今年一月にサイトサーベイに訪ねて以来。
いずれにしてもここタイは、熱帯の国だから暑かろうがなぁ。
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2024年09月17日

バンコックの風 2

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本日は、中秋の名月 Happy full moon

昨夕、愛弟子のA君がホテルまで会いに来てくれた。
A君は文部省の奨学金を得て、1990年代半ばから2000年まで大阪大学に在籍し、工学博士となられたタイ人である。彼が博士号を得るのと私が教授に昇進したのとは多分同じ頃で、その頃付き合いのあった愛知県の碍子会社に就職の世話をした。ところが二年後に退社して帰国したと、その会社の担当者から報告を受け、私個人としては忸怩たる気持ちになったのは事実である。
その後私は定年退職後、シンガポールにやって来てからはお互いの連絡も復活、昨日で確か四度目のランデブーである。四度目にして初めて退社したわけを尋ねたところ
「ガールフレンドがタイに帰ってしまって、寂しかったんですかねぇ。会社では英語も堪能という事で、何度かアメリカ出張もさせてもらったのですが・・・。親しい友達もいなかったし。」
としみじみ語ってくれた。
ただ帰国してから数年は、タイの会社で職を得ていたらしいが、その後京都にある日本の大企業のタイ支社に職を得て、
「FA機器の販売に関わってます。」
との事、よくよく尋ねれば支社には150名位ほどの従業員がいて、支社長に続く事業部長との事であった。年齢も49歳という事だし、
「次は支社長かな?」
と尋ねたら、恥ずかしそうに
「もう少しかかります。」
と返って来た。
「じゃあ僕は、あなたが支社長になるまで頑張るから。」
と励まして別れた。
久しぶりに、弟子の「坂の上の雲」を目指す姿に、感動を覚えていた。ちなみに彼の日本語は、変わらず堪能であった。

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2024年09月16日

バンコックの風

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昨日から、タイ・バンコックに来ている。
昨日朝午前5時に起床して身繕いし、5時半にはチャンギ空港を目指してグラブタクシーに乗っていた。当然朝ご飯は食べる気にならないので、家人におにぎりを作ってもらった。日曜日の早朝はPIEの渋滞もなく、20分足らずでターミナル4に到着できた。車で走りながらふっと思い出したのは、泉南地方での偉人、松田竹千代さんの事。岸和田中学校を中退してアメリカ合衆国にわたった時、母親から鰹節を持たされ船に乗ったと、年寄りから教えられたものである。75歳の爺のおにぎり弁当と、昔の10代前半の若者の弁当を比較するも大して意味は無かろうが、なぜかそんな昔話を思い出してしまった次第である。ちなみにその松田さん、記憶に間違いなければ、文部大臣を務めていらっしゃった頃だろうか、中学校に来られたような記憶が残っている。
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2024年08月23日

大失敗

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SG Arrival Card のOn line提出をすっかり忘れていた。
クアラルンプールから航空機でシンガポールに戻る際には、忘れたことなどないのに。それなのに昨日のジョホール・バル探訪、マレーシアへの入国カードMDACは忘れず提出したが、往路・運転手付きレンタカー、復路・乗り合いバスだったこともあって、いやはジョホール・バルで出国して、ウッドランドでシンガポールに再入国というときになって、パスポートを自動装置にスキャンさせたら
「入国カード未提出」
のコメントが表示された。その時になって初めて未提出なのを思い出した。
パスポート審査所の入り口付近には、端末が数台ならんでいるし、QRコードをスマートフォンで読み取ってもオンライン提出が可能となっている。
残念ながら、日本のパスポート検査より、現時点では機能的との印象である。
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2024年08月22日

JBへ

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今日午後ジョホール・バルに出かける。
家人の友人が、空港で転倒して足の骨をおったというので、
「そんなら一度見舞いに行こう!」
という事になった。
いろいろ伺えば、東京で出国のイミグレーションを終えてから転倒、そのままマレーシアに飛んできて、急ぎ入国審査をすませ病院に行ったら、
「骨折しており、手術して・・。」
となったという。
東京での転倒時に処置していたら、ここまで大ごとにはならなかったのではとは、天邪鬼爺の素人判断。まぁ確かに通関後には再入国の手続等面倒なのだろうが、ある種の「不慮の事故」なのだから、そこは臨機応変にやるべきなんだろう。
よくよく考えれば、もう二十年ほど昔ダーウィン出張のため出国手続きを終えて搭乗ゲートにいたら、
「機体の不具合のため運航取り消し!」
となり、関西空港のホテルに案内された。あの時はたいして手続きは面倒でなかったもンなぁ!
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2024年08月18日

負の遺産

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昨日、日本人会の講演会に参加した。
長くこの地シンガポールに滞在していらっしゃるというS氏の
「負の遺産」
という演題の、シンガポールにおける日本の歴史が主題。
実は昨日はその二度目で、私天邪鬼爺は一回目の講演会には参加できていなかった。
それでも、一回目のレジメ併せて配布されたので、急ぎそれに目を通して聴講することが出来、内容の理解にはたいして困ることはなかった。
講演の演題からも想像できるように、第二次大戦・太平洋戦争以降のいわゆる我が国日本の「負の遺産」が内容の中心であった。ただ太平洋戦争が始まって2カ月余りで、日本軍がシンガポールを陥落させた際の、山下・パーシバルの交渉も淡々と話されていたけれど、個人的には山下中将のその後も取り上げてもらいたかったように思う。
それにもう少し遡って明治からの日本・シンガポールの関係を考えるなら、「負の遺産」ばかりではない筈で、その点が大いに残念というか歯痒かったというか・・・。
それから日本軍の蛮行に関して
「Forgive but never forget!」
といったという、Geoge Ye元外相の言葉、これはシンガポール人の友人からも随分と以前に教えられていた言葉ながら、もう少し強調してもらいたかったというのが、講演を拝聴しての実感である。
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2024年08月16日

インターネットでお買い物

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シンガポールでの仕事と関連して、インターネットで装置を買い求める必要が出てきた。装置というより「部品」という方が正確ながら、価格でいうなら装置というのが、正直なところ。早い話日本円に換算して、300万円近い買い物だから、装置とついつい考えてしまう。ただそんな高い買い物をインターネットですることには、爺としては大いに抵抗を感じててしまう。
実際送金を完了し、
「注文を正式に受けたので、発送手続きを開始します。」
と返事をもらってから、手元に品物が届くまでの毎日は、正直なところある意味生きた心地がしなかった。さらに追い打ちをかけるように、若い同僚から
「善さん、本当にいつ届くの?」
と一日おきに催促されほとほと
「70歳を超えて、ええ経験させてもらうは!」
と、実感していたのである。
そしてようやく届いたのが一昨日で、同僚が梱包を開けてみると、その一部が含まれていない。若い同僚は
「すぐ電話しろ!」
と催促というか助言というかをくれるけれど、シンガポールに支店があるとはいえアメリカの会社で、死者に電話をすれば案の定、その手の苦情は、サポート部門にメールせよとの、機械的な返答である。爺は電話をするまでもなく、そんなことは織り込み済みであったので、メールだけはさっさと済ませていたのだ。
それにしてもシンガポール人は、都会人だか田舎者だが、
「全然、常識を持っていないのだなぁ!」
と本音で感心している爺である。
ちなみに残りの部品は、なぜか自宅にとどき、やれやれなのであるが、またぞろ若い同僚は
「なぜ会社でなく、善さんの自宅に届いたのだ?」
と詰問して来る。
「この田舎者!」
と、頭の中で叫んでやった
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2024年08月15日

歳かなぁ?

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終戦記念日 79年目

シンガポールに戻って、一夜明けた。
僅か3泊4日のマレーシア出張だったというのに、今回は結構疲労感を感じてならない。
「歳かなぁ?」
なんぞと心配する年齢はとうに越している。
実際バスに揺られて出勤中うとうとし、次に目を覚ました時街のあちらこちらに翻っている国旗が、マレーシアの国旗でないので
「なんでシンガポールの国旗やねん?」
と不思議に思った。マレーシアに滞在中の三日間、来月のナショナルデーに供えてであろう、国旗がこれでもかというほど、風に揺れていたその印象が強烈に残っていたことにも関係してであろう。言い訳はともかく、あの目覚めた瞬間は、ふとマレーシアにいると錯覚していたに違いない。疲れている証拠だろうと、勝手な判断をしている。
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2024年08月14日

いざ、シンガポールへ

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愛弟子のT君は、昨日早くにマラッカに移動した。
マラッカでは、SATREPSで用いる機器の立ち上げ準備で多忙との事。あと一週間ほどは、マレーシアに滞在する予定らしい。
一方、わて天邪鬼爺は、咋晩プトラジャヤにもう一夜泊まって、今日の午後にはシンガポールに戻る。T君とはもう少し帯同して、あれこれ議論もしたい気持ちもあり、後ろ髪をひかれる思いながら、それでも帰星する。クアラルンプールとシンガポールは、僅か一時間の飛行だし、何かあればまたやって来ても良かろうとの気持ちもあって・・・。
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2024年07月25日

今年は平常年

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シンガポールは、暑い日が続いている。
熱帯だから当たり前と言えば当たり前ながら。
今は南西モンスーンの期間ながら、それも終盤に近づき雨天の日が少なくなってきた。
長期予報では今年は「ラニニャ」という事だったが、ここ一か月はそんな話題も、聞かなくなった。そこでネットサーフィンして調べてみたら、今はむしろ平常の状態で、今年の後半にかけてラニーニャとなる可能性が増加するらしいとあった。という事は、この爺が数か月前に聞いた
「今年はラニーニャ!」
という話は、まったくの間違いか聞き違いだったという事なんだろう。
いずれにしても、この地シンガポールの人に天候の話を聞くつもりで
「今年は例年に比べて雨が多いの?」
と尋ねた場合、
「いや例年より多いようだ!」
といった答えを返す人もいれば、それと真逆に
「いやこれが普通だ。」
と答える人がいて、ぶっちゃけ話熱帯地方のこの国の人々にはお天気のことは興味の外なんだろう。つまるところ全然参考にできないのである。いやむしろ
「あなたは、雷放電の専門家だから、そんなことはあなたの方が詳しいだろう。」
と切り返される始末なのである。
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  鄙サ隸托シ