昨日の記事で
こんなことを書きました。
怒られなくても
子どもたちはわかっています。
わかっていない時は
困っていない時なのです。
困っているからなんとかする。
そのために
自分で考えることを
始めるのです。
昨日の記事はこちら
じゃあ困っていない子に
気づかせるにはどうしたらいいの?
今日はそこをテーマに
書いていきますね。
困っていない子って
本当に困っていなくて
自分でなんとかできるので
そのままても口も出さずに
見守った方がいいのです。
だいたいはそのような子が大半です。
一部に
上記でお話ししたように
本人は気づいていないけれど
これは気づいてもらった方がいい。
と親が判断できる子がいます。
そして
一番対応が必要なのが
困っていない=自分にあきらめている子
なのです。
この3つ目のパターンは
次回また書いていきますね。
本人は気づいていないけれど
これは気づいてもらった方がいい子に対して
まず考える必要があるのは
「今困っている状況なのだと気づかせる必要があるのかどうか?」
を自分の中で確かめることです。
そもそも今本人は
困っていない。
けれどこの先同じようなことを
繰り返していくと
本人はもちろん
周りも迷惑するだろう。
具体的な事例が思い浮かび
実際にそう思えたときは
行動してもいいだろうと思います。
ただ本来は
困っていると不安視しているのは
親だけで
実際にはそれほど困る事案に
ならないことも多いので
自分の困り感や不安だけで
突っ走らず、
周りに相談しながら進めることが大事です。
具体的には
この先同じようなことが起こったとして
実際にどんな困りごとが起こるのか
本人は気づいていないところで
周りの人がどんな気持ちになったり
どんな迷惑を被るのかを
説明します。
ただし反省することを
強制してはいけませんし
物事を親主導で運んでもいけません。
説明をしたうえで
どうしたらいいと思うのか
子どもに質問し
その答えを肯定的に聴くのです。
そこから具体的に
今することが見えてくると思います。
注意しなければいけないのは
親が高圧的に
子どもを誘導して
自分の行動がダメだったと
わからせることに全力を注がない。
ということです。
それをすると
子どもが自信をなくし
自己否定につながっていくので
そこは細心の注意が必要なのです。
だからこそ根底に
子どもの可能性を信じる気持ちが
必要になります。
もっと良くなる力を持っている
そう信じて
その力を引き出すために
質問をしたり
話を聴いているのだという姿勢です。
ダメだからなんとかしないと。
と思って接すると
子どもには否定的な態度が
そのまま伝わります。
困っていない=自分にあきらめている子
についてはこちら
➡困っていない子に気づいてもらうために、親は何をすればいいのか?~自分にあきらめている子~
今日もお読みくださり
ありがとうございます。